ベビーバスタオルとは?
赤ちゃんの肌は少しの刺激でも赤くなったり傷ついたりと、大人に比べて柔らかく繊細。
ベビーバスタオルは、そんなデリケートな肌に合わせて赤ちゃん用に作られたタオルです。
一般的なタオルより柔らかく、吸水性や速乾性に優れているものが多いので、汗をかきやすく吐き戻しも多い赤ちゃん期でも快適に使えます。
出産準備として、ベビーバスタオルを探しているママもいるのではないでしょうか。
しかしベビーバスタオルにもさまざまな種類があるため、どれが良いのか分かりませんよね。
そこで今回は、ベビーバスタオルの選び方についてご紹介します。
赤ちゃんの肌をトラブルから守るためにも、是非参考にしてくださいね。
ベビーバスタオルは必要?
ベビーバスタオルは必ずしも必要ではありませんが、できれば専用のものを用意してあげると良いでしょう。
前述のように、赤ちゃんの肌はとても敏感です。
大人が柔らかいと感じても赤ちゃんにとってはゴワゴワと硬く、肌が傷ついてトラブルや乳児湿疹の原因になることもあるかもしれません。
また一般的なタオルには、タオルを白くするための蛍光塗料などが使われていることもあり、赤ちゃんの肌に刺激を与える可能性も。
赤ちゃんのことを考えて作られたベビーバスタオルなら、肌に優しく有害成分も入っていないものがほとんどなので、安心して使えますよ。
赤ちゃんに使いやすい大きさや作りなので、快適にお世話ができるのもポイントでしょう。
ベビーバスタオルの選び方
ベビーバスタオルを選ぶ際には、どのような点に注目すれば良いのでしょうか。
【素材で選ぶ】
ベビーバスタオルには、コットン(綿)素材がおすすめです。
コットン(綿)は綿花という天然素材からつくられており、肌に優しく吸水性にも優れているため、寝具や衣類、肌着にも多く使われています。
敏感肌の赤ちゃんなら、オーガニックコットンが良いでしょう。
コットン(綿)の中でも農薬や化学肥料を使わず厳しい基準の元で作られており、人体や環境に害のあるものは使用されていないため、特にデリケートな肌にも安心です。
【肌ざわりで選ぶ】
赤ちゃんの肌に直接触れるベビーバスタオルは、肌ざわりも重要ですよね。
タオルの肌ざわりは織り方で異なり、主に4種類あります。
<パイル>
タオルの基本であるパイル織りは、繊維がループ状になっているため弾力があり、ふんわりとした肌ざわりです。
吸水性も良く、沐浴やお風呂後に最適でしょう。
<ガーゼ>
薄手で目が粗く、通気性の良いガーゼ織りは速乾性抜群。
洗濯してもすぐに乾くので雑菌が繁殖しにくく、清潔に保てます。
<シャーリング>
パイル織りのループの先をカットしてあるものが、なめらかな肌ざわりが特徴のシャーリングです。
先端がループ状ではないので、赤ちゃんの小さな爪が糸に引っかかりにくく安心ですが、吸水性は少し劣ります。
<ワッフル>
凹凸のあるワッフル織りはさらりとしており、汗っかきの赤ちゃんの肌にもべたつかず快適です。
通気性も良く、すぐに乾きますよ。
【形・サイズで選ぶ】
ベビーバスタオルは、一般的な正方形と長方形が使いやすいでしょう。
どちらも小さい赤ちゃんの体をすっぽりと包め、さまざまなシーンで大活躍します。
赤ちゃんが成長してからも使いたい場合は、長さがある長方形の方がより良いかもしれませんね。
【サイズで選ぶ】
赤ちゃんの成長は著しく、あっという間に大きくなります。
用途にもよりますが、小さすぎるとすぐに赤ちゃんの体がはみ出してしまうようになるため、少し大きめを選ぶと良いでしょう。
正方形なら80㎝×80㎝以上、長方形なら70㎝×120㎝位が便利です。
【吸水性・速乾性で選ぶ】
バスタオルとして以外でも赤ちゃんは汗をかきやすく、吐き戻しなども多いため、快適に使うには吸水性もチェックしたいところ。
また使用頻度が高いベビーバスタオルは、洗濯後の乾きやすさも重要です。
素材や織り方によって違うため、上記を参考になるべく吸水性・速乾性に優れたものを選びましょう。
【プラスの便利な機能で選ぶ】
ベビーバスタオルにはシンプルなタイプの他に、便利な作りや機能付きのものもあります。
フード付きやバスローブタイプのベビーバスタオルなら、バタバタしがちな沐浴やお風呂後にぴったり。
フードで赤ちゃんの頭を包めば、髪の毛が乾きやすくなりますよ。
じっとしていられないハイハイ期の赤ちゃんには、とりあえずバスローブタイプのものを着せておけば、湯冷めを防げて安心です。
またUVカット加工のベビーバスタオルなら、お散歩時の紫外線対策としても使えるでしょう。
まとめ
ベビーバスタオルは赤ちゃんの敏感な肌を優しく包んでくれるうえ、お世話しやすいように作られています。
必須ではありませんが、なるべく専用のものを用意してあげると、赤ちゃんにも安心でママも快適ですよ。
また沐浴やお風呂の時だけでなく、さまざまなシーンで使えるため使用頻度も多くなります。
洗い替えも含めて多めに用意しておくと安心でしょう。
今回ご紹介した選び方を参考にして、赤ちゃんにぴったりのベビーバスタオルを選んでくださいね。