赤ちゃんのいる部屋の掃除
赤ちゃんの過ごす部屋をできるだけきれいにして、気持ちよく暮らしたいですよね。
ですが赤ちゃんをお世話していると、なかなか家事にまで手が届かない場合もあるかもしれません。
そんな時は無理せず、ポイントとなる場所や方法だけを隙間時間で済ませておけば大丈夫です。
今回は赤ちゃんのいる部屋の掃除方法についてみていきましょう。
赤ちゃんのいる部屋の掃除頻度は?
気になるのは、どのくらいの頻度で掃除をしたら良いのかということではないでしょうか。
頻度としては週に何回しないといけない、というような決まりはありません。
何曜日の何時に赤ちゃんの部屋を掃除すると決めるのは、赤ちゃんのお世話をしながらだと現実的ではないからです。
それよりも、赤ちゃんがお昼寝したからちょっとだけならできそう!など、隙間時間ができたら掃除をする、くらいの心持ちでいる方が負担に感じにくいのではないでしょうか。
ただし、何日も赤ちゃんのいる部屋を掃除しないとなると、ホコリなどのハウスダストが気になりますよね。
ハウスダストには目に見えないアレルゲンが含まれています。
それが赤ちゃんの体の中に入ってしまうと、悪影響を及ぼすこともあります。
部屋の掃除頻度を気にするよりも、ホコリをためないように日々、短時間で済ませる方が良いでしょう。
赤ちゃんの部屋のお掃除ポイント
赤ちゃんのいる部屋を掃除する場合、できるだけ効率的に終わらせたいですよね。
赤ちゃんのいる部屋を掃除する際のポイントをご紹介いたします。
【床面に近い場所のホコリ取りから】
最初から掃除機をかけてしまうと、排気でホコリを舞い上げてしまうので実は逆効果です。
部屋の中でも特にハウスダストがたまりやすいのは、床面や低い位置にあるテレビボードなど。
つまり、赤ちゃんが生活する高さがもっともハウスダストがたまりやすいと言えます。
そのため、まずはこのゾーンを徹底的に掃除するのがポイントです。
掃除機ではなくまずは掃除用のモップ、それからウェットタイプのワイパーが効率的でしょう。
赤ちゃんのお昼寝中に掃除機をかけるのは音が気になり難しいですが、モップやワイパーならまだ手軽にできそうですよね。
【赤ちゃん目線で掃除するべき場所をチェック】
赤ちゃんが部屋のあちこちをずりばいしたり、はいはいしてママのところに戻った時、赤ちゃんにホコリがたくさん付いている、なんてことはありませんか?
このように、大人と赤ちゃんの生活圏は異なるため、いくら大人が見える範囲だけを掃除しても、あまり効果的ではありません。
例えば、ソファーの下や窓の桟、家具の脚元や裏側、オーディオ周りなどを一度チェックしてみましょう。
掃除用のモップを持ち、赤ちゃんを追いかけるようにママもはいはいして、遊びながら掃除をするのもおすすめです。
【過ごす時間の長いベッド周りも】
赤ちゃんはまだ寝ている時間が長いため、ベッドで過ごす時間も長いですよね。
そのため、ベッド周りの掃除も忘れずに行いましょう。
特に敷き布団やベビーベッドの床板などは赤ちゃんの汗や汚れを吸収しているため、カビが発生しやすい場所でもあります。
赤ちゃんが少しベッドから離れる時は布団を干し、床板を風通しの良い場所に置いておくのも良いでしょう。
赤ちゃんの部屋を掃除する時の注意点
続いて、赤ちゃんのいる部屋を掃除する際は、どのような点に注意したら良いのでしょうか。
【赤ちゃんの居場所】
赤ちゃんはママが持っている掃除道具に興味津々。
例えば掃除機を使っていると、赤ちゃんが追いかけ回って困る…なんてこともあるかもしれません。
コード付きの掃除機の場合はコードに赤ちゃんが引っかかってしまう危険もあるので、赤ちゃんをベビーサークルの中で遊ばせておくなど、掃除中の赤ちゃんの居場所にも注意しましょう。
【換気の方法】
換気のためにこまめに窓を開ける方も多いですよね。
ですが掃除をする前に換気をすると、床に溜まっているホコリを舞い上げてしまう危険もあります。
最初から換気をするのではなく、まずは床面のホコリを取ってから換気をするようにしましょう。
【洗剤の取り扱い】
便利な掃除用の洗剤を使って、効率的に掃除をする方も多いでしょう。
ただし赤ちゃんが触れたり誤飲する可能性もあるので、床に置いたままにせず、手の届かない場所に保管するなど、取り扱いに注意しながら掃除を行うようにしてください。
まとめ
赤ちゃんの健康を考えると、毎日しっかり掃除をすることはとても大切です。
ただ、ママが無理しすぎて「今日もやらなくては」とピリピリしてしまうと、赤ちゃんにとってはあまり良い影響ではないですよね。
ちょっと手が空いたから床面だけ拭いておこうなど、できる時にササッと終わらすのがポイントです。
時には赤ちゃんと部屋遊びをしながら片手で拭き掃除だけするなど、わざわざ掃除時間を作ろうと考えなくても大丈夫。
掃除のポイントと注意点をおさえて、頑張りすぎずこまめにすることを心がけましょう。