家庭用プールで赤ちゃんも水遊びデビュー
暑くなってきて、赤ちゃんを家庭用プールで遊ばせたいと考えているママも多いのではないでしょうか。
赤ちゃんはまだおむつが外れていませんが、家庭用プールなら気軽に遊べそうですよね。
ただし家庭用プールとはいえ、水遊びには危険も伴なうことを忘れないようにしましょう。
今回は家庭用プールでの遊び方、遊ぶ時の注意点についてご紹介いたします。
赤ちゃんの家庭用プールデビューはいつ?
海やレジャー施設のプールなどと違って、手軽に遊ぶことができる家庭用プール。
座って遊ぶことができるので、比較的早い時期から遊ばせることができます。
赤ちゃんを抱っこして大人と入る場合はそこまで気にする必要はないですが、赤ちゃんだけ入る場合は一人座りができるかどうかがポイントです。
一人座りができる時期は個人差がありますが、目安としては生後7〜8ヶ月で始める赤ちゃんが多いようです。月齢を目安にしつつ、一人座りをしてもぐらつかずしっかり安定していていて、危なくないようであれば、家庭用プールデビューしても大丈夫でしょう。
赤ちゃんの家庭用プールの遊び方
それでは赤ちゃんを家庭用プールで遊ばせてみましょう。
といっても、赤ちゃんにとって初めてのプールはドキドキですよね。
プールデビューで大泣きしてしまったらどうしよう、と心配なママもいるのではないでしょうか。
プールデビューをスムーズに、そして楽しく遊ぶための方法をみていきましょう。
【プールデビューの時】
家庭用プールにいきなり赤ちゃんを入れると、びっくりしてしまうかもしれません。
まずはプールに水を入れて、プールの外にいた状態で水を触らせてみましょう。
赤ちゃんも興味津々で触りたくなることでしょう。
水を触ったら、赤ちゃんに少し水をかけてみて反応をみましょう。
まずは水の感触を楽しんでもらって、慣れてきたら「入ってみよう」などと声をかけ、足からゆっくりプールに入れましょう。
その際も様子をみながら、「楽しいね」「冷たいね」など赤ちゃんが楽しめるような声かけをすると良いでしょう。
【水遊び用おもちゃを使う】
プールで一人座りができたら、水に浮くあひるなどを入れたりじょうろで水をかけたりして遊ばせましょう。
プールデビューする際にあまり興味を示さない場合も、水遊び用おもちゃをプールに入れたら触りたくなるかもしれません。
ただし、水に沈むおもちゃは赤ちゃんが手を伸ばして取ろうとするため、水に浮くおもちゃを選びましょう。
【プール遊びのあと】
入る時間は15〜20分を目安にし、プール遊びが終わったら温水シャワーを全身にかけて体を温めてあげましょう。
水分補給もしっかりして、あとはゆっくり過ごすようにしましょう。
家庭用プールで遊ぶ時の注意点
赤ちゃんを家庭用プールで遊ばせる時、どんな点に注意したら良いのでしょうか。
【気温と水温】
プール遊びの適温は気温は28℃以上、水温が26〜30℃を目安にしましょう。
ただし、35℃以上の猛暑では赤ちゃんだけではなく付き添いの大人も危険です。
適温を目安にし、天候もみながら入るかどうか判断しましょう。
ニュースやインターネットサイトで、その日の熱中症指数を確認しましょう。
【熱中症や脱水症状に気をつける】
プールの中は涼しそうだからといって、水分補給を忘れてしまいがち。
また、子どもが水遊びに夢中になっていると時間があっという間に過ぎてしまいます。
先ほど記載したように15−20分を目安にしましょう。
しかも屋外にいるので、思ったよりも子どもは汗をかいています。
思いがけず長時間入ってしまった後に、水分補給を怠ってしまうと、熱中症や脱水症状につながってしまうこともあります。
こまめに休憩と水分補給をとり、長時間入りっぱなしにならないようにしましょう。
【紫外線対策をしっかりと】
日焼けをしたことのない赤ちゃんの肌は大人に比べてとてもデリケートです。
赤ちゃん用の日焼け止めを塗ったり、シェードやタープなどを使ったりして、しっかりと紫外線対策しましょう。
【目を離さない】
赤ちゃんは数センチの深さでも、バランスを崩して溺れる可能性があります。
特にプールの中は滑りやすいので、いつもの一人座りとの感覚とは異なります。
家庭用プールだからといって安心しすぎず、決して目を離さないように注意しましょう。
【水遊び用のおむつを着用する】
家庭用プールの場合はおむつを脱いで水着を着用するか、水遊び用のおむつを着用してから水着を着るようにしましょう。
普通のおむつのままプールに入ってしまうと、内部の吸水ポリマーが水を含んで大きく膨張してしまいます。
水遊び用のおむつだとその心配はありませんし、形のあるうんちが漏れないよう防いでくれます。
【食後は控える】
食後すぐのプール遊びは控え、食後1時間以上経って機嫌の良い時間に入るようにしましょう。
【体調が悪い場合】
赤ちゃんの体調が悪い場合はプールに入らないようにしましょう。
熱がある、下痢をしている、機嫌が悪いなど、赤ちゃんの体調が悪い時は避けましょう。
また、プール遊びの途中で寒そうにしていたり、疲れている様子が見られたりしたら、プールから上がり、保温しながら休憩しましょう。
まとめ
楽しい赤ちゃんとのプール遊び。
暑い時期にしかできない遊びなので、赤ちゃんの時期でもぜひ挑戦したいですよね。
また、赤ちゃんはおむつが外れていないので、しばらくは家庭用プールがメインになるかもしれません。
ただし家庭用プールと言っても、やはり水遊びなので危険が伴います。
注意点をよく確認して、絶対に目ははなさないようにして、赤ちゃんとの楽しいプール時間を過ごしてくださいね。