赤ちゃんがお風呂に入ると泣いてしまう
あかちゃんのお風呂は毎日入れてあげたいですが、お風呂で泣いてしまう赤ちゃんだと、毎日大変ですよね。
身体を洗ってあげるだけでも一苦労かと思います。
赤ちゃんがお風呂で泣いてしまうのは珍しいことではありませんが、なぜお風呂を嫌がって泣いてしまうのでしょうか。
原因と対策を探っていきましょう。
赤ちゃんがお風呂で泣く原因は?
赤ちゃんはママのお腹の中にいた時は、温かい羊水の中でぷかぷか浮きながら過ごしていました。
その名残で、本来お風呂は気持ち良いと感じるものなのですが、様々な要因から不快感を抱いているため、泣いていることが考えられます。
【怖いと感じている】
お風呂はママのお腹の中にいた頃とは環境が違います。
お風呂の中は明るく良く見えますし、お湯の温度が羊水より熱いかぬるいと感じることもあるでしょう。
お湯の中だからと言って、安心はできないかもしれないですね。
他にも、お風呂は声が反響するので、それが怖いと感じることもあるでしょう。
お風呂に入るために服を脱がされたり、シャワーのお湯が顔にかかることが怖いと感じたりすることもあります。
【不快に感じている】
お湯の温度が適切でない(熱い・ぬるい)と、赤ちゃんは不快に感じてしまいます。
また、脱衣所や浴室の温度が寒い時も、不快に感じていることでしょう。
石鹸のぬるぬるした感覚が不快で苦手という赤ちゃんもいます。
赤ちゃんの体の状態によっても、お風呂に入ること自体が不快に感じてしまうことがあります。
赤ちゃんが眠い、お腹が空いている、のぼせている状態でお風呂に入り続けるとどうでしょうか。
泣いてしまうのも、仕方がないかもしれませんね。
【お風呂が嫌い】
湯船が熱い、顔に水がかかる、あっという間にのぼせてしまう…赤ちゃんが不快に感じる体験を繰り返していると、だんだんとお風呂自体が嫌いになってしまいかねません。
ほかにも、お風呂に入るよりもまだ遊んでいたいと思っていて、お風呂が嫌いになっているかもしれませんね。
【大人の不安が赤ちゃんに伝わっている】
赤ちゃんのお風呂は、子育てが初めてのパパやママにとってはちょっと怖いと感じているかもしれませんね。
特に首が据わっていない時期は、お風呂に入れるのも大丈夫なのかドキドキしてしまいます。
そうしたパパやママの不安は、赤ちゃんが敏感に感じ取ってしまうことがあります。
いつもと違う様子のパパやママに、赤ちゃんが泣いてしまい、その姿に大人は余計に焦ってしまう…なんてことにならないように気を付けたいですね。
【赤ちゃんの体調不良】
発熱や下痢などの体調不良の時は、お風呂も無理はできません。
身体の負担になるので、泣いてしまうようでしたらお風呂はお休みさせましょう。
赤ちゃんがお風呂で泣いてしまう時の対策は?
赤ちゃんがお風呂で泣いてしまう時、どのような対策ができるのでしょうか。
【ガーゼやタオルを活用する】
赤ちゃんはお風呂に入る時、ガーゼやタオルを体に巻いてあげると安心することがあるため、試してみましょう。
ただし、赤ちゃんによっては濡れたタオルだと重く感じてしまうこともあるようです。
嫌がっているようでしたら、ガーゼを手に握らせてあげてもいいですね。
【赤ちゃんのお風呂が楽しくなる工夫】
月例が高くなってくると、おもちゃや赤ちゃん用の入浴剤などを楽しめるようになります。
お風呂が楽しみになるような工夫をしてみましょう。
【安心できる声かけや歌を歌ってあげる】
いつも身近に聞いているママの声がけは、赤ちゃんが安心感を覚えます。
大丈夫だよ、気持ちいいね、と声をかけて安心させてあげましょう。
最初は声がけだけではなかなか泣き止まないかもしれませんが、毎日続けると徐々にママの声に耳を傾けてくれるようになると思います。
やさしく歌を歌ってあげるのもいいですね。
【お風呂の時間帯を変えてみる】
お風呂の時間は、夜でなければいけないという決まりはありません。
眠くなく、お腹も空きすぎていない時間帯にしてみることで、赤ちゃんも気持ちよくお風呂に入れるかもしれません。
【シャワーの水圧やお湯の温度を変えてみる】
シャワーの水圧が嫌という赤ちゃんは、水圧を緩くすることで気持ちよくお風呂に入れることがあります。
お湯の温度も、赤ちゃんにとって熱すぎない38度にすると気持ち良く入浴できることも。
湯冷めには注意が必要です。特に冬は、浴室や部屋を暖かくしておく工夫をしたうえで、試してみてください。
まとめ
赤ちゃんのお風呂ですが、嫌がって泣いてしまうことは、珍しくありません。
様々な対策をしても、赤ちゃんがお風呂を好きになってくれるまでには、時間がかかることもあるでしょう。
赤ちゃんがお風呂で泣いていると心配になったり大変な思いをしたりするかもしれません。
しかし、赤ちゃんが泣くのもお風呂に慣れるまでは仕方がないと、ある程度は割り切って考えることも必要です。
様々な工夫を取り入れながら、赤ちゃんがお風呂の時間を徐々に楽しめるようにしてあげたいですね。