ベビーチェアはどのように選べばいいの?
離乳食がはじまる頃になると、ベビーチェアの購入を検討するママは多いのではないでしょうか。
ベビーチェアを使うとまだおすわりが上手でない赤ちゃんでも安定して座れるため、離乳食の際には大活躍するアイテムです。
また、食事だけでなく遊ぶ時に座らせたり、ママが家事をしている間やお風呂の時の待機場所にしたりと、幅広く使えます。
しかしさまざまなベビーチェアがあり、どれを選べば良いか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、ベビーチェアの選び方についてご紹介します。
これからベビーチェアを選ぶママはポイントを抑えて、是非お気に入りのものを見つけてくださいね。
ベビーチェアのタイプと特徴
ベビーチェアを購入する前に、まずはどのようなタイプがあるのかチェックしてみましょう。
ベビーチェアには大きく分けて、3つのタイプがあります。
【ハイチェア】
高さがあるハイチェアは、ダイニングテーブルで使うのにおすすめです。
成長や体の大きさに合わせて座面や足置きを調整できるものが多く、長く使えるのもメリットのひとつ。
中には、大人になっても使えるものもあります。
また、腰をかがめずに乗せ下ろしができるのも良いですよね。
しかしそのしっかりとしたつくりから、重くて場所を取ってしまうため、部屋の広さによっては向かない場合も。
座面も広めに設計されているものが多く、月齢が小さいうちは体が安定しにくいかもしれません。
【ローチェア】
ローテーブルやおすわりの練習で使う予定なら、ローチェアが良いでしょう。
生後3~4ヶ月頃の赤ちゃんでも使えるものもあり、座る位置が低く、転倒してケガをする可能性が低いのも特徴です。
また軽くてコンパクトなローチェアは簡単に移動できるため、状況に応じてさまざまな場所で使えます。
帰省など赤ちゃんの食事場所に困る場面でも、活躍するでしょう。
一方で比較的使用期間が短い傾向にあるため、長く使いたい場合は注意が必要です。
【テーブルチェア】
テーブルに固定して使うタイプを、テーブルチェアといいます。
ほとんどのものが折りたためて手軽に持ち運べるため、外食時にも重宝しますよ。
足がなく邪魔になりにくいので、狭い場所でも使いやすいのもメリットです。
床に置くタイプではないので、掃除もしやすいですよね。
ただし設置できるテーブルには条件があるため、しっかりと確認しましょう。
ベビーチェアの選び方のポイント
ベビーチェアの選び方のポイントをまとめました。
購入後に後悔しないよう、しっかりとチェックしてくださいね。
【使う場所やテーブルとの相性】
まず確認したいのは、使う場所やテーブルとの相性です。
部屋の広さや、メインで使うテーブルの高さに合ったものを選びましょう。
「大きすぎて使いにくい」「高さが合わない」などは、結局使わなくなる大きな原因になってしまいます。
【使いたい期間をイメージする】
離乳食期間だけなのか、成長しても長く使いたいかで、選ぶ商品はまったく違ってきます。
大きくなっても使う予定なら、座面や足置きの高さが調節できるものを選びましょう。
【座った時の姿勢】
成長に応じて座面や足置きの高さを調整できると、足を床や足置きにしっかりとつけられ、体が安定します。
正しい姿勢だと食事に集中できるうえ、食べる意欲や筋力など、発達面でも良い影響が期待できますよ。
【部屋の雰囲気との相性】
毎日使うベビーチェアは、デザインも大切です。
部屋の雰囲気に合ったものやおしゃれなものだと、見る度に嬉しくなりますよね。
【赤ちゃんの好み】
ベビーチェアを使うのは赤ちゃんです。
この時期は椅子に座るのを嫌がることも多いですが、赤ちゃんが気に入ったものなら、座ってくれるかもしれません。
【お手入れや掃除のしやすさ】
赤ちゃんは遊び食べをし、盛大に汚しながら徐々に上手に食べられるようになります。
そのためお手入れや掃除のしやすさは、ママにとって重要なポイントです。
【機能性や使い勝手】
乗せ下ろしのしやすさや収納の可否、取り付けられるテーブルの有無など、機能性もチェックしましょう。
使い勝手が悪かったり欲しい機能がついていなかったりすると、まだ使えるのに途中で買い替えることになってしまいます。
【安全性】
転倒や落下などの危険も心配ですよね。
少しでもリスクを減らすために、立ち上がりやのけ反りを防ぐベルトはもちろん、抜け出し防止のガード、安定性、すべり止めなど、安全面は必ず確認しましょう。
ベビーチェアを選ぶ際に知っておきたいこと
「いろいろ調べて買ったベビーチェアなのに、赤ちゃんが嫌がって座ってくれない」というのはよくあることです。
安全面に配慮したベルトつきの椅子も、動けないのが嫌で暴れてしまう場合も。
購入する時点では、座ってくれるかどうかわかりませんよね。
まずはレンタルで試してみたり、お下がりやリサイクルショップを利用したりするのも良いかもしれませんね。
まとめ
ベビーチェアを選ぶ際にはいくつかのポイントがあるため、買う前に確認をしましょう。
使い勝手やデザインだけでなく、安全面もしっかりと重視して選んでくださいね。
ママも赤ちゃんも使いやすい、お気に入りのベビーチェアが見つかりますように。