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赤ちゃんの液体ミルクと粉ミルクの違い

赤ちゃんの液体ミルクとは?

赤ちゃんのミルクと言えば、これまで粉ミルクが主流でしたが、2019年より国産の液体ミルクが販売され、育児中のママの選択肢が広がりましたよね。

液体ミルクは液体の人工乳を缶または紙パックに密封したもので、常温で約6ヶ月から1年程度保存可能なものです。

栄養成分については粉ミルクと何も変わりませんが、面倒な調乳が要らないため、旅行など外出先で使用するママも増えています。

 

そこで今回は、赤ちゃんの液体ミルクと粉ミルクの違いについてご紹介。液体ミルクに興味はあるけれど、使うのが不安…というママは、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。粉ミルクに慣れていたママも、時によっては液体ミルクの方が便利と感じるかもしれませんよ!

 

液体ミルクと粉ミルクの違い

では早速、液体ミルクと粉ミルクの違いについてご紹介します。

 

【調乳の必要がない】

液体ミルクと粉ミルクの大きな違いは、調乳の必要がないことです。

液体ミルクであれば、開封後、中身を哺乳瓶にうつして赤ちゃんに授乳するだけなので手間いらず。お腹が空いた赤ちゃんを待たせてしまうこともないので、授乳がスムーズにいくでしょう。

夜間授乳の際も、サッと授乳ができるのが嬉しいですね!

 

もちろん温めも不要ですから、赤ちゃんに飲ませる際に温度を確認したり冷ましたりという手間もなくなります。

赤ちゃんに授乳させるのにちょうど良い温度がわからない…という、授乳に不慣れなパパでも安心ですよ。

 

【外出時の荷物が減る】

液体ミルクは粉ミルクと違って調乳の必要がないため、調乳グッズを常に持ち歩くことがなくなります。調乳用の水、お湯を入れる水筒を持って歩くだけでもかなりの大荷物ですから、それがないだけでもママバッグはスッキリしますよね。

特に長時間のお出かけの場合は、荷物が減ると大助かり。旅行の際も液体ミルクと哺乳瓶だけを持って行けばよいので、調乳用のお湯や水が手に入らないときも授乳することができます。

 

【粉ミルクよりもコストがかかる】

一見、とても便利な液体ミルクですが、実は粉ミルクよりもコストがかかるのが難点。

一般的な粉ミルクは、800g入りで1缶2,000~3,000円程度。約6L程度のミルクを作れます。

一方、液体ミルクは1缶240ml×24本入りが5,000~6,000円程度ですから、同じ6Lのミルクを作ろうとすると倍以上の価格になってしまうということになります。

完全ミルク育児の場合はかなりの量のミルクが必要ですから、いくら液体ミルクが便利であっても液体ミルクだけ使用するというわけにはいかないのが実情です。

 

液体ミルクはどんなときに使う?

少々コストパフォーマンスが悪い液体ミルクですが、利便性の良さは確か。使ってみたいというママもいるかもしれませんね。

実際に液体ミルクはどんなときに使ったら良いのでしょうか?おすすめの活用方法をご紹介します。

 

【旅行先や長時間の外出先で使う】

冒頭でもご紹介したとおり、調乳不要の液体ミルクは旅行先や長時間の外出時に便利!

いつでもどこでも哺乳瓶さえあれば授乳できるので、普段は粉ミルクを使うママも旅行先でのみ液体ミルクを利用するケースが増えています。

普段飲んでいる粉ミルクと同じメーカーの液体ミルクであれば、赤ちゃんも違和感なく飲んでくれるでしょう。

 

【ママが母乳を休養したいときに使う】

体調が悪く薬を服用したいなど、やむを得ない事情で母乳をお休みしたいときも液体ミルクが便利です。

短期間だけミルクを飲ませたい場合、大容量な粉ミルク缶では余らせてしまう心配もありますが、液体ミルクは少量単位で購入可能なので「ちょっと使いたい」というときに活用しやすいんですよ!

混合ミルク育児のママも、月齢によって母乳と粉ミルクのバランスが異なり、粉ミルクを消費できずに余らせてしまうこともありますから、スポット使いができる液体ミルクは便利でしょう。

 

【災害時のストックとして】

液体ミルクは、災害時のストックとしても役立ちます。

万が一大規模な災害が起こったときは、断水や停電でお湯も水も使えなくなりますよね。そんなときにも液体ミルクなら、赤ちゃんに授乳することが可能。

完全ミルク育児のママはもちろん、完全母乳育児のママでも災害時はストレスから母乳が出にくくなることが考えられますから、万が一に備えて持っておくといいでしょう。

 

ただし、液体ミルクは商品によって異なりますが6ヶ月~1年程しか保存ができません。

ストックしたはいいけれど、いざ使うときに賞味期限が切れていた…なんてことにならないよう、こまめにストックした液体ミルクの賞味期限はチェックしましょう。

 

まとめ

粉ミルクに比べて液体ミルクは、コストパフォーマンスが悪いものの調乳が要らないなどの利便性は抜群です。普段から継続して使用することはなかなか難しいかもしれませんが、今回ご紹介したように災害時や旅行先などでの活用はとてもおすすめです。

興味のあるママは、一度試してみるといいかもしれませんね。

液体ミルクを活用して面倒な調乳ストレスを省き、ママの負担を少しでも減らせたらいいですね。

この記事を書いたライター

たけだ あおい
たけだ あおい

東京都出身、埼玉県在住。 現在、パートにて事務職の仕事をしながら、在宅ライター、幼稚園児の娘の母と3つの顔を持っています。 毎日ちょっぴり反抗期の娘の子育てに奮闘中!! 働くママという目線から、同じように子育てに悩み、楽しんでいるママたちのためになる情報をお届けしたいと思っています。

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