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赤ちゃん用日焼け止めの選び方

赤ちゃんにも日焼け止めは必要!?

春先から夏にかけて、日傘をさしたり日焼け止めを塗るなど、日焼け対策を始めるママが増えます。

大人用の日焼け止めは、赤ちゃんの肌にとって良くないため、ママ用の日焼け止めを赤ちゃんとシェアするのは好ましくありません。

赤ちゃんには肌に優しい「赤ちゃん用の日焼け止め」が売られているので、赤ちゃんの肌に合った日焼け止めを用意してあげたいものです。

 

赤ちゃんの肌は弱く、皮膚の厚さは大人と比べて1/3ほどと言われています。そのため、大人よりも紫外線の影響を受けやすいのです。

また、赤ちゃんは地面との距離が近いことで照り返しによって日焼けすることもありますので、しっかりとした対策が必要ですね。

 

このことから、ベビーカーにシェードを付けたり帽子をかぶせるなどをして対策しているママも多いですが、それだけでは日焼け止め対策は不十分。

赤ちゃんにも、しっかりと日焼け止めを塗ってあげることで、日焼けによる害から身を守ることができます。

 

しかし、20分未満のお散歩や外気浴程度であれば、基本的には日焼け止めは不要です。

お出かけの機会が多くなる生後4ヶ月以降になったら、日焼け止めを用意してあげましょう。そこで今回は、数ある赤ちゃん用の日焼け止めの中から、ぴったりの日焼け止めの選び方をご紹介します。

 

日焼け止めの選び方①成分で選ぶ

日焼け止めには、肌に負担のかかる成分が配合されているものもあります。

大人であれば問題ないものでも、敏感肌の赤ちゃんにとっては肌荒れの原因となることもあります。

 

特に以下の成分が配合されていないかをチェックすると良いでしょう。

 

・防腐剤

・合成ポリマー

・着色料

・鉱物油

・界面活性剤

・紫外線吸収剤(ケミカル)

・シリコーン

 

上記に合わせ、アルコールフリーのものを選ぶとより安心ですね。

 

赤ちゃんの日焼け止めを選ぶ際は、このような成分の入っていない「ノンケミカルタイプ」がおすすめです。

また、「無添加」や「オーガニック」の日焼け止めも、無香料・無着色で天然由来の成分で作られているものなので安心して使えます。

 

ただし、商品の中には「赤ちゃん用」と謳っているものであっても、上記のような肌に負担のかかる成分が配合されていることもあります。成分表示をよく確認してから購入するといいかもしれません。

 

日焼け止めの選び方②紫外線カット率で選ぶ

日焼け止めの性能は「SPF」と「PA」をチェックすることでわかります。

SPFの数字が高くなったり、PAの+の数が増えることで紫外線のカット率が上がりますが、紫外線カット率が高ければ高いほど肌への負担が大きくなります。

 

赤ちゃん用の日焼け止めの場合は、SPFは10~20程度、PAは+~++程度のものを選びましょう。普段使いであればこの程度の紫外線カット率で十分です。

ただし、海やプールへ行くなど長時間外出する用事がある場合は、もう少しSPFとPAの高いものを用意すると良いでしょう。

使用するシーンに合わせて使い分けることも大切です。

 

日焼け止めの選び方③落としやすさで選ぶ

紫外線カット率の高い日焼け止めは、石鹸でもなかなか落ちにくいものがあります。

特に赤ちゃん用の石鹸だと、より落ちにくくなりますので、「日焼け止めの落ちやすさ」もしっかりチェックすると良いでしょう。

 

「お湯で落としやすい」など、商品に明記されているものもありますが、そうでないものもあります。

実際に使った人の口コミを参考にするのもおすすめですよ。

 

日焼け止めの選び方④種類で選ぶ

赤ちゃん用の日焼け止めには、下記のような種類があります。それぞれの特徴を踏まえ、使いやすさ・つけ心地の良さなどで選ぶと良いでしょう。

 

【乳液タイプ】

しっとりとしたつけ心地の乳液タイプは、塗ることで保湿効果もあるので乾燥肌の赤ちゃんにおすすめです。滑らかなクリーム状のテクスチャーなので、少量でもよく伸びます。塗りやすいので、毎日のお出かけでもストレスなく使うことができますね。

 

【ミストタイプ】

シュッと吹きかけるだけで簡単に日焼け止めを塗ることができるミストタイプ。

じっとしてくれない小さな赤ちゃんでも、手早く塗れるというメリットがあります。外出先での塗り直しも簡単!

虫よけスプレーと日焼け止めの1本2役をこなしてくれる商品もあります。

 

【ジェルタイプ】

水のようなサラリとしたテクスチャーで、つけ心地も滑らか。乳液タイプだと少しベタつきが気になるという赤ちゃんにおすすめです。

汗ばむ夏の時期は、ジェルタイプの方が塗った後も肌がベタベタしないので快適に過ごせそうですね。

 

まとめ

赤ちゃんがお出かけできるようになったら、赤ちゃん用の日焼け止めも考えなくてはなりません。

日焼け止めは肌に負担がかかりますので、数ある赤ちゃん用の日焼け止めの中でも、より赤ちゃんの肌に優しい日焼け止めを選んであげたいものです。

 

選び方を参考にしながら、日常使い用なのか、レジャー用なのかなど目的に合わせた日焼け止めを選んであげましょう。

また、日焼け止めだけでなく、帽子やベビーカーのシェードを活用したり、紫外線の強い時間帯を避けて行動するなど、工夫しながら赤ちゃんとのお散歩を楽しんでくださいね。

この記事を書いたライター

きくちまい
きくちまい

2歳と6歳の子どもを育てているライター歴3年の在宅ママライターです。 幅広いジャンルで執筆中。日本中のママへ、わかりやすくて「なるほど!」な情報をお届けします!

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