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ベビーマッサージはいつまで行う?

ベビーマッサージはいつまで?

ベビーマッサージをしていると、「いつまでベビーマッサージを行って良いんだろう?」と疑問に思うこともあるのではないでしょうか。
「ベビー」と名がついているため、赤ちゃんのうちの限定なのかしら?と思っているママもいるかもしれません。

 

しかし、ベビーマッサージには、いつからいつまでという明確な期間はありません。
むしろ、「赤ちゃん」と呼ばれる時期が過ぎてしまう1歳以降でも、ベビーマッサージを行うことでたくさんのメリットが得られるんですよ。

そこで今回は、時期ごとのベビーマッサージの方法や、メリットについてご紹介します。

 

新生児~乳児期のベビーマッサージ

【新生児~乳児期にベビーマッサージをするメリット】
新生児期から乳児期にベビーマッサージをする最大のメリットは、赤ちゃんの心が安定することがあるということです。
ベビーマッサージは、大人へのツボを刺激したりするようなマッサージとは異なり、身体的な効果よりも情緒面での効果が大きいものです。

 

ベビーマッサージをしている間は、ママは家事や自分のことは一旦中断しますよね。
そうすることで、マッサージ中は赤ちゃんと向き合うだけの時間になり、赤ちゃんもママの愛情を感じ取ることができます。
また、マッサージの最中に、ママが赤ちゃんへたくさん声をかけることで、今後の言葉の発達にも繋がっていくともいわれています。

 

 

【新生児期~乳児期のベビーマッサージのやり方】

この時期は、赤ちゃんの服を脱がし、オイルを使用してマッサージをします。

オイルは植物オイル(ホホバオイル、オリーブオイルなど)がおすすめです。植物オイルの中には、アーモンドオイルやセサミオイルなど、アレルギーを起こす可能性のものもあるので、成分は必ず見て選びましょう。

また、オイルで湿疹がひどくなったケースもあるので、使用前にパッチテストは必ずしましょう。

 

まだ小さな赤ちゃんの体はとてもデリケートなので、力の加減に注意してください。

 

マッサージの方法は様々ですが、
足→足裏→股関節→お腹→胸→腕→手のひら→背中→お尻
の順で行うのが一般的です。

 

たっぷりのオイルを手に取って、赤ちゃんを優しく撫でるようにするのがポイント。
イメージがつきにくい場合は、動画などを参考にしてやってみてください。

 

幼児期のベビーマッサージ

【幼児期にベビーマッサージをするメリット】
幼児期にベビーマッサージをする最大のメリットは、子どもがママの愛情を再確認できることです。
今までママと2人きりの生活だった赤ちゃんの時期を終えて、保育園に入園する子も多くいる1歳以降の時期。
また、弟や妹が生まれ、ママを取られてしまったように感じてしまう子どもも多くいます。

 

そうでなくとも、2歳前後は「イヤイヤ期」と呼ばれる「第一次反抗期」が訪れます。
幼児期は、子どもにとっては周りの環境や自身の心がめまぐるしく変化し、戸惑う時期でもあるのです。

そんな時期に、ママと深く触れ合うことのできるベビーマッサージの時間を設けることは子どもにとって大きな心の安定につながります。

 

 

【幼児期のベビーマッサージのやり方】

幼児期のマッサージで最適なのは、お風呂あがりの時間。
子どももリラックスしているので、マッサージがしやすいですよ。
保湿剤などを手に取り、撫でながら優しくマッサージをしてあげましょう。
子どもが逃げてしまう時は、手遊び歌などを取り入れながら行うのも楽しめます。

 

幼児期からは、「こうしなければいけない」という概念は捨てて、子どもとママが触れ合いながら楽しめるママ流のマッサージを楽しむようにしましょう。

 

学童期のベビーマッサージ

【学童期にベビーマッサージをするメリット】
学童期では、子どもも精神的に成長し、学校での出来事や自分の悩みを話さなくなることもあります。
しかし、今までになかった人間関係で悩んだり、思春期になると自身の体について悩んだりすることも。
本当は、ママに話を聞いてもらいたくても、なかなかきっかけを掴めずに言い出せずにいる子どもも多いのです。

 

そんな時、マッサージを行うことで、子どもも気持ちが安定して、自分の心の内を話してくれるかもしれません。
そのようなきっかけ作りのひとつとなりうるベビーマッサージは、学童期にも大きなメリットがあると言えます。

 

 

【学童期のベビーマッサージのやり方】
学童期に本格的にマッサージをするのは子どもが恥ずかしがったりして、少し難しいかもしれませんね。
「さぁ、触れ合うためにマッサージをするよ!」と言うのは、大人でも少々恥ずかしいもの。
さりげなく、日常生活の中でマッサージやスキンシップの機会を設けるとよいですよ。

 

・スポーツをしている子には手足をマッサージしてあげる
・朝、子どもが家を出る際には肩に手を置いて「行ってらっしゃい」と声を掛ける
・子どもが何かを頑張った際には「頑張ったね」と頭を撫でてみる

 

など、始められることを実践してみるとよいでしょう。
幼い時からベビーマッサージによってママと触れ合う機会が多くあった場合、子どもも懐かしさを感じてくれるかもしれませんね

 

まとめ

赤ちゃんが成長しても、様々なメリットがあるベビーマッサージ。

「もうすぐ1歳になるけど、今更遅いかしら?」と思っているママは、ぜひ今日から始めてみてください。

ベビーマッサージに、「今更遅い」という時期はありません。

 

子どもが何歳になっても、親子で触れ合うことで心の安定をもたらし、絆を深めてくれます。

ぜひ、これからも親子の触れ合いを大切にしていってくださいね。

この記事を書いたライター

小橋 まな
小橋 まな

2歳の娘を育児中のママライター。出産前は子供がとても苦手だったのに、今では娘を溺愛しすぎてたまに我に返ることもあるほどです。育児休暇後職場復帰の予定が、実父の体調不良をきっかけに退職し在宅ライターの道へ。心配性で神経質になってしまった0歳児育児の過去の自分を振り返り、ママたちが安心して育児ができるような記事をお届けしたいと思います。

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