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抱っこ紐はいつまで使える?

抱っこ紐はいつまで使える?

赤ちゃんの育児に欠かせない抱っこ紐

おでかけの時はもちろん、寝かしつけや家事をしている時にも使っている、というママも多いのではないでしょうか。

 

しかし赤ちゃんの体重が重くなってくると、だんだんと抱っこ紐を使っての抱っこもつらくなってきますよね。

また歩けるようになると使う頻度や使い方も変わるため「抱っこ紐はいつまで使えるの?」という疑問が浮かんでくるママもいるでしょう。

 

そこで今回は「抱っこ紐はいつまで使えるか」について注目してみました。

卒業のきっかけや長く使うためのポイントにも触れるので、是非参考にしてくださいね。

 

抱っこ紐をいつまで使うかは個人差あり!

抱っこが大好きな赤ちゃんがいれば、自分で歩きたい赤ちゃんもおり、抱っこ紐をいつまで使うかは個人差が大きいようです。

しかし日常的に抱っこ紐を使うのは、2歳までに卒業したという意見が多くありました。

いつまで使うかは赤ちゃんやママの気持ち、状況によって違いますが、抱っこ紐自体はいつまで使えるのでしょうか?

 

抱っこ紐には「SG(Safety Goods:製品安全協会)マーク適合」などの安全基準があり、使用の目安が月齢や体重によって決まっています。

単純に対象としている月齢や体重に達するまでは、使えるでしょう。

 

対象としている月齢・体重は抱っこ紐によって異なりますが、36ヶ月・15㎏までというものが多いようです。

なかには48ヶ月・20㎏を目安にしている抱っこ紐や、抱っこは〇㎏まで、おんぶなら〇㎏までと使い方によって違う場合も。

赤ちゃんの体格はそれぞれ違うため、月齢よりは体重を目安にしたほうが良いかもしれませんね。

 

この表示を守らなければ、抱っこ紐自体や部品が破損したり、落下やケガなどの事故に繋がったりすることも考えられます。

赤ちゃんの安全を守るために、抱っこ紐自体がどの程度の体格・重さになるまで使えるのか、表示をしっかりと確認しましょう。

 

抱っこ紐を卒業するきっかけは?

赤ちゃんはどのようなきっかけで、抱っこ紐を卒業するのでしょうか。

 

【重くなって肩や腰に負担がかかりすぎる】

大きくなって体重が増えると、同時にママの肩や腰にかかる負担も増えます。

無理をすると、慢性的な腰痛やぎっくり腰の原因になることも。

ママの体がつらくなる前に、抱っこ紐の卒業を検討するケースが多いようです。

 

【歩けるようになった】

歩けるようになると、赤ちゃんは歩くのが楽しくなりどんどん自分で歩いてくれます。

今まで抱っこしていた場面でも歩いてくれるようになると、少しずつ抱っこ紐の出番も少なくなりますよね。

 

【抱っこ紐を嫌がるようになった】

自由に動きたい赤ちゃんが、抱っこ紐を嫌がる場合もあります。

また夏場だと暑さや蒸れで抱っこ紐よりベビーカーを使うようになり、そのまま卒業することも。

 

【着脱・持ち運びがめんどうになった】

抱っこ紐は意外に大きくかさばるため、使わない時は荷物になってしまいますよね。

2歳前後だと「抱っこ」「やっぱり歩きたい」を繰り返すのはよくあること。

使わないのにつけっぱなしだと邪魔になるし、その度につけ外しをするのは大変です。

 

そのため、使用頻度が減った時期に思い切って卒業したというママもいました。

 

抱っこ紐を長く使うための購入ポイント

どうせ買うなら、卒業まで使える抱っこ紐を選びたいですよね。

長く使うためのポイントを、いくつかご紹介します。

 

【体重制限をチェックする】

前述のように抱っこ紐には、安全に使える月齢・体重が決められています。

体重制限をチェックしてなるべく長く使えるものを選ぶのも、ポイントのひとつでしょう。

 

【さまざまな使い方ができる】

シーンや成長によって対面抱っこや前向き抱っこ、おんぶなど、さまざまな使い方ができる抱っこ紐は長い間重宝します。

パーツを足したり交換したりでき、新生児から卒業まで使えると便利ですよね。

 

【ママの体に負担の少ないもの】

体重を分散させる機能があると、重くなった赤ちゃんの抱っこも少しは楽になるかもしれません。

ヒップシートが一体になったものや、肩・腰ベルトのクッションがしっかりしたものがおすすめです。

 

【軽量でコンパクトになるもの】

使うか分からなくても、軽くてコンパクトな抱っこ紐ならバッグに入れられ、急に歩かなくなったときに大活躍しますよ。

 

【着脱しやすい】

抱っこしたり歩いたりを繰り返す時期でも、サッと着脱できると赤ちゃんもママもストレスを感じません。

 

【着けたままでも過ごせる】

赤ちゃんが歩くようになると、抱っこしていない時の抱っこ紐をどうしようか悩みますよね。

つけたままだと紐が地面について不衛生だし、動くのに邪魔になってしまいます。

 

布でできたスリングやベビーラップなどは、着けたままでも違和感がなく、おしゃれなママにもぴったりですよ。

 

まとめ

抱っこ紐はそれぞれ使用できる月齢や体重が決まっているため、表示を確認して安全に使用しましょう。

その範囲内であれば、いつまで使うかは赤ちゃんとママによって違うため、状況に合わせて焦らず決めると良いですよ。

 

赤ちゃんは大きくなり、いずれ必ず抱っこ紐を使わなくなる時がきます。

それまでは、たくさん抱っこやおんぶをしてあげたいですね。

この記事を書いたライター

中岡ゆり
中岡ゆり

5歳と2歳の男の子を育児中のママライター。ワンオペの毎日は大変ですが、バタバタと賑やかに過ごしています。 現在はパートをしながら、在宅ライターとしても活動中。ちょっとしたことで不安になり、心配していた0歳児育児。 同じように悩むママたちが、今しかない赤ちゃんとの貴重な時間を安心して楽しめるきっかけになるような記事をお届けしたいと思います。

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