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赤ちゃんのお宮参り~産着の柄に込める意味~

赤ちゃんのお宮参りに着用する産着に込められた意味とは

お宮参りは赤ちゃんが生後1ヶ月を迎える頃、神社やお寺に参拝をし、健やかな成長を願う行事です。

正装で参拝することが望ましいとされ、赤ちゃんは産着と呼ばれる着物を着用して参拝をします。

(産着は他にも、「祝着(のしめ)」や「掛け着」などと呼ばれています。)

 

産着のデザインは様々あり、ママの好みや赤ちゃんに似合いそうなデザインを選ぶことが多いと思いますが、実はこの柄には、意味が込められているということをご存じでしたでしょうか。

「赤ちゃんにはこんな子に育って欲しい」

お宮参りの際には、産着にも願いを込めて選んでみるといいですね。

 

赤ちゃんのお宮参りの産着とは

産着とは一般的には、生まれたばかりの赤ちゃんに着させてあげる衣服のことを指しますよね。

デザインは、着物とは違ってシンプル。

産着は、生まれたばかりの赤ちゃんが邪悪なものに目を付けられないようにという魔よけの意味を込めて、派手なものは避け、昔は麻素材の物を着せるのが一般的でした。

(現在は赤ちゃんの肌に優しい綿素材やガーゼ素材などが一般的です。)

 

お宮参りで着る産着は一変して、華やかな衣装となっています。

生後1ヶ月になるまで育った赤ちゃんは、体調も安定してくる時期。

お宮参りで初めて華やかな「産着」を着用し、神様にお披露目をするという意味があるのです。

 

【男の子】赤ちゃんのお宮参りの産着の意味

男の子の赤ちゃんの産着の一般的な柄の意味や由来について見ていきましょう。

 

【鷹】

鷹は、出世や大成を願うものとされ、男の子の産着で多く使われる柄です。

鷹は遠くの獲物まで見通せる目を持っており、「物事の本質を見抜き、先を見通す広い視野が持てるように」という意味が込められています。

また、鷹が持っている鋭い爪は、「掴んだ幸運を放さないように」という意味も込められています。

 

【兜】

鷹と同じくらい人気を集めている柄が兜です。

兜は、赤ちゃんの大切な頭を守ってくれるもの。

邪気や災害から守ってくれるという意味が込められており、「丈夫で健康に育って欲しい」という願いが託されています。

また、権威の象徴ともいえる兜には「出世」「大成」「一家を守ってくれるお守り」としての願いも込められています。

 

【龍】

かっこいい男の子らしい柄として人気を集める龍。

ぐんぐん天を上り飛翔する姿からは「出世」「飛躍」「大成」の願いが込められています。

特に辰年生まれの赤ちゃんは、龍をモチーフにした着物を選択される方が多くいます。

 

【鯉】

端午の節句に飾られるこいのぼりの鯉には、滝を登りやがて龍になるという伝説があるとされています。

そのことから、「困難を乗り越え成功をおさめ、社会的に高い地位を得る」といわれている象徴です。

産着の鯉にも同じような願いが込められており、「飛躍」「出世」の意味を持っています。

 

【虎】

たくましい虎の姿は、男の子らしく人気の柄です。

虎のように「たくましく、勇ましく育って欲しい」という願いと、その姿から「出世」「大成」を願う象徴とされています。

 

【女の子】赤ちゃんのお宮参りの産着の意味

女の子の赤ちゃんの産着の一般的な柄の意味や由来について見ていきましょう。

 

【鞠(まり)】

丸い形をし、華やかな装飾があしらわれている鞠は「丸く収まる」という縁起を担いでいます。

まるまるとした形から「すくすくと育ちますように」という願いや、長い糸を縫い合わせて作られている鞠には「縁結び」など、人との良縁を願う意味も込められています。

 

【牡丹】

百科の王とも言われ、圧倒的な美しさを持つ牡丹の花は「凛とした美しさ」という意味が込められています。

赤ちゃんが美しく育つよう、願いが込められているのですね。

 

【芍薬】

大きな花びらの芍薬は、風水から見ると縁起が良いとされる花。

その華やかさとは裏腹に、謙虚さやつつましたといった意味合いも持つ花とされています。

「魅力的な女性に育って欲しい」という願いが込められている柄です。

 

【御所車】

身分が高い人々の乗り物だったきらびやかな御所車は、「玉の輿に乗る」「裕福な家に嫁ぐ」という意味が込められています。

幸せな人生を歩んで欲しいという願いが込められており、女性の和装の定番の柄とも言えるものです。

 

【桜】

春の訪れをイメージさせる日本の花である桜。

ピンクの花は、女の子の産着にも映える色ですね。

人生の門出を祝い「幸せになれますように」という願いが込められています。

 

【椿】

不老不死の薬としてや、高貴な紫色に染め上げる媒染剤として使用された椿は、気品がある花として愛されてきました。

「魔除け」「長寿」「至上の美」といった意味を持っている柄です。

 

【鈴】

邪気を払い、縁起の良いものを引き寄せる意味を持つ鈴。

神様に思いを届け、「縁起の良いことが起こりますように」という願いが込められています。

 

【蝶】

美しい姿で人々を魅了する蝶。

生まれてから成虫になるまで姿を変える様から、「美しく成長しますように」という願いや、神秘的な姿からは「長寿」の願いが込められています。

 

まとめ

赤ちゃんの産着には様々な柄がありますが、その意味にも着目してみると、お宮参りももっと特別な行事に感じられるものになるかと思います。

赤ちゃんとの行事はどれも心にずっと残るものになるでしょう。

産着を選ぶ際には、ママの好みはもちろんですが、その柄の意味にも着目して選んでみるといいですね。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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