赤ちゃんのお部屋にジョイントマットを敷こう
ベビーショップやホームセンター、100均でも購入できるジョイントマット。
可愛らしい色合いやデザインが多く、赤ちゃんがいるお家ではよく使われています。
赤ちゃんのはいはいが始まると行動範囲が広がり、堅く冷たいフローリングだと手や膝に負担がかかるため、クッションの役割として敷いてあげるといいですよ。
厚手のものには防音効果もあるので、マンションなど集合住宅の家庭では、特におすすめです。
ジョイントマットはパズルのように組み合わせが自由なので、部屋の必要なところだけ部分的に使えるのが便利。
赤ちゃんは離乳食の食べこぼしなどで床を汚してしまうことがありますが、ジョイントマットは汚れた場所だけ取って丸洗いもでき、衛生的です。
便利なジョイントマットですが、家庭に合ったものを選ぶのにはどんなところに気を付けて選ぶのがいいのでしょうか。
4つのポイントを押さえていきましょう。
①部屋に合うジョイントマットの素材
ジョイントマットには素材がいくつかあります。
それぞれのメリット・デメリットを押さえ、お部屋の雰囲気や用途に合ったジョイントマットの素材を選びましょう。
【EVA樹脂】
ベビーショップなどで見かける、カラフルで柔らかい素材のジョイントマット。
厚手でクッション性があるので赤ちゃんが転倒しても大ケガにつながる心配はありません。また、先述の通り、フローリングの堅さや冷えから守ってくれ、防音効果も期待できます。
汚れたら取り外して丸洗いが可能。飲み物などをこぼしても染み込まず、ジョイントマットの隙間もしっかり埋まるので、下に流れていきません。
お手入れが簡単な点でも、赤ちゃんがいる家庭にはぴったりの素材です。
髪の毛やほこりなどのごみが目立つので見つけやすく、衛生的に使うことができますよ。
デザインにもよりますが、値段も安い傾向にあるので、広いお部屋にも揃えやすいです。
気を付けたいこととしては、赤ちゃんが口にしないよう注意すること。
EVA素材は柔らかいので、噛み心地が良いようです。
端の部分はサイドパーツを利用して、赤ちゃんが取り外しにくいように工夫する必要があります。
【カーペット素材】
起毛になっているものや絨毯のような素材など、つなげることでカーペットとして使える素材です。
触り心地が良く、床の冷えから守ってくれるのが特徴。
また、部屋の雰囲気を壊さないので、インテリアにこだわりたい方にお勧めです。
ただし、EVA素材のように汚れに強いという訳ではなく、飲み物をこぼすと浸み込んでしまうこともあります。とはいえ、ジョイントマットなので汚れたらその部分だけ取り外し、水洗いは可能です。
【木目・コルク素材】
フォローリングのような見た目で使いたい方におすすめ。
夏は涼しく、冬は暖かく使えるので、床に触れる赤ちゃんにも優しい素材と言えます。
ジョイントマットのコルク素材は耐水性もあり、汚れにも強いのが特徴です。
ただし、EVA素材ほどの厚みはないので、防音効果はあまり期待できません。
②赤ちゃんにも使いやすいデザイン
ジョイントマットは赤ちゃんにぴったりなカラーや、型はめ遊びができるもの、つなげると道路のようになり車を走らせて遊べるものなどがあります。
赤ちゃんも喜んでくれそうですが、選ぶ時には注意点があります。
【型はめは赤ちゃんには向かない】
型はめ遊びのジョイントマットですが、1歳半を過ぎた赤ちゃでしたら同じ絵柄を見つけて楽しんでくれることでしょう。
しかし、それ以前の赤ちゃんにはまだ難しい遊びです。
バラバラにしてなくしてしまったり、口にいれてしまったりして、片付けをするママが大変になることも。
型はめタイプは、赤ちゃんが成長して買い替えを検討した頃に用意してあげるのがいいですよ。
③使いやすいジョイントマットの大きさ
一般的なジョイントマットの大きさですが、大体30cm×30cmくらいの商品が多いです。
このくらいですと、家具の配置に合わせてマットを敷き詰めたり、汚れた部分を少しだけ取り外して洗ったりするのに便利。
これより大きいサイズは60cm×60cmとなりますが、こちらは敷き詰める時やジョイントマット下の掃除をしたい時に楽というメリットがあります。
大きさによって部屋の雰囲気もがらりと変わるので、好みや使いやすさで選んでみましょう。
➃ジョイントマットの買い足しやすさ
ジョイントマットの商品によっては、他の商品との組み合わせができないものもあります。
もし、幅を広げたい時や汚れで一部を買い替えたくなった時、同じ商品を買い足せるように、行きつけのベビーショップやホームセンター、インターネットなどで確実に同じものを買える商品を選ぶのが無難です。
また、ジョイントマット自体は安いものですが、買い足していくと結構な金額になっていることもあります。
その点も踏まえながら選ぶのがいいでしょう。
まとめ
赤ちゃんが過ごしやすくなるためにおすすめのジョイントマット。
お部屋の雰囲気に合ったものも大事ですが、赤ちゃんのお世話に合っているかどうか、使いやすいかなど比べて購入してみましょう。