赤ちゃんとの冬のお風呂の入り方は?
冬に赤ちゃんをママ1人でお風呂に入れる時、赤ちゃんが湯冷めしないか心配になることはありませんか。
ゆっくり2人でお風呂に浸かり、体を温めてあげようと思っても、お風呂でのお世話はバタバタ。
自分も洗い、赤ちゃんも洗い、お風呂から上がったら着替えさせて…と色々忙しいですよね。
また、そうやって赤ちゃんのお世話に必死になっていたら、ママの体がすっかり冷えてしまっていたということもあるかもしれません。
赤ちゃんもママも湯冷めせず、風邪をひかないよう、冬のお風呂の寒さ対策としては、どのようなものがあるのでしょうか。
赤ちゃんとの冬のお風呂は事前準備が大切
湯冷めは、一度お湯や水がかかった体から水分が気化するのに伴い、体温が奪われて起こります。
そのため湯冷めをしないために、お風呂から上がった後、体が濡れたままの状態を少なくするのがポイントです。
【湯冷めしないための事前準備】
まず浴室や脱衣所を暖かくしておきます。
浴室は浴室暖房がある方はつけておき、ない場合でも熱いシャワーを壁など全体にかけておくと、しばらくの間温まります。
脱衣所は電気ストーブなどで温めておきましょう。
お風呂から出た後、すぐに赤ちゃんのお世話をできるように、次のものを脱衣所に用意しておきましょう。
・ママのバスローブなど、体を拭いた後にサッと羽織れるもの
・赤ちゃん用のタオル
脱衣所で着替える場合には脱衣所に、着替えるスペースが脱衣所にはないという場合は暖かくした部屋に、次のものを用意しておきましょう。
・赤ちゃんの着替え、おむつ
・スキンケアグッズ
・入浴後の飲み物(ミルクやお茶など)
・ママのパジャマ
赤ちゃんの着替えは肌着と部屋着の腕の部分は通しておき、すぐに着られる状態にしておくのがおすすめです。
湯冷めしないための入浴のポイント
準備が整ったら入浴しますが、湯冷めを防ぐために、次のようなポイントを意識してみましょう。
【ポイント①ママが洗う時間をできるだけ短縮する】
ママが体を洗っている間、赤ちゃんには待ってもらうことになりますね。
赤ちゃんには服を着せたまま脱衣所でバウンサーやパットの上で待ってもらうか、もしくは浴室内にマットを敷いたり、バスチェアを置いたりして、そこで待ってもらうなどする方が多いでしょう。
しかし、寝返りを始めるとマットの上でも転がるなど目が離せなくなったり、つかまり立ちができるようになると浴室内で滑るなどの事故につながりかねません。
そのため、できるだけママが体を洗う時間を短くし、赤ちゃんから目を離す時間を短くできるような工夫をしてみましょう。
例えば、洗顔だけはお風呂の前に済ませておく、髪が長いなど洗髪に時間がかかりそうなら、赤ちゃんが寝ている間に入るなど。
また、ゆっくり体を洗って、湯船に浸かりたいのであれば、赤ちゃんと一緒の時はサッとだけ洗い、パパが帰ってきて赤ちゃんを任せられる時に、入り直したりするのもいいでしょう。
【ポイント②バスチェアも温める】
赤ちゃんにバスチェアで待ってもらう場合には、事前準備としてバスチェアも温めましょう。
バスチェアがひんやりとしていたら、赤ちゃんも寝転んだり、座るのを嫌がります。
時間が経つと、また冷えてくることがあるので、38℃程度の熱すぎない温度のお湯をバスチェアと赤ちゃんの体にかけて温めてあげるといいですね。
【ポイント③冬はお昼にお風呂を済ませるのも◎】
冬は特に朝晩が冷えますよね。
お風呂は夜に入る、とスケジュール上決めている方もいるかもしれませんが、敢えてまだ気温の高い昼にお風呂を済ませるのも1つの湯冷め対策になります。
お昼寝前後にお風呂は済ませ、夜は暖かい部屋でゆっくり過ごすのもいいですね。
【ポイント④長湯しすぎない】
寒いと湯船に浸かる時間がついつい長くなってしまう方もいるかもしれません。
しかし、湯船に長い時間浸かると、赤ちゃんの体力の消耗に繋がり、体の負担になることもあります。
皮脂が失われ、肌荒れの原因になることもあるので、長くても5分程度が良いでしょう。
浴室や部屋を温めておけば、その程度浸かるだけでも、体は温まります。
【ポイント⑤吸水性の高いタオルで時短】
ママも赤ちゃんもお風呂から出たら、しっかりと、かつ早く体の水分を拭き取るためにも、吸水性の高いタオルを使うのがおすすめです。
マイクロファイバーを使ったタオルは、体を包むだけでも水分を吸収してくれます。
まとめ
ママ1人で赤ちゃんをお風呂に入れるのは大変ですが、特に冬のお風呂は赤ちゃんもママも湯冷めに要注意です。
湯冷めしないためには、しっかりと事前の対策を行っておくこと、また上がったらしっかりと体についた水分を拭き取ることが重要。
寒いからといって、慌ててバタバタとお風呂に入れては事故の元になりかねません。
お風呂から出た後のことも考えて準備をし、スムーズお風呂を済ませ、暖かく過ごせるよう、湯冷め対策してみてください。