断乳時、赤ちゃんが泣き止まない…
断乳を試みているけれど、赤ちゃんがおっぱいを欲しがるなどし、泣き止まない。夜もなかなか寝てくれない。
そんな時、どのように対処すればいいのか、悩む人も多いです。
何らかの事情があり断乳を決意したものの、大泣きされてしまうと、決意が揺らぎそうになってしまうこともあるでしょう。
今回は、断乳時に赤ちゃんが泣き止まない時の対処法についてまとめました。
赤ちゃんが泣き止まないのはいつまで?
断乳を始めると、赤ちゃんが泣き止まないことが続く場合があります。
このような状況は、一時的なものであることがほとんどですが、いつまで続くのかと不安になる方も多いでしょう。
多くの場合、赤ちゃんが断乳に慣れるまでの期間は3日から1週間程度とされていますが、赤ちゃんによって個人差が大きく、中には数週間かかる場合もあります。
しかし、時間が経つにつれて少しずつ赤ちゃんはおっぱいなしでも落ち着けるようになっていくことが多いです。
赤ちゃんが泣き止まないことに焦りや不安を感じることもありますが、赤ちゃんがおっぱいを求めて泣くのは、赤ちゃんの自然な表現です。
そのため、泣くことが悪いわけでもないですし、だからと言って「断乳がかわいそう」だと思う必要はありません。
赤ちゃんが泣く時は、気持ちに寄り添いながら、優しく対応していくことが大切です。
赤ちゃんが泣き止まない時の対処法
赤ちゃんが断乳中に泣き止まない時、以下の対処法を試してみてください。
【スキンシップを増やす】
断乳中は、授乳していた時間の安心できる時間が減るため、代わりにスキンシップを増やすといいでしょう。
抱っこをしたり、背中を優しくなでたり、赤ちゃんがリラックスできるようなタッチケアを心がけましょう。
ぬくもりや優しい声掛けが、赤ちゃんの不安な気持ちを和らげます。
【お腹が満たされているか確認する】
おっぱいがなくなってしまうことで、赤ちゃんが空腹を感じている場合もあります。
断乳中は、食事やミルクのタイミングや量に注意し、しっかりとお腹が満たされるように工夫しましょう。
【お気に入りのぬいぐるみやブランケットを活用する】
赤ちゃんがお気に入りのぬいぐるみやブランケットなど、安心感を与えるアイテムがあると、不安な気持ちの支えになることがあります。
これまでおっぱいで得ていた安心感を、他のもので補えそうであれば、そのアイテムを活用するのもいいでしょう。
【夜の寝かしつけの工夫】
夜中に赤ちゃんが泣いてしまう場合、寝かしつけの環境を見直してみましょう。
部屋の照明を暗くし、眠りに入りやすい環境を整えます。
また、ねんねトレーニングといって、寝る前に一定のルーティンを作ることも、赤ちゃんの安心感につながります。
例えば、お風呂→絵本→おやすみの言葉など。
これを毎晩繰り返すことで、徐々に赤ちゃんが「今は寝る時間だ」と寝ることを意識してくれるようになるかもしれません。
【赤ちゃんが泣き止まなくても大丈夫と思う】
断乳中に赤ちゃんが泣き続けることは、ママにとって、とてもつらい時間かもしれません。
泣かせてしまうことに罪悪感を感じるかもしれませんが、赤ちゃんが成長していく過程の一部であることを理解しましょう。
また、一度断乳を決意した場合は、途中で諦めずに頑張る、強い意志を持ち続けることも重要です。
【パパや周囲のサポートに頼る】
断乳はママだけの課題ではなく、パパや家族のサポートが必要です。
一緒に赤ちゃんの断乳に挑戦、対応することで、ママのストレスも軽減されるでしょう。
どうしてもママと一緒にいると、おっぱいのことを思い出して、恋しがって泣く赤ちゃんも多いです。
そんな時だからこそ、少しママとは離れ、パパや家族が寝かしつけを担当するなど、協力してもらいましょう。
断乳を成功させるために大切なこと
断乳を成功させるためには、以下の点を意識してみましょう。
【タイミングを見極める】
断乳のタイミングは非常に重要です。
赤ちゃんが体調を崩している時や、大きな生活の変化がある時(引っ越しや保育園のスタートなど)は避ける方が無難です。
赤ちゃんの健康が安定している時期を選ぶと、断乳がスムーズに進むことが多いです。
【自分を責めない】
赤ちゃんが泣き止まないことや断乳がうまく進まないことに対して、ママが自分を責める必要はありません。
だれでも断乳には時間がかかることがありますし、赤ちゃんによっても反応はさまざまです。
焦らず、赤ちゃんのペースに合わせて進めましょう。
【成功への道は一つではない】
断乳の方法やタイミングは、一つではありません。
場合によっては、部分的な断乳になったり、再度トライすることが必要になったりする場合もあります。
柔軟な対応を心がけましょう。
まとめ
断乳時、赤ちゃんが泣き止まなくて、赤ちゃんもママもつらいという状況になることもありますが、時間が経てば赤ちゃんもおっぱいなしで過ごせるようになります。
泣き止まなくても、焦らず、赤ちゃんにおっぱい以外のことで安心感を与えてあげることが、断乳の成功の鍵です。
また、周りのサポートもとても大切です。
周りを頼りながら、みんなで赤ちゃんの成長を見守っていきましょう。