ママの再就職はハードルが高い?
妊娠出産を機に退職、そしてまた再就職したいと考えているママは多いのではないでしょうか。
再就職となると、子育てをしながら働くことになるので、うまくやっていけるか不安になりますよね。
子育てをしながらでも働きやすい仕事、職種というのは人気なので、希望の職種への就活は思うように進まないこともあるかもしれません。
また、ブランクがあるとキャリアがあっても通用するかどうか、という不安も尽きません。
そんな再就職の場合の就活について、ポイントや気をつけたいことをご紹介いたします。
ママの就活のポイント①タイミング
ママの就活は学生の頃の就活とは違って、周りの人と同じ時期に行うわけではありません。
また、赤ちゃんがどれくらい成長してから再就職するのか人によっても違うのではないでしょうか。
そんな人によってそれぞれのママの就活。
妊娠から出産でブランクができると、いつ再就職すれば良いのか決断が難しいですよね。
例えばどのようなタイミングで、再就職の時期を考えたらいいのでしょうか。
【子どもが0歳】
もっとも早いタイミングだと、生後半年くらいで復帰する方も。
保育園に入所しやすい時期としては、3〜4月と9〜10月なので、生まれた月によって入りやすい、入りにくいなどの差が出ることがあります。
ブランクが少ないほど働き出しやすいというメリットはありますが、早めに保活をして子どもの預け先を決めておく必要があります。
【子どもが1歳】
1歳になると、0歳児よりも保育園に入りやすい可能性が高くなります。
また、ブランクが開きすぎず、子どもが1歳になるまでは子育てにしっかり専念することができるので、理想的と考える方も多いようです。
【子どもが3歳以降】
子どもが3歳になると、保育園だけではなく幼稚園の選択肢も増えるため、預け先に困ることはないのではないでしょうか。
3歳までは子どもと一緒に過ごす時間がたっぷりある一方で、再就職までのブランクは長くなります。
子どもが3歳になるまでの期間で資格を取ったり、再就職する際に役立つスキルを身に付けておくと良いでしょう。
ママの就活のポイント②働き方
働くママにとって最大のネックは、勤務時間ではないでしょうか。
フルタイムで働く場合、18〜19時を過ぎても預かってもらえる保育園を見つける必要があります。
また、赤ちゃんは頻繁に体調を崩すため、融通の利く職場を見つけるか、病児保育にも登録する必要があるでしょう。
預け先が確保できないと、長時間働くことは難しいですよね。
子どもが小さいうちは時短の職場を選ぶなど、就活をする際は働き方についても検討してみましょう。
働き方を考える上で外せないのが雇用形態です。
例えば、このような形態があります。
・正社員(フルタイム)
・正社員(時短)
・契約社員
・派遣社員
・パート
・個人事業主
就活の際は一つの雇用形態に縛られず、幅広く考えてみるのも成功するポイントです。
また、今までと同じ業種にするのか、もしくは違う業種にするかも検討する必要があります。
あとは再就職のタイミングも考慮し、慎重に選びましょう。
就活を成功させるために
ハードルが高いと言われるママの就活。少しでも成功に近づけるために、どのような点について気をつけたらいいのでしょうか。
【子どもが体調を崩した時の対応について】
就活の際の面接時に、「子どもが体調を崩したらどうしますか?」と聞かれる方は多いようです。
子育て中なので想定内、ありえることとして、何か対策を考えておかないと面接で合格するのは難しいでしょう。
例えば、
・近所の親戚に預ける
・病児保育を利用する
・夫にも融通を利かせてもらう
など、あらかじめどう対応するか決めておきましょう。
また、このような対応が難しい場合は、子育て中でも融通がきく職場選びを優先させましょう。
【就活や再就職への漠然とした不安】
ブランクがあくと、就活や再就職に対して漠然と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
まず第一歩として、リサーチも含めてこのようなサービスを利用してみましょう。
・ハローワーク
雇用の窓口としてよく知られているハローワーク。
職業紹介や相談、履歴書や自己PRの書き方、面接指導を受けることができます。
書類の書き方に自信のない方、どんな仕事があるのか知りたい方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
・マザーズハローワーク
ママが利用しやすいハローワーク。
ハローワークの中に設けられているものもあります。
キッズスペースがあったり、子育てと両立しやすい仕事を紹介してくれるなど、ママにとって心強いサービスです。
まとめ
子どもが大きくなったらまた働きたい!と考えているママは多いのではないでしょうか。
ですが、いつ、どのような仕事で再就職をするのか具体的に決めておかないと、ズルズルと先延ばしになってしまうかもしれません。
赤ちゃんの時期は子育てを優先させるのか、それともブランクを避けてなるべく早くフルタイムで復帰するのかなど、人によって選び方は様々です。
まずはどのように働きたいかをしっかり考えた上で、慎重に選びたいですね。