赤ちゃんの添い寝はいつまで続ける?

赤ちゃんの添い寝はいつまで?

赤ちゃんを寝かせる際、寝かしつけた後そのまま一緒に添い寝して寝る方は多いのではないでしょうか。

赤ちゃんの頃はまだ一人で寝るのは難しいですが、いずれは一人でも寝られるようになります。

では、添い寝をするのはいつまでが良いのでしょうか。

今回は添い寝のメリットとデメリット、卒業させる方法や時期についてご紹介いたします。

 

添い寝のメリットとデメリット

まずは添い寝のメリットとデメリットについてみていきましょう。

 

【添い寝のメリット】

添い寝のメリットにはこのようなものが挙げられます。

・赤ちゃんが安心する

・赤ちゃんの様子がすぐに分かる

・夜中のお世話が楽

・親子のスキンシップになる

・冬場だと温かく感じられる

・寝るスペースを新しく作らなくて良い

・布団をかけ直してあげられる

 

 

【添い寝のデメリット】

添い寝のデメリットはこのようなものがあります。

・身動きが取りにくい

・大人の都合で寝る時間が左右される

・夫婦の時間が取りにくい

・ママ一人の時間が取りにくい

・お互いの睡眠を妨げることもある

・寝相によって子どもを覆い被さってしまう可能性もある

 

添い寝は親子ともにメリットもありますが、デメリットもあります。

家庭によって重要視するポイントが異なるので、両面を検討してみるのも良いでしょう。

注意:小児科では、大人と赤ちゃんが同じベッドや布団で寝ることは推奨していません。大人が深い睡眠に至った時に覆いかぶさったり、思いがけず潰してしまったり、大人用ベッドはふわふわしていることもありうつ伏せになった時に窒息する可能性があったり、ベッドの場合は転落したりベッドガードの隙間に挟まり死亡することもあり、子どもの安全性の保証が難しいためです。

 

赤ちゃんの添い寝はいつまで?

それでは、赤ちゃんの添い寝はいつまで続けるのが良いのでしょうか。

欧米式の子育てだと、生まれて間もなくして別室で寝かせる場合もあります。

また、最近では子どもの自立性を考えて早くから「ねんねトレーニング」を取り入れる方も多いでしょう。

ですが各家庭により事情が異なるため、添い寝は「いつまで」という決まりはありません。

 

ただし、「いつまで」と決めておかないと毎日の習慣なのでなかなか変えるのが難しく、卒業するタイミングが分からない方も多いかもしれません。

一般的には、小学校入学まで添い寝をし、それ以降は別々の部屋で寝るまたは、同じ部屋でも別々の布団で寝るという方が多いようです。

添い寝には様々なメリットがありますが、子どもの自立性を考えると小学校に入学する時期までが自然かもしれません。

添い寝のメリットよりもデメリットが大きいと感じられる方は、早めに添い寝を卒業することも検討しましょう。

 

添い寝を卒業させる方法

睡眠は毎日の習慣なので、急に変えるのは親子ともに不安になりますよね。

できるだけスムーズに添い寝を卒業させるためには、どのようにしたら良いのでしょうか。

 

【「いつまで」にするか時期を事前に話しておく】

今までずっと一緒に寝ていたのに、急に卒業するとなると子どもが戸惑ってしまいます。

心の準備期間を作るために、「いつまで」にするか事前に話し合っておきましょう。

 

 

【添い寝以外でスキンシップの時間を作る】

大きな環境の変化は子どもに様々な影響があることが考えられます。

添い寝でスキンシップが取れていた分だけ、別で補う必要があります。

子どもの年齢によりスキンシップの方法は様々で、触れ合いだけではなく会話でのコミュニケーションなども大切になるでしょう。

 

 

【安心して寝られる環境作り】

子どもが安心して寝られる環境作りも重要です。

例えば、お気に入りの寝具やぬいぐるみなどを置くなど、「ここで寝たい」と思ってもらえるきっかけを作るようにしましょう。

 

添い寝を卒業する際の注意点

添い寝を卒業したからと言って、それで全て終了というわけではありません。

場合によってはフォローが必要な時もあるでしょう。

添い寝を卒業する際、どのような点に注意したら良いのでしょうか。

 

【寂しく感じさせないようにする】

添い寝を卒業する際、子どもよりも親の方が寂しく感じる場合もあるかもしれません。

親が寂しそうにしていると、せっかくの卒業のタイミングを逃してしまうかも。

卒業する時期を決めたら、お互い楽しく寝られるよう明るい気持ちで卒業を迎えるようにしましょう。

 

 

【おねしょしていないか確認する】

今までおねしょしていなかったのに、添い寝を卒業したらおねしょが増えてしまう場合もあります。

おねしょは子どもの心の変化によって左右されるため、もしかしたら不安を感じているのかもしれません。

もし、おねしょが再開したり増えたりした場合は、子どもに寄り添い不安を解消してあげるようにしましょう。

 

 

【甘えたい時は甘えさせよう】

添い寝を卒業するタイミングを決めた際は、勢いで「大丈夫!」と言ってしまう子どもも中にはいるかもしれません。

卒業後、やっぱり一人だと寂しいと言い出すこともあるでしょう。

そのような場合は、無理に別々で寝る必要はありません。

次第に一人でも寝られるようになるので、子どもが甘えたい時は甘えさせるようにしましょう。

 

まとめ

赤ちゃんとのねんねの時間。

今は寝かしつけで大変な場合が多いかもしれませんが、次第に一人で寝られるようになり添い寝も卒業します。

それが「いつ」やってくるかはご家庭の事情により異なりますが、いずれ訪れます。

急に卒業させるのは難しいので、タイミングを話し合い無理なく進めるようにしましょう。

また、卒業したら終了というわけではなくフォローが必要な場合もあります。

赤ちゃんにとってはまだ先の話かもしれませんが、添い寝はいつまでしたら良いの?と悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。

この記事を書いたライター

おがわ みなみ
おがわ みなみ

関西在住で一児の母です。 子育てをしながら仕事も両立したいと思い、在宅ライターを始めました。 日々、子供と楽しく暮らせるよう工夫することが大好きです。 新米ママやプレママさんのお役に立てるような記事をお届けします。よろしくお願いします。

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