体を洗う時にベビー用バスチェアを活用しよう
赤ちゃんの体は意外と重く、お風呂で抱っこをしながら洗ってあげるのも一苦労です。
ベビー用のバスチェアは、ママが体を洗っている間に赤ちゃんが座って待っているのに便利ですが、体を洗ってあげる時にも活躍するアイテムです。
お風呂が大変だと感じているママは、上手に活用していきたいですね。
バスチェアを使った体の洗い方のポイントや注意点について、しっかりと押さえておきましょう。
ベビー用バスチェアは生後何ヶ月から使える?
ベビー用のバスチェアですが、一般的な商品では首が座った生後3ヶ月ごろから使えるものが多いです。
空気を入れて使うタイプのバスチェアでは、支えるとお座りができるようになる生後6ヶ月ごろから使うことができます。
商品の中には新生児期から使える便利なバスチェアもありますが、新生児はまだ首も腰もすわっていないため、沐浴用のベビーバスを使って体を洗ってあげた方が安全です。
ベビー用バスチェアを使った体の洗い方
ベビー用のバスチェアを使った、赤ちゃんの体の洗い方の手順やポイントをおさえていきましょう。
【①バスチェアを温めよう】
バスチェアは、そのまま赤ちゃんを座らせるとひんやりしてしまうため、最初にシャワーをかけて少し温めてあげましょう。
お尻や背中がバスチェアに触れたときに、ひんやりしているとビックリして赤ちゃんが泣いてしまう恐れがあります。
先にママが体を洗う場合は、温かいお湯を含ませた沐浴ガーゼやフェイスタオルを絞り、お腹にかけてあげると寒くならなくていいですね。
【②バスチェアに座ったままで洗っていこう】
生後6ヶ月未満の赤ちゃんは、バスチェアのリクライニングを寝かせた状態で洗っていきます。
生後6ヶ月以降の赤ちゃんはバスチェアのリクライニングは立てて座った状態で洗っていきます。
バスチェアに座ったまま洗うのは、ママが抱っこした状態で体を洗うよりも安全だからです。石鹼を使うと、スルッと赤ちゃんの体が滑って落下事故の危険があります。
石鹸を泡立て、腕、足、胸、お腹、頭など、バスチェアに座ったままでも洗えるところを洗っていきましょう。
【③手の届かない部分は抱っこをして洗おう】
背中やお尻、首の後ろなどは、赤ちゃんをバスチェアに座らせたままだとどうしても手が届かない部分は、赤ちゃんをしっかり抱っこしてママの膝に向き合うように座らせて洗っていきましょう。
泡がついていると滑りやすくなるため、抱っこの時は注意してください。
【④お湯でよく流そう】
石鹸の泡をシャワーを使って優しく流していきます。
この時、抱っこをしたままシャワーをかけてあげるようにしましょう。
バスチェアに座らせると、流したりないところが残ってしまう可能性があるためです。
シャワーや泡は、目に入らないように注意しましょう。
顔回りは、ガーゼやタオルにお湯を含ませて優しく流してあげるといいですね。
赤ちゃんの泡を流したら、ベビーチェアの泡も流すのを忘れないでくださいね。
すべて流し終えたら、またベビーチェアに座らせてあげましょう。
ベビー用のバスチェアで体を洗う時の注意点
ベビー用のバスチェアは便利なものですが、体を洗う時には気を付けたい注意点がいくつかあります。
【嫌がったら無理はしない】
赤ちゃんによっては、バスチェアを嫌がる子もいます。
泣いている時に無理に使うのはやめましょう。
手足を動かすほど力強く泣いてしまう場合、転倒する恐れがあります。
また、目や口に石鹸の泡やお湯が入ってしまうこともあります。
【使用中は目を離さない】
体の小さい赤ちゃんは、濡れた体でお湯から出た状態で待っていると、あっという間に体が冷えてしまいます。
1人で座っていると、バスチェアーからどんどんずり落ちてくることも。
長時間の使用は避け、あくまでもバスチェアとしての使い方に留めるようにしましょう。
また、熱いお湯が出る蛇口やシャンプーなどにも要注意!赤ちゃんがうっかり手を触れて、ヤケドや誤飲をするリスクがあります。なるべく赤ちゃんがの手が届く場所にそのような危険なものがないよう配慮してバスチェアを置くようにしましょう。もちろん、ママが頭や体を洗う時もなるべく目を離さないようにしましょうね!
【月齢に合った使い方をする】
赤ちゃんの体に合っていないバスチェアを使用すると、転倒するなど思わぬ事故に繋がることがあります。
商品は、月齢に合った使い方をするようにしましょう。
月齢に合わせてリクライニングを調節し長く使えるタイプは、その時期に合った使い方をするように注意してくださいね。
【清潔を保って使う】
お風呂で使うベビーチェアは、湿気や石鹸のカスからカビが生えやすいという難点があります。
使用後は赤ちゃん用の食器用洗剤で良く洗い、泡や汚れをしっかりすすいでおきましょう。
水気をしっかりと切って、風通しが良いところで乾かして保管しておくと安心ですよ!
まとめ
ベビー用のバスチェアを使って体を洗う時は、バスチェアを温め、座ったまま洗えるところを洗ったら、手が届かないところは抱っこをして洗ってあげるといいですね。
月齢に合った使い方をし、事故やケガのないよう気を付けながら、上手に活用していってくださいね。