赤ちゃんの「スタイ」ってどんなもの?
赤ちゃんの「スタイ」とは、いわゆるよだれかけのことです。
メーカーにより呼び方が異なる場合もありますが、スウェーデンの大手ベビー用品メーカーが、プラスチック製の「スタイ」というよだれかけの商品を大ヒットさせたのがきっかけで、よだれかけのことを日本で一般的に「スタイ」と呼ぶようになったと言われています。
赤ちゃんのスタイは手作りするというママも多く、SNSなどでもたくさん写真が投稿されています。
手作りのベビーアイテムは、ママの愛情が伝わるようで素敵ですね。
ベビー用品のハンドメイドに挑戦してみたいと考えてはいるものの、お裁縫は苦手で・・・と二の足を踏んでいるママも少なくないかもしれません。
ですがご安心を。不器用なママでも簡単に作れる「タオルスタイ」があります。
ミシンが無くても、手縫いで手軽に可愛いベビースタイが作れる方法をご紹介します。材料を揃えて、ぜひ挑戦してみてくださいね。
赤ちゃんのスタイはタオル生地が人気!
赤ちゃんのスタイに使う生地は、ザブザブ気兼ねなく洗えて早く乾き、清潔な状態を保ちながら毎日使えるようなものが良いです。
そのためスタイの生地は、ダブルガーゼやタオル生地などが人気です。
赤ちゃんのスタイの基本の作り方は、好きな布を用意して型紙通りに切ったものを3枚作り、表生地・中布・裏生地として中表に3重に重ね、縁を手縫いやミシンで縫うのが一般的です。
ですが、お裁縫は初心者というママにはハードルが高いですね。そんなときは、コットンのタオル1枚で作れるタオルスタイがおすすめです。
まずはタオルを準備しましょう。大きさは、作るスタイのサイズによって決まります。
新生児期のよだれかけ用スタイの場合は、ミニタオルを選び、離乳食の時に使いたいスタイなら、少し長めのフェイスタオルなどを選びましょう。
タオルの柄を可愛いものにしたり、カッコ良いものにしたり、キャラクターの刺繍やプリントがあるものを選ぶのも楽しいもの。
ワイルドな迷彩柄や、可愛く作リたければレースの縁取りのあるパステルカラーのふわふわタオルなどもおすすめ。
材料が安いのでシーン別に使えるようなバリエーションをいくつか作ってあげても良いですね。
タオルの選び方はママのセンスの見せどころです。赤ちゃんに世界に1つの素敵なスタイを作ってあげてくださいね。
後はパジャマに入れるような平ゴムと針と糸にはさみがあれば作れます。
平ゴムは、少し幅広のタイプの方が伸びにくくておすすめです。
もし家になければ、100円ショップに行けばすべて手に入りますよ。
さらにもう一工夫して、平ゴムをカラーや柄ものにするのもおすすめです。
ラメ入りやレース状、国旗のようなカラーなど様々な種類があり、探すと楽しいですよ。
5分でできる赤ちゃんのタオルスタイ
材料がそろったら、さっそくスタイを作りましょう。
この赤ちゃんのタオルスタイ作りには、ミシンは必要ありませんので、家にミシンがなくても大丈夫です。
お裁縫が苦手なママでも、簡単に手縫いで作れますよ。
【赤ちゃんのタオルスタイの作り方】
1.タオルの一方の端を平ゴムの幅の分だけひと折りして縫い、ゴム通しを作る
2.平ゴムをゴム通しに通し、赤ちゃんの首のサイズに合わせて輪にして結んで完成
3.使う時は、ゴムを伸ばして赤ちゃんが頭からかぶる
縫うのは、ゴム通しを作る時の直線縫いだけで、後は平ゴムを通せばいいので、5分ほどで完成しますよ。
手作りタオルスタイの応用と注意点
タオルスタイは赤ちゃんが頭からかぶれるように、良く伸びる平ゴムを選びましょう。
もし、赤ちゃんが頭からスタイをかぶるのを嫌がるようなら、ゴムを輪に結んでしまうのではなくマジックテープやスナップボタンを付けましょう。
ママが首の後ろで留めてあげられて便利です。
小さな部品は誤飲につながりやすいので、縫い付けるときはくれぐれも丈夫に付けてくださいね。
裁縫が上手なら、ゴム通しのところを直線縫いではなく、糸が見えないようにまつり縫いでかがっても良いでしょう。
また、わざと目立つ色の糸を使って「ステッチ縫い」にして縁をかがり、縁飾りのようにしまっても可愛いですよね。
離乳食後期になると、固形の食べこぼしが増えます。
固形の食べこぼしをキャッチできるようなタオルスタイにしたいのであれば、ゴム通しとは逆の裾の左右の角を手前に折り返して、左右の端を縫い留めてポケットを作りましょう。
折り返した左右の端をすべて縫い留めせずに、角だけを留めつける方が、ポケットが開きやすいです。
まとめ
お裁縫が苦手だったり、時間がなかったりの中でも何か我が子に作ってあげたい・・・そう考えるママには、シンプルなタオルスタイはぴったりです。
このタオルスタイの作り方なら、手間も費用もあまりかからず気軽に作れるため、普段使いから離乳食用までたくさん準備したいというときにもぴったりです。
タオルの優しい肌触りや吸収の良さ、洗濯のしやすさも魅力です。
赤ちゃんにとっても手放せない、お気に入りの1枚になるといいですね。