赤ちゃんの誕生を祝う「お宮参り」。
ママにとっても、赤ちゃんと一緒に初めて迎える大切な行事ですが、意外と悩みがちなのが「靴選び」です。
きちんと感も出したいけれど、歩きやすさや赤ちゃんのお世話も考えなければいけない、そんな難しさがあるからこそ、しっかりポイントを押さえて選びたいですね。
ここでは、お宮参りで失敗しないママの靴選びについて、紹介していきます。
お宮参りにふさわしい靴の条件とは?
まず、お宮参りという場にふさわしい靴には、いくつか押さえておきたい基本条件があります。
【フォーマル感があること】
お宮参りは神聖な行事です。
ラフすぎるスニーカーやサンダルは避け、きちんと感のある靴を選びましょう。
【歩きやすいこと】
神社では階段や砂利道を歩くことも。
赤ちゃんを抱っこしたりお世話しながら移動するため、安定感は必須です。
【季節や天候に合わせること】
夏なら通気性、冬なら防寒を意識するなど、季節に合った素材やデザインを選びましょう。
【服装とのバランスが取れていること】
服装に合わせた靴選びも大切なポイントです。
特に、和装と洋装では選ぶ靴が変わってきます。
洋装・和装で違う!ママの靴選び
お宮参りでは、ママの服装によって靴の選び方も変わります。
事前にチェックしておきましょう。
【洋装の場合】
スーツやワンピース、セットアップなどの洋装スタイルなら、パンプスやきれいめフラットシューズが基本です。
色はベージュ、黒、ネイビーなど落ち着いたカラーがおすすめ。
ヒールの高さは3〜5cm程度で安定感のあるものを選びましょう。
派手すぎず、シンプルなデザインを選ぶと上品にまとまります。
洋装の場合、靴とバッグのトーンを揃えると、全体のコーディネートに統一感が出ます。
靴を脱ぐ場面もあるかもしれないので、ストッキングを合わせて履きます。
ストッキングは伝線等してしまった際のために、替えも1枚持っていきましょう。
【和装の場合】
着物を着る場合は、草履が基本になります。
草履は着物に合った色や格を選ぶことが大切です。
長時間歩くことを考え、足に合ったサイズ、滑りにくい底のものを選びましょう。
和装用の草履は普段履き慣れないことが多いので、事前に家で少し慣らしておくと安心です。
足袋も忘れずに準備しておきましょう。
【注意点】
和装・洋装どちらの場合も、当日の移動手段を考慮して靴を選ぶことが大切です。
たとえば、神社まで長い距離を歩く場合は、移動時だけ歩きやすい靴を履き、神社で履き替える方法もあります。
靴の種類別おすすめ靴
靴の種類別に、お宮参りにおすすめのものを紹介していきます。
【パンプス】
最も無難で、フォーマルな場にふさわしいのがパンプスです。
パンプスは次のポイントで選びましょう。
・ヒールは3〜5cm程度が理想
高すぎるヒールは危ないので、ローヒールからミドルヒールくらいを選びましょう。
・シンプルなデザイン
ビジューやリボンが派手すぎるものは避け、無地や小ぶりな飾り程度が好印象です。
・色はベージュ・黒・ネイビーが万能
どんなコーディネートにもなじみやすく、上品な印象に仕上がります。
【ローヒール・フラットシューズ】
産後間もないママには、ローヒールやフラットシューズもおすすめです。
カジュアルすぎない、きちんと見えるデザインを選びましょう。
クッション性があるものだと、長時間の移動も疲れにくいです。
【ブーツは避けた方が無難】
寒い時期にはショートブーツを検討するママもいますが、基本的には避けた方が無難です。
ブーツはカジュアルに見えやすいからです。
どうしても寒さが厳しく、ブーツを選びたい時には、シンプルなデザインのショートブーツを選びましょう。
お宮参りにふさわしい落ち着いた雰囲気を大切に選んでみてください。
避けたほうがいい靴
お宮参りでは次のような靴は避けましょう。
・派手なスニーカーやカジュアルなサンダル
・7cm以上の高すぎるヒール
・厚底やプラットフォームシューズ
・キラキラしたパーティー用シューズ
赤ちゃんを抱っこして歩く場面が多いため、見た目だけでなく、安全性もしっかり考えた靴選びが大切です。
パパの靴選びも大切!
お宮参りは、ママだけでなくパパも服装を整えるのがマナーです。
特に靴は、意外と目につきやすい部分なので、きちんと感を意識しましょう。
【パパが洋装の場合】
スーツやジャケットスタイルで参加するパパが多いでしょう。
そんなときは、革靴が基本です。
黒かダークブラウンの革靴が無難です。
派手すぎるデザインは避けましょう。
しっかり磨いておくと清潔感がアップしますよ。
【パパが和装の場合】
和装を選ぶ場合(例えば着物や羽織袴など)は、足袋と草履を合わせます。
草履は落ち着いた色合いを選び、着物の格に合わせたものにしましょう。
まとめ
お宮参りは、家族にとってもママと赤ちゃんにとっても特別な一日です。
フォーマルさと歩きやすさのバランスを取りながら、自分らしく快適に過ごせる一足を選びましょう。
ママが笑顔でいられると、赤ちゃんも安心して過ごせるはずです!