赤ちゃんと夏に散歩は大丈夫?
赤ちゃんとお散歩へ行くようになって、初めて迎える夏。
あまりにもの暑さに、こんな暑い日に赤ちゃんとお散歩へ行っても大丈夫かな?と不安になる人もいるかもしれません。
とはいえ、お散歩が好きな赤ちゃんは、季節など関係なく、ずっとお家の中で過ごすよりも、お散歩したい!と思うかもしれません。
そこで今回は夏にお散歩するにあたって、服装や時間帯など気を付けることはあるのかなどについて紹介していきます。
赤ちゃんと夏に散歩する時の注意点
赤ちゃんと夏に散歩する時、どのようなことに気を付けるといいでしょうか。
【日中の散歩は避ける】
夏のお散歩で、一番怖いのは熱中症です。
赤ちゃんはまだ体温調節機能が未熟であるため、気温が高い日は体の中に熱が溜まってしまうことがあります。
大人よりも熱中症のリスクが高く、最悪死亡するケースもあります。
そのため、日中の気温が高い時間の散歩は避けてください。
夏の日差しが強い時間帯は、大体10時から14時頃。
お散歩をするのであれば、9時ごろまでの早朝か、夕方以降を目安にお出かけしましょう。
【水分補給を忘れずに】
日中を避けてお散歩をするときでも、水分補給を忘れないようにしましょう。
離乳食が始まっている赤ちゃんは、飲める麦茶等を持っていくといいですね。
まだおっぱいやミルク以外は飲めない、飲んだことのない赤ちゃんは、授乳の時間を考えながら、短時間だけ散歩をし、帰宅してからたっぷり授乳をしましょう。
散歩途中に涼しく過ごせ、かつ授乳室などがある施設に寄ることができるなら、そちらで授乳タイムにしてもいいでしょう。
もちろん、ママの飲み物も散歩には必要です。
少しの時間だからと持って行かない方もいるかもしれませんが、お散歩中、赤ちゃんが興味を持ったものから離れられず、長引いてしまうことがあるかもしれません。
忘れずに持って行ってくださいね。
【日焼け・虫刺され対策を万全に】
朝や夕方は気温がそこまで高くなくても、紫外線が強い場合があります。
また、虫は時間帯問わず活動しています。
肌のバリア機能が未熟な赤ちゃんの日焼け、虫刺され対策も万全にしておきましょう。
赤ちゃんから使える日焼け止めや、虫除けも多く市販されています。
ママのものと揃えて購入しておきましょう。
【帽子を忘れずに】
夏のお出かけには帽子は必須。
特に抱っこ紐でのお散歩をする赤ちゃんには、帽子をしっかり被せてあげましょう。
頭へ直射日光が当たるのを防ぐだけでも、体温の上昇を防げるとともに、日焼け防止にもなります。
ベビーカーでお散歩に行く赤ちゃんは、UVカット機能のついたシェードで赤ちゃんを日差しから守ってあげましょう。
ただし、ベビーカーの中が暑くなり過ぎないようにも注意してくださいね。
【汗をかいたら着替えさせる】
赤ちゃんは思った以上に汗っかきです。
ちょっとの時間のお散歩でも、たくさん汗をかくことがあるので、お散歩にはタオルを用意したり、着替えを持って行ったりするのもいいでしょう。
汗で濡れたままにせず、汗冷え対策をしてください。
【天気の移り変わりに気を付ける】
夏はカンカン照りの晴れの日だと思っていても、急に大雨が降ったり、雷が鳴ったりすることがあります。
また台風の多い季節でもあります。
お散歩に行く際には天気予報を確認するのはもちろん、空の様子も家から確認するようにしましょう。
抱っこ紐・ベビーカーの夏の暑さ対策
夏はできる限り日中の気温が高い時間を避けての外出が好ましいですが、どうしても日中にお出かけしなければならない場合もありますよね。
また、朝や夕方でも気温が高く、蒸し暑い真夏日もあります。
そんな時にお出かけするときには、抱っこ紐、ベビーカーそれぞれ暑さ対策をしてお散歩に出かけましょう。
【抱っこ紐の暑さ対策】
抱っこ紐で抱っこしながらお散歩に行く際、ママと赤ちゃんの体は密着していますよね。
お互いの熱を感じ合うので、ママも赤ちゃんもとても暑いでしょう。
そんな時は、
・日傘を使ってママも赤ちゃんも体温が上がらないようにする
・ハンディ扇風機などを使って涼しさを感じる
・日陰を歩く
・冷却タオル、ネッククーラーなどを使って体を冷やす
などの対策が有効です。
また、以下のような保冷剤を使うのもおすすめです。
【ベビーカーの暑さ対策】
ベビーカーは地面との距離が近いため、地面からの照り返しによる熱が赤ちゃんへ伝わりやすいです。
特に、特にコンクリートの地面の時の熱はかなりのもの。
ベビーカーを押している大人にはあまり感じにくいですが、暑さの感じ方はベビーカーの中は全然違うと知っておいてください。
暑さ対策としては、
・冷感作用のあるベビーカー背中シートを使う
・小まめに水分補給をする
・コンクリートの地面の所を避ける
・日陰を歩く
・小まめに立ち止まり、扇風機やうちわであおぐ
などがあります。
まとめ
赤ちゃんは大人よりも熱中症のリスクが高いです。
夏にお散歩をするのであれば、外気温や天気を確認しながら、できる限り涼しい早朝や夕方以降に行くようにしましょう。
また、水分補給は小まめに行い、授乳以外で水分補給が難しい場合には短時間でのお散歩を心がけるようにして下さい。
しっかりと暑さ対策をして、赤ちゃんとのお散歩を楽しんでみてくださいね。