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出産後の保育園探しはいつから?

出産後の保育園探しはいつから?

出産後の保育園探しは計画的に進めよう

待機児童問題が社会的に大きく取り上げられるようになり、地域によっては待機児童数が徐々に少なくなっているところもあるようです。
しかし、そうはいっても未だ希望の園に入るのが難しい地域もありますので、保育園探しは早めに開始するのが安心でしょう。
このように保育園に入園するために、情報を集めたり、見学に行ったりすることを「保活」と言います。

 

基本的には妊娠中から「保活」をスタートするのが理想的と言われていますが、実際にはなかなかうまくいきませんよね。
妊娠中に体調が良くなかったママや産後に新たな仕事を探そうと思っているママは、体調が整い、育児がひと段落してから保活について考え始めることが多いでしょう。

 

このように出産後でも保育園探しをスタートするのは決して遅くはありません。保活に成功するカギは「計画的に進める」ということです。
そこで今回は、出産後から始める保育園探しについて詳しくご紹介します。

 

保育園はいつから預けられる?

保育園に子どもを預けられる月齢は、生後2ヶ月以降とされています。労働基準法では、出産後8週間はママの産休期間としているため、これを過ぎないと赤ちゃんを預けて働くことができないからです。

 

ただし実際には、保育園によって預けられる月齢が異なるため、まずは希望の園に問い合わせてみるのが良いでしょう。
一般的には、0歳児の4月入園が最も入りやすいタイミングと言われていますが、早生まれの子やママと赤ちゃんの健康状態が良好であるかなども考慮に入れて検討しなければなりません。どんなに小さな赤ちゃんでも、不慣れな環境にはストレスを感じるものです。
ママにとっても赤ちゃんにとっても、無理のないタイミングで預けるのがベストと言えそうです。

 

入園申請の流れ

保育園は、大きく分けて認可保育園と認可外保育園の2種類があります。
認可保育園とは、基本的にママが働いているなどの理由により、十分な保育を受けることができない乳幼児を対象とした施設で、国が定めた一定の基準を満たしている園のことを言います。2019年秋からは、世帯の収入にかかわらず保育料が無償になります。

 

一方、認可外保育園とは、認可保育園に比べて設置基準が緩く設けられた園のことです。ママの就労の有無にかかわらず、定員に空きがあれば利用することができます。2019年秋からは、月額3.7万円までの利用料が無償化となり、利用者の負担が軽減されます。

 

このように、認可・認可外ではそれぞれ異なった特徴があり、入園申し込みの方法も変わってきます。
認可保育園は、お住いの市町村の子育て支援課などに申請するのに対し、認可外保育園は、園に直接空きを確認し、入園申請を出します。
ここでは、認可保育園の入園を想定した、申請までのスケジュールを確認していきましょう。

 

【認可保育園における入園申請の流れ】
随時園児を募集している認可外保育園とは違って、認可保育園の申し込み期間は毎年決まっています。よっぽど定員の空きがない限り、年度途中の入園は難しいです。
以下の流れを参考に、わが子を入園させるタイミングを検討してください。

 

10〜12月:次年度4月入園申し込みスタート(1次)
2月上旬:1次申し込み選考結果発表(郵送にて)
2月下〜3月:1次で落選した場合に2次申し込み結果発表
4月:入園(慣らし保育スタート)

 

地域によっては、申し込み書類提出後、第1希望の園で面接が行われることがあります。申請後の流れは、それぞれの自治体窓口にて確認しておきましょう。

 

保育園探しを始めるのはいつから?

これまでご紹介したように、希望の園に入るためには事前にしっかりと準備することが大切です。
年度途中で入園する確率が低いことから、基本は4月入園を狙って計画的に進めていきましょう。まずは以下のようなスケジュールを目安に保活をスタートしてみてください。

 

【①情報収集から始める】
秋の保育園入園申し込みに向けて、どの保育園を希望するか、第1〜第5候補くらいはピックアップしておきましょう。そのためにはまず、5月くらいから情報収集を開始します。
各自治体の子育て支援課などで配布される「保育施設マップ」などの冊子を活用したり、インターネットを活用したりします。

 

【②見学を申し込む】
希望の園をいくつか見つけたら、実際に見学してみると良いでしょう。8月くらいまでに済ませておけば、候補を絞り込む際の参考になります。
見学の際は、施設内だけでなく先生の雰囲気なども一緒に見ておくと良いです。

 

【③候補を絞り込む】
見学・情報収集がある程度できたら、遅くても9月くらいまでには候補を絞り込んでおきましょう。
実際に自宅から園まで移動してみて、通いやすさもをチェックしておきましょう。登園は毎日のこととなりますので、悪天候の日でも通いやすい距離であるかはとても重要です。

 

まとめ

保育園は、大切なわが子を長い時間にわたって預ける場所です。事前のリサーチ不足が原因で園と方針が合わず、途中で辞めてしまったり、選考結果が不承諾に終わったりすることのないよう、計画的に保活をスタートさせましょう。

この記事を書いたライター

たけだ あおい
たけだ あおい

東京都出身、埼玉県在住。 現在、パートにて事務職の仕事をしながら、在宅ライター、幼稚園児の娘の母と3つの顔を持っています。 毎日ちょっぴり反抗期の娘の子育てに奮闘中!! 働くママという目線から、同じように子育てに悩み、楽しんでいるママたちのためになる情報をお届けしたいと思っています。

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