ママ友って必要なの?そのメリットは?
よくメディアで取り上げられている「ママ友」という言葉からは、どうしても「ちょっと怖そう」「面倒くさそう」というイメージが連想されることがあります。正直おっくう・・・とママ友との交流を敬遠してしまう方もいますよね。
ママ友とは、学生時代や独身時代の友達とは異なり、「子ども」を介してできる友達です。
幼稚園や小学校・中学校、習い事や部活動など、子どもの成長とともにどんどん広がっていくのがママ友の世界。
子どもが小さければ小さいほど、子どもは子ども・親は親…というように交友関係を区別することが難しいため、ママ友との付き合いは避けられないものかもしれません。
しかし、よく聞くママ友トラブルを想像すると、ママ友の存在そのものが必要なのかしら?無理して付き合う意味があるの?と思ってしまいますよね。
ですが、ママ友を作ることにはメリットもたくさん。今回はママ友付き合いのメリットをご紹介します。
①子育ての悩みを相談し合える
ママ友というのは、同じ母親の目線で育児に一喜一憂している「同志」のような存在です。
そのため、日ごろの子育ての悩みを相談し、理解し合えるのが大きなメリットでしょう。ときには、パパよりもママ友の方が理解し合えるということもあるくらいです。
同じ年齢の子どもを持つ母親としての悩みや愚痴を言い合える・相談し合えるというのは、ママにとって非常に心強い存在ですね。ママ友が、2人目3人目を育てている先輩ママであれば、より頼もしいと思えるでしょう。
ただし、お互いの教育方針やしつけに対する考え方が一致しているママ友でないと、相談しても違和感を抱いてしまうこともあります。
②情報交換をすることができる
地域の子育て情報や近隣の保育園・幼稚園・小学校などの情報、病院や遊び場などの情報に至るまで、様々なことを情報交換し合えるのもママ友付き合いのメリットです。
出産後に引っ越してきて、周りのことがよくわからない…というママにとっては、これらの情報を得ることでスムーズに子育てすることができるでしょう。
ママ友のネットワークというのは、非常に大きな情報源ですから、自治体でもらう近隣施設の情報誌よりも役立つことが多いもの。
実際に利用した口コミや体験談などを参考に、自分の子育てに活かしていきたいですよね。
ただし、気を付けたいのが「噂話」。
地域の情報以外にも、他人の家庭の噂話を好んで話すママもいますので、すべてを鵜吞みにしないように注意しましょう。
③遊び友達ができる
仲良しのママ友ができれば、ママだけでなく子どもにとっても遊び友達ができるというのがメリットの1つ。
これまで親子でしか行くことがなかったお散歩やお出かけも、お友達ができることで行動範囲も広がっていくことでしょう。
幼稚園や保育園に入園する前に近所にお友達ができれば、その子にとって、社会性をはぐくむ第一歩となります。入園先の幼稚園や保育園が同じであれば、ママも子どもも心強いでしょう。
ときには、赤ちゃん同士を遊ばせながらママ同士もたくさんおしゃべりして、ストレス発散をすることもあるかもしれません。
ただし、赤ちゃん同士の遊びは、月齢が小さければ小さいほどトラブルも多いもの。おもちゃの取り合いで喧嘩になることもあるため、目を離さずに見守るようにしましょう。何かあった時はすぐに対応をし、ママ同士のトラブルにならないよう注意してくださいね。
ママ友とは節度を持って付き合おう
ママ友とのトラブルは、親しくなればなるほど起こることが多いようです。
友達とは言えど、「親しき中にも礼儀あり」という言葉のとおり、一定の距離を保って上手に付き合うようにしましょう。
先述したように、噂話を鵜吞みにしすぎて一緒になって誰かの悪口を言ったり、プライベートな部分に深入りしたりし過ぎると、トラブルの原因になることもあります。また、ママ友の自宅に招かれた際など、いくら仲の良い相手であってもマナーを守り、気遣いを忘れないようにしましょう。
物の貸し借りなども要注意!
些細なことがトラブルになると、後々尾を引いてしまうこともよくあります。「以前はあんなに仲が良かったのに」というほど、親しい間柄のママ友でも、1度何かトラブルがあると修復不可能なほど険悪になってしまうことも少なくないようです。
特に近所に住んでいる場合は、幼稚園や小学校などでまた一緒になる可能性もありますので注意しましょう。
なるべくトラブルの火種を作らないよう『適度な距離感』を意識してお付き合いするようにしたいですね。
まとめ
交流の場が広がれば広がるほど、いろんなタイプのママに出会うことになります。
無理をしてまで付き合う必要はありませんが、子育てをしている以上、ママ友という存在は切っても切れない関係でもあるのは事実です。
同じママであっても、年齢も違えば育ってきた環境も異なりますから、価値観や考え方が違って当然です。
最初のうちは「気の合う人がいたら友達になろう」くらいの気持ちで子育てイベントや子育てサークルに参加してみるといいかもしれません。
困ったときに助け合える・子育ての愚痴や相談を気兼ねなく言えるようなママ友ができるといいですね。