チャイルドシートで泣くのはなぜ?

チャイルドシートで泣くのはなぜ?

車でお出かけの際に欠かせないチャイルドシート。

早く出発したいのにチャイルドシートに座った途端に泣いてしまって困った、という経験がある方は多いのではないでしょうか。

また、運転している途中で急に泣き出す、なんてこともあるかもしれません。

 

せっかくのお出かけなのに、赤ちゃんに泣かれるとちょっと困りますよね。

赤ちゃんはなぜ、チャイルドシートで泣いてしまうのでしょうか。

泣いてしまう原因と対処法について、今回は解説いたします。

 

チャイルドシートで泣く原因

赤ちゃんはなぜ、チャイルドシートで泣いてしまうのでしょうか。

原因について早速みていきましょう。

 

【原因①心理的な不安】

まずは心理的な不安があるというケース。

不安要素としては、

・チャイルドシートに乗り慣れていない

・ママの顔が見えなくなる

・抱っこしてもらえなくなる

などが考えられます。

特に1歳までの赤ちゃんにとってはチャイルドシートに乗り慣れることが難しく、座ってもなかなか泣き止まない赤ちゃんも多いようです。

 

【原因②チャイルドシートが不快】

チャイルドシートそのものが不快で嫌がって泣く、という原因も考えられます。

不快になる原因としては、

・シートの表面が熱い(または冷たい)

・ちゃんと固定されておらず窮屈

・シートが体にフィットしない

などが挙げられます。

赤ちゃんは体温調節機能が未発達なので、普段の生活でも暑い・寒いを敏感に感じています。

シートの表面も車内の温度に影響されるため、直接肌に触れると温度によっては不快と感じるでしょう。

 

【原因③車内が退屈】

車内は家の中にいる時と違って、じっと同じ場所に座っているだけなので赤ちゃんにとってはとても退屈に感じられます。

また、サンシェードなどをつけていると車窓からの景色を楽しむのも難しいですよね。

乗っていてしばらくすると泣き出す場合、もしかしたら車内が退屈なのかもしれません。

 

【原因④空腹・眠たい・おむつが不快】

チャイルドシートに関わらず、普段から赤ちゃんは空腹・眠たい・おむつが不快などで泣いて教えてくれますよね。

泣いている原因がチャイルドシートや車内ではない場合、このような生理的な原因も考えられます。

また、家の中にいる時と違って、お出かけのタイミングによってはお世話の時間がずれたりする場合もあります。

それにより、赤ちゃんのタイミングと合わずぐずったり泣いてしまうケースもあるでしょう。

 

チャイルドシートで泣く時の対処法

チャイルドシートで泣く原因についてご紹介しましたが、今度はその対処法についてみていきましょう。

 

【対処法①チャイルドシートに慣れてもらう】

場所見知りという言葉があるように、いきなり知らない場所、そして慣れていないチャイルドシートだと赤ちゃんは不安に感じます。

まずはチャイルドシートに乗ることが楽しいと思ってもらえるようにするため、シート自体に乗り慣れてもらいましょう。

乗り始める前に車内ではなく、まずはおうちで装着してみましょう。

おうちで装着する際は目を離さず、安全な場所を確保してから試してみてくださいね。

 

【対処法②乗る前にたくさん抱っこする】

赤ちゃんはママの抱っこが大好きです。

ちょっとでも離れると泣いてしまう場合もあるでしょう。

チャイルドシートに乗るとママと離れてしまうという寂しさを感じさせないように、乗る前はたくさん抱っこをして、「これからお出かけしようね」と楽しくなるような声かけをするようにしましょう。

 

【対処法③チャイルドシートを正しく装着する】

シートを締め付けすぎている、または固定されておらず不安定になっているかもしれません。

取扱説明書で確認しながら、チャイルドシートを正しく装着しましょう。

 

【対処法④乗る前に車内の温度を快適に】

特に暑い日にすぐ車内に乗ると、暑すぎて不快なだけではなく熱中症になる危険性もあります。

乗る少し前に車内を確認し、出発前に快適な温度にしておきましょう。

 

【対処法⑤ベビーミラーやおもちゃを装着する】

長距離でのお出かけの際や車内で赤ちゃんがすぐに退屈になってしまう場合は、普段見慣れない特別なものを装着して紛らわせましょう。

代表的なものとして、ベビーミラーやハンドルのおもちゃなどが挙げられます。

ベビーミラーなら種類と角度によっては運転中のママの顔を見ることができるので、不安になって泣きそうになったら「ママはここにいるよ」と声かけをする際にも役立ちますね。

 

【対処法⑥空腹時に出発しない】

赤ちゃんとのお出かけの際は時間に余裕を持つことが大切です。

空腹時に出発してしまうと、道中でお腹が空いて泣いてしまうことが多いかもしれません。

出発するなら、授乳後に眠りにつきそうなタイミングが最適です。

授乳後すぐだと満腹でベルトが苦しく感じるため、30分くらい経って機嫌の良いタイミングを狙うと良いでしょう。

 

まとめ

赤ちゃんとの車でのお出かけに必要なチャイルドシート。

赤ちゃんがチャイルドシートで泣いてしまうと、特に運転中だと手の施しようがない場合もあるかもしれません。

泣いてから慌てないためにも、前もってできる対処法を試してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いたライター

おがわ みなみ
おがわ みなみ

関西在住で一児の母です。 子育てをしながら仕事も両立したいと思い、在宅ライターを始めました。 日々、子供と楽しく暮らせるよう工夫することが大好きです。 新米ママやプレママさんのお役に立てるような記事をお届けします。よろしくお願いします。

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