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離乳食にとうもろこしを使う時のポイント

離乳食にとうもろこしを使うのはいつから?

甘くて子どもにも大人気のとうもろこし。
とうもろしには鉄分や食物繊維など、赤ちゃんの成長に重要な栄養もたっぷり含まれています。
とうもろこしは、離乳食初期から使用することができるので、ぜひ離乳食に積極的に取り入れたいですよね。

 

しかし、とうもろこしは一粒一粒に皮があることから、下処理方法に悩むママも多いと思います。
そこで今回は、離乳食にとうもろこしを使う時のポイントや、レシピについてまとめました。

 

離乳食にとうもろこしを使う時のポイント

【①皮は離乳食後期から】
とうもろこしの皮は、まだ消化器官の未発達な離乳食中期までは取り除く必要があります。
後期からは、細かく刻んだものであれば皮ごと食べることができますよ。
とうもろこしの皮には食物繊維が豊富に含まれていて、便秘改善にも役立ちます。
赤ちゃんの便秘に悩んでいる場合は、ぜひ積極的に取り入れてみてください。

 

 

【②とうもろこしの基本の裏ごし方法】
離乳食初期と中期では、とうもろこしを裏ごししてあげる必要があります。
そこでとうもろこしの基本の裏ごし方法をご紹介します。

 

1、とうもろこしを茹でる
2、フードプロセッサーやミキサーにかける
3、茶こしなどでさらに滑らかにする

 

裏ごしをしたとうもろこしに水を加えてペースト状にして、冷凍保存をすることもできます。
製氷機などに分ければ少量ずつ使えて便利ですよ。

 

 

【➂ベビーフードの活用もおすすめ】
とうもろこしの裏ごしは少し手間がかかりますよね。
もちろん生のものをあげても良いのですが、ベビーフードを活用するのもおすすめですよ。
裏ごししたものが瓶詰になっていたり、粉末に水を加えて使うものもあります。
ママのやりやすい方法で取り入れてみてくださいね。

 

 

【④離乳食にコーン缶は使ってOK?】
コーン缶にはナトリウムが含まれています。
そのため、まだ消化機能の未発達な赤ちゃんにはなるべく避けた方が良いでしょう。
特に離乳食初期での赤ちゃんには、その他の方法でとうもろこしをあげるようにしてください。

 

【離乳食期別】とうもろこしのレシピ

【離乳食初期:とうもろこしポタージュ】
《材料》

・裏ごししたとうもろこし(10g)

・加熱後すりつぶした玉ねぎ(3~5g)

・粉ミルクを溶かしたもの(大さじ2)

 

 

1、すりつぶした玉ねぎ、裏ごししたとうもろこしを混ぜる
2、粉ミルクをお湯で溶かしたものを混ぜて完成

 

とうもろこしに玉ねぎを加えることで、甘みが増すうえに香りもとてもよく、赤ちゃんには人気の1品です。
赤ちゃんが成長してもおいしく飲むことができますよ。

粉ミルクを牛乳や豆乳に変えて、ママやパパも一緒に飲んでもいいですね。

 

 

【離乳食中期:とうもろこしとかぶのグラタン】
《材料》

・裏ごししたとうもろこし(20g)

・かぶ(20g)

・とろけるチーズ

 

 

1、かぶの皮をむき、みじん切りにする
2、1を耐熱容器に入れてラップをしてレンジで30~40秒ほど加熱する
3、2に裏ごししたとうもろこしと、とろけるチーズをのせてオーブントースターで3分焼いて完成

 

とうもろこしとかぶの甘さと、チーズのしょっぱさがマッチしてとてもおいしいグラタンです。
かぶは、ラップをしてレンジにかけることですぐに火が通るので時間がない時にもおすすめの食材です。

 

 

【離乳食後期:とうもろこし蒸しパン】
《材料》

・とうもろこし(30g)

・ホットケーキミックス(20g)

・牛乳(20ml)

・プレーンヨーグルト(10ml)

 

 

1、ボウルにホットケーキミックス、牛乳を入れてダマがなくなるまでよく混ぜる
2、1にプレーンヨーグルトと、茹でてみじん切りにしたとうもろこしを入れて混ぜる
3、カップに2を流し入れて蒸す
4、つまようじなどを刺して生地がつかなくなったら完成

 

手づかみ食べが始まる離乳食後期にぴったりな蒸しパン。
手や服が汚れにくいので、忙しい朝食やおやつにもぴったりです。
蒸す際は、スチーマーを使用してレンジで蒸すと洗い物が少なく、時短にもなり楽ですよ。

 

 

【離乳食完了期:とうもろこしのおやき】
《材料》

・とうもろこし(大さじ1)

・にんじん(5g)

・玉ねぎ(5g)

・ピーマン(5g)

・ツナ缶(大さじ1)

・小麦粉(大さじ1)

・水(適量)

・サラダ油(適量)

 

 

1、とうもろこしを粗みじん切りにする
2、にんじん、玉ねぎ、ピーマンをみじん切りにする
3、ボウルに1、2、ツナ、小麦粉を入れて、まとまるくらいに水分を加えて混ぜる
4、フライパンにサラダ油をひいて、スプーンで3をすくい焼き色がつくまで両面を焼いて完成

 

たくさんの種類の野菜とタンパク質、そして炭水化物をバランスよくとることのできるおやきです。
苦手な子が多いピーマンも、とうもろこしやにんじんの甘さがあることで食べてくれるかもしれませんね。

 

まとめ

離乳食としては少し手間がかかるイメージがあるとうもろこしですが、栄養満点なうえに甘くておいしいのでぜひ赤ちゃんには食べさせてあげたいですよね。
ベビーフードなども活用し、少しでもママの負担を減らしながら、楽しく離乳食を進めてくださいね。

この記事を書いたライター

小橋 まな
小橋 まな

2歳の娘を育児中のママライター。出産前は子供がとても苦手だったのに、今では娘を溺愛しすぎてたまに我に返ることもあるほどです。育児休暇後職場復帰の予定が、実父の体調不良をきっかけに退職し在宅ライターの道へ。心配性で神経質になってしまった0歳児育児の過去の自分を振り返り、ママたちが安心して育児ができるような記事をお届けしたいと思います。

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