お宮参りの食事会は必要?
赤ちゃんが生後1ヶ月になったら神様のご加護を受けるべく神社に出向き、赤ちゃんの健やかな成長を祈るお宮参りがあります。
お宮参りは、両親だけでなく、それぞれのおじいちゃんおばあちゃんなどの親類も一緒に参拝できますが、神社で参拝する短い時間だけでは親類の方々もバタバタしてしまい、じっくり赤ちゃんと触れ合える時間がありませんよね。
そこでよく開かれているのが、参拝後の食事会ですが、お宮参りというのは生後1ヶ月くらいに行うものなので、ママも食事会の準備をする余裕がないということも…。
お宮参り後の食事会は絶対やらなければならないという決まりはありませんから、ママや赤ちゃんの体調を優先し、検討しても構いません。
しかし、ささやかでも食事会を開くことで様々なメリットがあります。
今回は、そんなお宮参りの食事会を開くかどうか悩んでいるママやパパのために、食事会をするメリットについてご紹介します。
お宮参りで食事会をするメリット
お宮参りで食事会をすると考えた時、生後1ヶ月なのでママも赤ちゃんも体調が心配だったり、準備が大変そうであったり、ママへの負担が大きそうだな…と不安の方が大きいかもしれませんね。
しかしいざやってみたら「思いのほか楽しかったな、やってよかったな」と思えることも。
お宮参り後に食事会を開きたくなるメリットを以下でご紹介します。
【メリット1、記念に残る】
生後1ヶ月は赤ちゃんもママもパパも、生活に慣れるので精一杯のバタバタの時期ですよね。
ママの体調も万全ではなく常に寝不足な上、新生児はふにゃふにゃで壊れそう…。
しかし、そんな時期も今だけ。
普段はママと赤ちゃんだけの生活で、ゆっくり写真や動画を残せていないママも、お宮参り後の食事会ならチャンスです!
ママもしっかりおしゃれをして、赤ちゃんと一緒に写真や動画を残しましょう。
【メリット2、ママの気分転換になる】
食事会は大変そうに思えますが、意外とママの気分転換になることもあります。
赤ちゃんと2人でおうちの中にこもりきりで、ストレスが溜まっているママは、お宮参り後の食事会で親戚と会って話をするだけで、スッキリすることもあるでしょう。
また、久しぶりに赤ちゃんと一緒にきれいな服を着て外出するということも、良いリフレッシュになりますね。
この日は、ママだけでなくパパやおじいちゃんおばあちゃんなど赤ちゃんのことを見てくれる人がたくさんいますから、ママはゆっくり食事を楽しむことができるかもしれません。
【メリット3、縁起担ぎになる】
おめでたい鯛や長寿のエビなどが乗ったお祝い膳を用意すれば、いい縁起担ぎにもなります。
それぞれの食材に健康や成長、願いが込められているので、美味しく食べながら赤ちゃんの成長に思いを馳せられるでしょう。
赤ちゃんの健康や成長を家族みんなでお祝いできて、その子の将来を夢見たり話したりできる食事会はきっと楽しいですよ。
【メリット4、両家の交流を深めるきっかけになる】
お宮参りには両家のおじいちゃんおばあちゃんが集まります。お互いに孫の誕生を喜ぶ気持ちを分かち合え、仲良くなれることでしょう。
せっかくのご縁ですから、仲良くなれれば子育てももっと家族ぐるみで楽しめますよね。お宮参りの食事会がそのきっかけ作りになってくれるかもしれません。
食事会の有無を決める際の注意点
メリットを最大限に感じるためには、注意点がいくつかあります。ママを含む家族みんなが楽しく食事ができる食事会となるように、以下のことを念頭に置いて用意するようにしましょう。
【ママ1人で決めない】
食事会だけでなくお宮参りも、昔からのしきたりがある地域もあります。産着の用意や赤ちゃんの抱っこを担当する人なども決まっていたりしますよね。
食事会の有無に関しても、どちらのおじいちゃんおばあちゃんにも一度相談してみるのがおすすめです。
【母子の体調を優先する】
お宮参りでせっかく家族が集まれるからと張り切りすぎず、まず最優先すべきはママと赤ちゃんの体調です。
ホルモンのバランスが乱れやすい時期に我慢や無理をしすぎると、楽しくなかった思い出として残ってしまうかもしれません。
最優先事項は赤ちゃんとママの体調だということを、周りにも理解してもらいましょう。
体調が優れない場合は、無理に開催せず、時機を見て改めて食事会の席を設けるでもいいかもしれません。
【時期をずらしてもOK】
お宮参り後の食事会は絶対ではありません。あくまでも大切なのは気持ちで、家族に赤ちゃんのお披露目と感謝を伝えられれば問題ありません。
産後1ヶ月という時期での開催が難しければ、もう少し赤ちゃんが大きくなり、育児に慣れてきたころに帰省をして挨拶をするでも十分でしょう。
まとめ
お宮参り後の食事会は必須ではないものの、メリットがたくさんありました。
ママの負担を減らす最良の食事会のアイディアも別記事でご紹介しますので、家族みんながお祝い事を楽しめるよう、参考にしてみてくださいね!