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赤ちゃんがお風呂を怖がる4つの理由

赤ちゃんがお風呂を怖がってしまう!

赤ちゃんをお風呂に入れようとすると、激しく泣いたり暴れたりすることがありますよね。ときにはママの腕にしっかりしがみつくような姿勢をとる子も。

もしかすると、赤ちゃんはお風呂を怖がって泣いているのかもしれません。

沐浴のときは大丈夫だったのになぜ?

怖がって泣き叫ぶと余計にママが焦ってしまうのだけれど…?

という悩みは意外と多いもの。

 

一体なぜ赤ちゃんはお風呂を怖がってしまうのでしょうか?

今回は、赤ちゃんがお風呂を怖がる理由について解説します。

 

赤ちゃんがお風呂を怖がる理由

では早速、なぜ赤ちゃんがお風呂を怖がってしまうのか、その理由から見ていきましょう。

 

【理由①突然裸にされてしまうから】

お風呂に入れるときは、誰でも洋服を脱ぎますよね。

赤ちゃんもそれは同じ。

しかし、低月齢の赤ちゃんの場合、まだお風呂に入るよ…ということが理解できていませんから、突然服を脱がされて裸にされるような感覚です。

体に触れるものが何もないことで、不安になってしまい、泣き出してしまう赤ちゃんもいます。

 

【理由②シャワーにビックリしてしまうから】

赤ちゃんの体を洗うとき、シャワーから出るお湯の勢いにビックリしてしまう子もいます。

ジャー!という音の大きさに驚く子もいるかもしれませんね。

お風呂場は音が響きやすいですから、大きな音を立てると敏感に反応する赤ちゃんもいます。

 

また、お湯の温度にも注意が必要です。

熱すぎたり冷たすぎたりすると赤ちゃんは不快に感じます。

できるかぎり湯船と同じくらいの温度設定にし、大人が触って少しぬるいかな?くらいに調節してみてくださいね。

 

【理由③ママが見えなくて不安だから】

低月齢の赤ちゃんの場合、まだ視力が発達していないためママの顔がぼんやりぼやけて見えています。

お風呂場だと、湯気が充満していつも以上にママの顔が見えていない状態です。

このことから、ママが見えなくて不安に感じてしまうのかもしれません。

 

【理由④体が不安定だから】

湯船に浸かるときは沐浴よりも大きなお風呂に入るわけですから、少し体がプカプカと浮いた感じがします。

その不安定さを怖がってしまう赤ちゃんもいるでしょう。

また、洗い場で体を洗うときの石けんのヌルヌルとした感触や滑って安定しない感覚を嫌がる子もいます。

 

赤ちゃんがお風呂を嫌がる理由と対処法

 

赤ちゃんがお風呂を怖がるときの対処法

赤ちゃんがどんなにお風呂を怖がっても、お風呂に入らないで過ごすことはできませんよね。

とはいえ、お風呂に入るのは毎日のこと。

怖がって泣き叫ぶわが子とお風呂に入るのは大変でしょう。

なるべく赤ちゃんがお風呂を怖がらないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。

対処法をご紹介します。

 

【対処①やさしくママが声をかけてあげる】

お風呂に入る前に服を脱がせるとき。

赤ちゃんと一緒に湯船に浸かるとき。

洗い場でシャワーをかけるとき。

石鹼をつけて体を洗うとき。

すべての動作において、必ず赤ちゃんに「○○するよ」と声をかけてから行う習慣を付けましょう。

 

ママの声は赤ちゃんにとって一番の安心材料です。

やさしく落ち着いて赤ちゃんに声掛けするだけで、赤ちゃんも徐々にお風呂に入ることに慣れていきます。

視力がなく、まだぼんやりとしか見えていない低月齢の赤ちゃんでも、ママの声がそばで聞こえていれば大丈夫。

突然お風呂に入れたり服を脱がせたりすると赤ちゃんは驚いてしまいますから「まず声をかける」ということを忘れないようにしてくださいね。

 

【対処②ガーゼタオルを体にかけてあげる】

服を脱がされてヒヤっとした冷たい空気を感じたり、何も体に触れていない感覚に不安を覚えたりする場合は、赤ちゃんに大きめのガーゼタオルをかけてあげ、その状態でお風呂に入ってみましょう。

たった1枚あるのとないのとでは感覚が違うもの。

赤ちゃんが安心できるように工夫してみてくださいね。

 

【対処③ママがしっかり抱っこする】

湯船に浸かるときは、ママが赤ちゃんをしっかり体に引き寄せて抱っこするようにしましょう。

両手でしっかり支えながらゆっくり湯船に浸かれば、赤ちゃんも体が安定するので怖がらずに入ることができますよ。

洗い場で赤ちゃんの体を洗うときも、石鹼でツルツル滑って赤ちゃんを落としてしまわないようにしっかりと支えるようにしましょう。

少し大きくなれば、お風呂の中で使えるバスチェアやバスマットを活用し、安定した状態で体を洗ってあげるといいかもしれませんね。

 

まとめ

赤ちゃんがお風呂を怖がって泣いてしまうケースは珍しいことではありません。

赤ちゃんにとっては慣れない場所、慣れない世界ですから怖がって当然ですよね。

しかし、だからといってお風呂に入らないと汗疹などの肌トラブルを起こす原因になってしまいます。

怖がる赤ちゃんを安心させるよう、声掛けをするなど工夫しながらバスタイムを楽しみましょう。

 

赤ちゃんが大きくなれば、徐々にお風呂というものが理解できるようになります。

そうなればお風呂場のおもちゃで遊びながら楽しくお風呂に入ることができますよ。

今は大泣きしたり暴れたりする赤ちゃんの対応に四苦八苦しているかもしれませんが、お風呂場での事故やケガが起きないよう、ママは冷静に対処することを心がけてくださいね。

この記事を書いたライター

たけだ あおい
たけだ あおい

東京都出身、埼玉県在住。 現在、パートにて事務職の仕事をしながら、在宅ライター、幼稚園児の娘の母と3つの顔を持っています。 毎日ちょっぴり反抗期の娘の子育てに奮闘中!! 働くママという目線から、同じように子育てに悩み、楽しんでいるママたちのためになる情報をお届けしたいと思っています。

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