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離乳食にトマトを使う時のポイント

離乳食にトマトを使うときのポイント

トマトを離乳食で使えるのはいつから?

夏野菜の代表格ともいえる真っ赤なトマト。手に入りやすく、食卓に並ぶことも多い食材ですよね。そんなトマトは離乳食の初期から赤ちゃんに食べさせることができますよ。

 

少し酸っぱいですし、種や皮もあるので、どのように取り入れるといいのか悩む人もいるでしょう。今回は離乳食への上手なトマトの取り入れ方と、時期別のレシピをご紹介します。

 

離乳食にトマトを使う時のポイント

トマトにはミニトマトやミディトマト、 大玉トマトなど種類がありますよね。また、トマトピューレやケチャップなどもありますが、どれを使えばいいのでしょうか。

 

【ポイント①トマトの種類はどれでもOK】
トマトのどの種類でも離乳食初期から取り入れられます。ただ、離乳食初期や中期の場合は湯剥きで皮を剥き、種も丁寧にとってあげましょう必ず加熱をし、初期はペースト状、中期は1cm角くらいに茹でてあげたものなら食べられます。

 

離乳食後期頃には生のトマトでも食べられますが、まだ種や皮は噛み切れない子もいるので、様子をみて食べさせてあげてくださいね。完了期にはミニトマトを4分の1くらいにカットすれば、手づかみメニューとして使えます。

 

【ポイント②トマトの加工食品は食塩無添加のものを】
トマトピューレは皮や種を取る必要がなく、離乳食にも使いやすいです。しかし、物によっては食塩が入っていたり、トマトを加熱濃縮したりしているものも多いため、食塩無添加のものを選び、量を調節したり薄めたりしながら使うのがおすすめ。

 

トマト缶はトマトを水煮にしたもので、種や皮がそのまま使われていることも多いですが、保存がきくので使いやすいですよね。離乳食初期に使う場合は種と皮を丁寧に取り除いてあげましょう。また、食塩が含まれているものもあるので、無添加のものを選ぶようにしてください。

 

トマトジュースも離乳食に使えますが、同じく食塩無添加のものを選びましょう。味が濃いものもありますので、必ず薄めて使ってみてください。

 

市販のケチャップは味が濃いので、離乳食初期や中期は避けましょう。後期くらいになると、少しずつ醤油や味噌の調味料を取り入れる方もいますね。それらの調味料の味に慣れてから、ケチャップを取り入れるのがおすすめです。

 

【離乳食期別】おすすめのトマトレシピ

離乳食の時期別に、おすすめのトマトレシピをご紹介します。

 

【離乳食初期:トマトペースト】
離乳食初期は食べられる量も少ないので、小さいミニトマトを使って離乳食を作ってみましょう。
1.ミニトマトの種と皮をとり、みじん切りにする
2.トマトをぐつぐつと煮る
3.柔らかくなったら裏ごしし、ペースト状にすれば完成

 

最初は1口ずつ食べさせてあげましょう。慣れてきたらおかゆの上に乗せてあげて、トマトがゆにするのもおすすめです。加熱するとある程度酸味が飛ぶので、赤ちゃんも食べやすくなりますよ。

 

【離乳食中期:ミートソース】
トマトとたんぱく質豊富な肉を組み合わせて、栄養たっぷりのミートソースを作ってみましょう。
1.ニンジン、玉ねぎをみじん切りにする
2.鶏ミンチはボイルしておく
3.鍋に水、1と2の材料、食塩無添加のトマトピューレを入れ、柔らかくなるまで煮て完成

 

パスタやうどんの上にかけたり、おかゆに混ぜてリゾット風にしたりなど、いろいろとアレンジするのがおすすめです。ニンジンや玉ねぎ以外にも、ピーマンやブロッコリー、小松菜など好きな野菜をみじん切りにして入れるのもいいですね。中期以降のメニューとしても大活躍しますよ。

 

【離乳食後期:トマトのスープ煮】
食べられる食材が増えてきた離乳食後期には、具だくさんのスープ煮がおすすめです。トマトの旨味がギュッと詰まった、濃厚で栄養満点のスープができあがりますよ。
1.トマトの湯剥きをし、食べやすい大きさにカットする(気になる場合は種も取る)
2.ニンジン、たまねぎ、セロリ、大根、ブロッコリーなど食べられる野菜を食べやすい大きさにカットする
3.2の野菜を柔らかく茹でる
4.3の野菜と1のトマトを鍋に入れ、水で沸騰するまで煮る
5.沸騰したら赤ちゃん用のだしやコンソメで煮込む
6.水溶き片栗粉でとろみをつけたら完成

 

紹介した野菜以外でも、ツナを加えてみたり鶏肉だんごなどを入れたり、アレンジして作ってみてください。

 

【離乳食完了期:ピザトースト】
完了期におすすめのトマトレシピとして、大人も思わず食べたくなる、手作りピザソースを使ったピザトーストをご紹介します。
1.玉ねぎとニンジンをすりおろす
2.鍋を火にかけ、バターを溶かし、玉ねぎとニンジンを炒める
3.食塩無添加のトマトジュースを2に入れ、少し煮る
4.食パンは耳をカットし、食べやすい大きさに切る
5.冷めた3を食パンに塗り、溶けるチーズをのせて焼き目が付くようにトーストで焼けば完成

 

トマトジュースの酸味が強い時には、3の時に少しケチャップを加えるのがおすすめです。市販のピザソースに近い味になりますよ。

 

まとめ

トマトは腸の調子を整える食物繊維や風邪予防に効果が期待できるビタミンCなどが多く含まれている、栄養たっぷりの緑黄色野菜です。また、抗酸化力の強いリコピンも入っていて、旨み成分も豊富。ぜひ離乳食初期から取り入れて、赤ちゃんに食べさせてあげてください。

この記事を書いたライター

おかだ うみ
おかだ うみ

2人の男の子を育児中のママライター。うどん県出身、お蕎麦の美味しい北陸在住。趣味はカフェ巡り、キャンプ、音楽鑑賞。子どもたちとの些細なできごとを100%楽しめるような毎日にしたい!と日々模索中。その中で学んださまざまな情報をお届けできたらと思っています。

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