赤ちゃんでも声が枯れることがある!
赤ちゃんの声が「いつもと違う。」「枯れてハスキーな声になっている。」と感じた経験はありませんか?
赤ちゃんといえば高くて可愛らしい声のイメージですが、大人と同様にさまざまなことが原因で、声が枯れてしまうこともあるのです。
ママになると、赤ちゃんのちょっとした変化でも心配になってしまいますよね。
今回は、赤ちゃんの声枯れについてのお話です。
寒くなるこれからの時期は、特に気になるかもしれません。
声が枯れる原因や対処法などをご紹介しますので、是非チェックしてみてください。
赤ちゃんの声が枯れる原因は?
赤ちゃんの声が枯れる原因は、ひとつではありません。
主な原因について、いくつか挙げてみました。
【泣きすぎ】
大きな声で長時間泣くと、声が枯れることがあります。
大声で泣いたことで声帯に負担がかかっていたみ、声がかすれてしまうのです。
赤ちゃんの声枯れでは、ありがちな原因のひとつでしょう。
【風邪によるのどの炎症】
風邪を引いてのどに炎症が起こると、声が枯れてしまいます。
咳をしている場合は、余計に声が枯れやすくなりますよね。
【空気の乾燥】
空気が乾燥していると、風邪でもないのにのどがイガイガしたり、咳が出やすくなったりします。
それが原因で声が枯れてしまうことも。
赤ちゃんの声が枯れている時の対処法
赤ちゃんの声枯れの原因はさまざまですが、原因に合った対処をすることで、治りやすくなりますよ。
それぞれの場合の対処法を確認しましょう。
【泣きすぎ】
泣きすぎが原因の声枯れは一過性であり、のどを休めてあげれば数日で良くなることが多いため、心配はいりません。
赤ちゃんに泣かないでいてもらうのは難しいので、なるべく大きな声で泣く時間を減らしてあげれば、良くなりやすいですよ。
泣いたら早めにあやしてあげることが直接的な対策になるかもしれません。
【風邪によるのどの炎症】
風邪が原因の声枯れも、体調が回復すれば元の声の戻るはずです。
咳がつらそうだったり症状がひどかったりする場合は、受診してお薬をもらうと、ママも安心です。
【空気の乾燥】
のどの不調に、空気の乾燥は大敵。
エアコンを使っていると、特に乾燥しがちになります。
乾燥が気になる時は加湿器を使い、しっかりと湿度管理をしてあげましょう。
部屋の湿度を保つことは声枯れだけでなく、風邪の予防にも役立ちます。
濡らしたバスタオルを部屋に干しておくのも、手軽でおすすめです。
またこまめに水分補給をすると、のどの乾燥を防げますよ。
声枯れが気になる時の受診の目安
赤ちゃんの声が枯れている時、受診した方が良いのか悩んでしまいますよね。
基本的には、泣きすぎや軽度の風邪、空気の乾燥などが原因であり、赤ちゃんがご機嫌で普段と変わらなければ、様子を見ても良いでしょう。
・原因がわからない
・症状が長く続く
・改善せず悪化している
・声枯れ以外に熱など気になる症状がある
・赤ちゃんの機嫌が悪く食欲もない
などの不安がある場合は、早めに医師に診てもらうのがおすすめです。
声枯れだけでなく、呼吸が苦しそうだったりゼイゼイしていたりしたら、すぐに受診してくださいね。
まとめ
赤ちゃんの声が枯れてしまうのは、珍しいことではありません。
大声で泣きすぎたり風邪を引いたり、大人と同じような理由で赤ちゃんも声が枯れてしまうのです。
一時的なものなら心配いりませんが、なかには受診した方が安心な場合もあるため、不安なら気軽に医師に相談してみましょう。