夜泣きはいつから始まる?

赤ちゃんの夜泣きはいつから?

赤ちゃんの夜泣きで悩んでいるママは多く、その話を聞いて、始まる前から「いつ始まるの?」と不安になっている方もいるでしょう。

夜に泣き止まない日が続くと、心身ともにストレスが溜まってしまうものです。

また、夜泣きの原因はまだ明らかにはなっていないと言われており、それも不安要素のひとつになっているかもしれません。

 

今回は、夜泣きはいつ頃から始まるのかについてスポットを当て、また対処法についても探っていきましょう。

 

赤ちゃんの夜泣きの始まり

そもそも赤ちゃんの「夜泣き」とは、どのようなものなのでしょうか。

 

【赤ちゃんの夜泣き】

夜泣きは、赤ちゃんが夜中に赤ちゃんが目を覚まし、激しく泣くことを指します。

赤ちゃんは新生児の頃から、夜お腹が空くなどが原因で起きることがありますが、それは正確には「夜泣き」ではありません。

おむつを換えたり、授乳をしたりなど、赤ちゃんが泣いている原因に対する対処を取れば、落ち着く場合には「夜泣き」とは言わないことが多いです。

授乳サイクルにより、夜に起きてしまい、そのままなかなか寝付けないこともありますが、それはまだ昼夜の区別がはっきりしていないことが原因かもしれません。

 

それに対し、赤ちゃんの泣いている原因が分からず、何をしてもしばらく泣き止まないような状態を「夜泣き」と言うことが多いです。

 

【夜泣きはいつから?】

夜泣きの始まる時期は、個人差が大きく一概には言えません。

しかし、多くは生後6ヶ月~1歳半くらいに見られると言われています。

一般的に生後8~10ヶ月頃がピークと言われることもあります。

 

また、夜泣きが続く期間も、赤ちゃんによって異なります。

1歳半~2歳頃前におさまっているケースが多く見られますが、長ければ4歳頃まで夜泣きをする子もいるようです。

 

始まる時期や終わる時期も違えば、程度も個人差があります。

激しく泣いて、なかなか落ち着かせることが難しい子もいれば、中には全く夜泣きをしない赤ちゃんもいます。

兄弟姉妹でも夜泣きをする時期、程度は全く違うことが多いです。

そのため、夜泣きはいつから始まるのか、いつまでに終わるのか、どの程度なのかなどは予想することはできません。

 

夜泣きは個人差が大きいものの、育て方や愛情のかけ方の差でもなく、そこの子としての成長の仕方、成長の過程とも考えられています。

いつか終わりはくるものなので、他の子と比べて焦ったり、ママが自分を責めたり、ストレスでつらくなり過ぎないようにしましょう。

 

赤ちゃんの夜泣きへの対処法

夜泣きの原因は、まだはっきりとしていないため、絶対に効果的だと言われる夜泣きを防ぐ方法、対処法はありません。

成長する過程における一時的な現象と言われているため、成長とともに時間が解決してくれることも多いです。

しかし、夜泣きによるママの心身の負担は大きいもの。

あまり悩み過ぎないことも大切ですが、夜泣きが始まった時に、できることにはどのような対処法があるでしょうか。

 

【生活リズムを整える】

まずできることは、生活リズムを整えることです。

いつ寝るか、いつ起きるかだけでなく、生活のあらゆるリズムを整えることで、赤ちゃんの睡眠リズムが発達するのに役立つと考えられています。

生活リズムを整えるポイントは、朝同じ時間にカーテンを開け、日を浴びて体を目覚めやすくすることです。

授乳や食事もできる限り、時間を決めましょう。

日中は活発に活動することを目標にし、また昼寝はしすぎないように気を付けるのもいいでしょう。

 

【不快な状態を取り除く】

大人も寝苦しい状況では、ぐっすりと眠れず、つらいことありますよね。

赤ちゃんも同じで、不快な状態で寝るのはつらいです。

おむつは濡れていないか、お腹が空いている様子ではないか、部屋の温度、湿度、明るさ、音など、いろいろと調整してみましょう。

 

【一旦その場を離れる】

いろいろな方法を試しても、夜泣きがおさまらないこともあります。

夜泣きで心身に余裕がなくなり、つらさが続く時には、一旦その場を離れるのも一つの方法です。

赤ちゃんを安全な位置に寝かせたり、動いても転倒転落などの事故に繋がらないことを確認したりして、その場を離れましょう。

 

気持ちが落ち着いたら、戻り、また赤ちゃんを抱っこしたり、トントンと落ち着かせたりしましょう。

落ち着かせるのと、離れるのをパパと交代しながらだと良いかもしれません。

 

【周りに夜泣きをすることがあると伝える】

マンションやアパートなどの集合住宅に住んでいたり、近所に音が伝わりやすかったりすると、夜泣きした時に近所に迷惑をかけてしまうのではと心配なママもいるでしょう。

その場合は先に「赤ちゃんが夜泣きをするようになって…」と、夜泣きが始まったことを伝えて挨拶をしておくと、少し気が楽になるかもしれません。

 

パパとはできれば夜泣きが始まる前に、どのように対処をしていくといいか、話し合っておくといいですね。

ママだけが対処をするのは大変なので、一緒に乗り越える方法を考えておけるといいですね。

 

まとめ

夜泣きはいつから始まるかは、個人差が大きいものです。

成長の一過程とも言われているので、ストレスを溜め過ぎず、できることを試してみてください。

この記事を書いたライター

おかだ うみ
おかだ うみ

2人の男の子を育児中のママライター。うどん県出身、お蕎麦の美味しい北陸在住。趣味はカフェ巡り、キャンプ、音楽鑑賞。子どもたちとの些細なできごとを100%楽しめるような毎日にしたい!と日々模索中。その中で学んださまざまな情報をお届けできたらと思っています。

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