お宮参りの食事会の悩み
お宮参りは生後1ヶ月に神様のご加護を受けるべく神社に出向き、赤ちゃんの成長と健康を祈るお祝いです。産着を羽織らせ参列者は晴れ着を着て、祝詞をあげてもらいます。
おじいちゃんおばあちゃんや親戚が集まる場合もあるので、お宮参りの後に食事会を開いて赤ちゃんのお披露目会をすることもありますが、そうなるとお宮参りだけでなく、食事会をどう準備すればよいか?という悩みも発生しますよね。
お宮参り後の食事会について、生後1ヶ月の赤ちゃんを抱えたママが抱く不安や悩みは以下のようなことがほとんどかと思います。
・誰が用意する?
・誰まで参加する?
・誰が費用を負担する?
・食事のタイミングはいつにする?
・食事会はどこで?
これらの5つの悩みについて今回は詳しく解説します。
お宮参りの食事会は誰が用意する?費用負担は?
お宮参り後の食事会は必須ではありませんが、せっかく家族親戚が集う場ですから、日ごろの感謝の意を表して食事会の場を設けると良いでしょう。
その際、誰が主催するか?というと、それは赤ちゃんのママやパパ。
費用負担も、主催者であるママとパパが持ちます。
ただ、昔からのしきたりや風習、おじいちゃんおばあちゃんとの認識違いもあるかもしれません。食事会を用意するにあたって、両家のおじいちゃんおばあちゃんに一度相談してみることをおすすめします。
お宮参りの食事会に誰を招待する?
お宮参りの参列者にも決まりはありません。なのでお宮参り後の食事会に関しても、誰から誰まで招待するという決まりもありません。
お宮参りに来てくれた、おじいちゃんおばあちゃんなど親戚の方々みんなを招待するというイメージで問題ないでしょう。
食事会のためにレストランなどをおさえる場合は、お宮参りに来てくれる方の人数を確認しなければいけません。まずはスケジュールを決めて家族や親戚に周知し、時間を合わせて参列してくれる人が何人なのかを把握しておくといいですね。
食事のタイミングはいつがベスト?
お宮参りは参拝のみなら30分、ご祈祷をお願いする場合は1時間程度かかります。ご祈祷の受付時間は9時頃〜16時頃までです。午前にいくか午後にいくかで食事会のスケジュールも変わります。
普段の赤ちゃんの生活リズムからずれてしまうと、そのシワ寄せはママの生活と疲労にダイレクトに影響します。参拝スケジュールは赤ちゃんの生活をメインに考え、参拝時間と食事のタイミングを決めていきましょう。
午前中やお昼前くらいに参拝を済ませ、ランチの時間帯にお食事会を設けるのがおすすめです。
この方が夕方からゆっくりできて、お風呂と就寝時間の生活リズムを崩さずに済みますよ。
食事会の会場はどこにする?
食事会の会場には、神社で仕出しを頼んだり、料亭やレストラン、他には自宅という選択肢があります。会場によって予算は変わり、仕出しであれば1人3,000円から、料亭やレストランとなると1人1万円前後が目安です。
どこで行うかは、参加する人数にもよりますよね。
ママや赤ちゃんの体調に不安がある場合は、自宅で行うのが安心でしょう。
レストランなどの場所に比べて気兼ねすることなくゆっくりできるからです。
授乳やおむつ替えなども自宅ならば安心して行うことができるでしょう。
外食であれば赤ちゃんを寝かせておけるお座敷があるお店がおすすめです。
個室であれば周りに気を遣う心配もないので、ママのリフレッシュにもなるかもしれませんね。
お宮参りの食事会の料理の準備は?
食事会の準備については、行う場所によって様々ですよね。
外食であれば、お店などでコース料理をあらかじめ予約しておけば当日手間取る心配がなくスムーズです。
一方、自宅の場合は、準備を簡単にするために「仕出し」がおすすめです。
お祝い膳をオーダーすることもでき、ほかにもオードブルやお寿司など自由度が高いのが魅力。
仕出しなら、料理をママが準備する必要がないので、負担がグッと減りますよね。
洗い物の手間も少なく済み、赤ちゃんのお世話で日ごろ忙しいママにとっては楽にお宮参りの食事会を準備することができるでしょう。
ただし自宅で行う場合は、散らかったお部屋の掃除が必要ですよね。
生後1ヶ月の赤ちゃんもいるので難しいようであれば、前日の掃除や次の日のお片付けに家事代行をお願いするという手もあります。
まとめ
今回ご紹介したようにお宮参り後の食事会はやり方によって、準備や費用の負担を減らすことができます。
仕出しなどを活用して自宅で行えば、ゆったりした気分で楽しむことができますよね。
一方、レストランなどで行う場合は、ママにとって久しぶりの外食となるかもしれませんから、良いリフレッシュになることでしょう。
どちらが良いかは、ママとパパ次第。
ママや赤ちゃんの負担が少なく楽しめることをメインに、日ごろの感謝を伝えられる食事会を計画しましょう。
美味しいご飯を家族で楽しく囲んで、赤ちゃんの成長をみんなで見守っていってくださいね。