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ベビーサインは悪影響なの?

ベビーサインが赤ちゃんに悪影響というのは本当?

赤ちゃんとのコミュニケーション手段であるベビーサイン。

ベビーサインを覚えられると、赤ちゃんとの意思疎通ができるようになり、育児が楽しくなると言われることがあります。

そんなベビーサインですが、一方では「悪影響があるのでは!?」という噂も聞こえてきます。

実際のところ、ベビーサインが赤ちゃんに悪影響を及ぼすという医学的根拠は認められていません。

ではなぜ、ベビーサインが赤ちゃんに悪影響を及ぼすと言われているのでしょうか。

 

ベビーサインとは?赤ちゃんへ及ぼす影響

ベビーサインは、まだお話ができない時期の赤ちゃんとジェスチャーのようなサインを使って、コミュニケーションを取ることです。

生後6ヶ月頃から覚え始めることができます。

ベビーサインを覚えられると、赤ちゃんは自分の意志がママやパパに伝わるので、安心感を覚えるというメリットがあります。

また、パパやママは赤ちゃんの欲求を把握できるので、育児の負担が軽減できるというメリットがあります。

親子のコミュニケーションになるため、実際にベビーサインを活用しながら育児を楽しんでいるという方は多くいらっしゃいます。

 

ベビーサインは悪影響?「言葉が遅くなる」と言われる理由

メリットがさまざま唱えられているベビーサイン。

しかし、一方では「ベビーサインは赤ちゃんに悪影響があるのでは?」とも噂されています。

それらは、実際にベビーサインを育児に取り入れた、先輩ママがSNSなどで発信している言葉が、噂の元となっているようです。

 

【ベビーサインを使うと言葉が遅くなる?】

ベビーサインを使って赤ちゃんとママの意志の疎通ができるようになると、赤ちゃんも言葉で話すよりもベビーサインを使って伝えた方が楽と思ってしまうのではないか、と思われていることが、悪影響と言われている原因の1つ。

 

しかし、この説には医学的な根拠が認められないと言われています。

 

【言葉が遅いと感じるのは個人差の範囲】

実際に、ベビーサインを使っていた赤ちゃんが、言葉を話し始めるのが遅かったというケースがあったのでしょう。

しかし、これはベビーサインを使えるから赤ちゃんが言葉をあえて使わなかったとは言いきれません。

 

赤ちゃんの成長ですが、個人差が大きく見られるものです。

ベビーサインの有無には関係なく、言葉を話すのが早い子もいれば、のんびり言葉を話し始める子もいます。

言葉の発達は、赤ちゃんの個性です。

たまたま言葉をのんびり話し始めた子がベビーサインを使えていたなら、それは親子の円滑なコミュニケーション手段の一つになっていたと考えられます。

むしろ、ベビーサインが使えて良かったと言えるかもしれませんね。

 

【ベビーサインを使っていて言葉が遅かった場合】

ベビーサインの有無に関わらず、言葉をのんびり話し始める赤ちゃんもいますが、それは個性です。

しかし、もしママが心配しているのでしたら、ママ自身が赤ちゃんの代わりに言葉をたくさん話してあげるといいでしょう。

また、絵本をたくさん使って、言葉を聞かせてあげるのもいいですね。

赤ちゃんが言葉に興味を持つきっかけになります。

いずれ赤ちゃんが話し始めた時に、言葉の引き出しをたくさん持てるようにしてあげたいですね。

 

ベビーサインを負担に感じることが悪影響と思うことも

ベビーサインはあくまで親子のコミュニケーションの1つなので、楽しんで取り組むことが一番です。

ただし、ベビーサインを覚えるためには、教室に通ったり自分で本を読んだりしながら、赤ちゃんに教えていかなければ覚えられません。

 

ベビーサインを赤ちゃんが覚えることを目的としてしまうと、ママが教えこむために頑張りすぎて疲れてしまうことがあります。

覚えるのはまだ小さな赤ちゃんですから、どんなに簡単なサインでも、思い通りに覚えてくれないこともあるでしょう。

 

ベビーサインはあくまで無理なく楽しめる範囲で取り組んで欲しいと考えます。

完璧を求めすぎると、覚えてくれなくて疲れる=悪影響となりかねません。

気楽に楽しくベビーサインに取り組めるといいですね。

 

まとめ

育児は、なかなか思い通りにはいかないものです。

赤ちゃんにも個人差があるため、言葉がなかなか話せなかったり、ベビーサインをうまく覚えられなかったりということが、あるかもしれませんね。

だからといって、ベビーサインが赤ちゃんに悪影響を及ぼしているということはありません。

 

親子で楽しくベビーサインを取り入れられるようでしたら、むしろメリットがたくさんあるものです。

無理なく楽しく、ベビーサインを取り入れてみてくださいね。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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