外のトイレでのトイレトレーニングはどうする?

外のトイレでもトイレトレーニングをする?

トイレトレーニング中、家のトイレでのトイレ成功率は高くなってきたものの、外のトイレではなかなかできない・・・というケースも多いものです。

やはり慣れた家のトイレと、外出先のトイレでは勝手も雰囲気も違いますし、子どもにとっても戸惑うものなのでしょう。

トイレの雰囲気が暗くて怖がったり、ハンドドライヤーやウォシュレットの音を怖がったりする子もいます。

 

しかし、トイレトレーニング中だからと言って、ずっと家にこもっているわけにも行きませんよね。

外のトイレでもトイレへ行ける、また用を足せるようになるにはどうすればいいのでしょうか。

 

今回はトイレトレーニング中の子どもが、外のトイレを使う際の準備や、入るのを嫌がる時の対処法などをまとめました。

 

外のトイレを使う際の準備とは?

外のトイレに子どもを連れて行く場合、次のようなことを事前に確認、準備しておきましょう。

 

【トイレの場所・用意されているものを調べる】

まずは外出先でのトイレの場所を、できる限り把握しておきましょう。

公共の施設には、子ども用の小さなトイレが設置されている場所もあり、ママも一緒に入りやすい大きめのスペースがあったり、雰囲気も明るかったりなどの工夫がされています。

トイレトレーニング中は、そのような子ども用トイレがある施設に遊びに行くというのも1つの方法でしょう。

 

もし、子ども用のトイレがなくても、大人用のトイレに設置できる補助便座が用意されている施設もあります。

 

どちらもない場合には、そのまま便座に座らせるとお尻が小さいため、ママがしっかり支えていないとトイレへ落ちてしまうことがあります。

子どもにとってお尻からトイレに落ちるなんて、とても怖い経験です。

外のトイレがトラウマになってしまう子もいるので、事前にないと分かっている場合は、簡易式の補助便座を持っていくといいでしょう。

 

【必要なものを準備】

外でトイレに行く可能性がある時には、簡易式の補助便座など、トイレで必要なものを準備しましょう。

 

簡易式の補助便座・・・折り畳めばコンパクトになる補助便座です。

おむつやお尻拭き、着替え・・・万が一トイレに行けなかった、間に合わなかった時のための準備をしておきましょう。

除菌シート・・・便座やドアノブなど、衛生面が気になるところを拭くためのシートです。

使い捨てシート・・・トイレの中で子どものズボンを下ろす際、着替え台などがないトイレの場合、床に子どもの足やズボンが付くのが気になる方は持っていきましょう。ペットシーツなどで代用できます。

 

外のトイレを嫌がる場合には

外のトイレを嫌がっているところを無理やり連れて行くことはありませんが、いつまでも外でトイレができないというのは心配ですね。

徐々に慣れさせたいと思っている場合は、時間がある時に次のような方法で慣れてもらうのはどうでしょうか。

 

【空いている時にトイレを見学しておく】

トイレが空いている、誰も使用をしていない時などに、用を足しに行くのではなく、見学に行ってみましょう。

子どもに「トイレの探検をしてみよう」と伝え、どんなトイレなのか、個室はいくつあるのか、着替える場所はあるか、明るさや衛生面、雰囲気などを親子で見てください。

子どもにとって何が怖いのか、何が嫌なのかを知ることで、この外のトイレなら大丈夫かな?というトイレが見つけられるかもしれません。

 

もし、中に入るのも嫌がる場合には、外から見ての見学でも構いません。

スモールステップで慣れさせてみましょう。

 

ドアの開け閉めの音、ウォシュレットやハンドドライヤーの音を怖がる場合には、どこから音が鳴るのかを教えてあげましょう。

その上で、音を鳴らさないように気をつけたり、ハンドドライヤーから離れた個室などを利用したりなどすると、少し平気になる子もいます。

音が怖い際には耳を両手で抑えると少し音が小さくなるよ、など、対処法も教えてあげるといいですね。

 

【ママが用を足してみる】

外のトイレに入るのを嫌がらなければ、ママの利用について来てもらうのもいいでしょう。

ママの様子を見て、ここは安心して用を足せるところなんだと分かれば、真似をするようになるかもしれません。

 

【ポジティブな言葉をかける】

もし子どもが外のトイレに入れた時には、まずは入れたことを褒め、さらにポジティブな言葉で励ましてみましょう。

「トイレ入れたね。すごいね!ママ手を繋いでおくから、トイレに座ってみる?」

など、子どもが安心しながらトイレに居られるような方法で、トイレを応援してみましょう。

 

「ここでトイレ行っておかないと、漏らしちゃうよ!」

などという、マイナスな言葉はNG。

少しずつ、子どものペースで、外のトイレも大丈夫と思えるような言葉がけをしましょう。

 

【失敗しても大丈夫だよと声をかける】

外のトイレが怖い、嫌だと思ってトイレを我慢していたら失敗してしまった、という場合もあるでしょう。

しかし、子どもも失敗したくて行かなかったわけではありません。

失敗しても「大丈夫だよ」と声をかけ、着替えさせ、安心させてあげてくださいね。

 

まとめ

家ではトイレトレーニングが完了していても、外のトイレでは用が足せないという子どもは意外と多いもの。

少しずつ子どもそれぞれのペースで、外のトイレにも慣れてもらうために、事前の準備をしっかりし、ポジティブな言葉がけなどをしていきましょう。

この記事を書いたライター

おかだ うみ
おかだ うみ

2人の男の子を育児中のママライター。うどん県出身、お蕎麦の美味しい北陸在住。趣味はカフェ巡り、キャンプ、音楽鑑賞。子どもたちとの些細なできごとを100%楽しめるような毎日にしたい!と日々模索中。その中で学んださまざまな情報をお届けできたらと思っています。

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