難しい?パパの赤ちゃん寝かしつけ
育児に忙しいママも、
「たまには美容院にも行きたいし、ちょっとした息抜きもしたい、ゆっくりお風呂につかりたい…」
という日がありますよね。
そんな時、赤ちゃんのお世話をパパにお願いできたら、と思うこともあるのではないでしょうか。
ミルクやおむつ替えはお願いできても、パパにとって少しハードルが高いのが「赤ちゃんの寝かしつけ」かもしれません。
赤ちゃんの機嫌や体調によってはママでも手こずることがあるくらいです。
でも、もしママの体調が悪くなったり、どうしても出かけなくてはならない用事がある日は、寝かしつけを含めてパパに赤ちゃんのお世話をお願いすることになります。
今のうちにぜひ慣れておいてほしいですよね。
そこで今回は、パパが赤ちゃんの寝かしつけをするときの簡単なコツをご紹介します。ぜひパパに教えてあげてくださいね。
パパにおすすめ!寝かしつけのコツ
実は、上手な寝かしつけのコツは「リラックスさせる」ことと「疲れさせる」ことなのです。
一見相反することのように思えますが、この点を意識すればパパでも寝かしつけに成功できるかも。
ぜひ、試してみてください。
【コツ①入浴とマッサージ】
お風呂で気持ちがリラックスすると寝つきが良くなります。お風呂上りにマッサージをしてあげるとさらに赤ちゃんもリラックスしてくれますよ。
難しい手順などは考えなくても大丈夫。赤ちゃんの肌を優しくさすってあげたり、なでてあげましょう。
普段ママがしているマッサージ法があれば、やり方をパパに伝えておきましょう。
【コツ②ゆらゆら、ポンポンしてみる】
立ったままでもソファに腰かけた状態でもよいので、横抱きで抱っこして、ゆっくりゆらゆらと揺らしてあげましょう。
スピードを付けたり大きく動かしたりしないよう、パパに注意しておきましょう。揺さぶられっこ症候群を起こす恐れもあります。
赤ちゃんが気持ちよくリラックスできるペースでゆらゆらしてあげることがポイントです。
赤ちゃんのお腹や足をやさしくポンポンしてあげるのもよいですね。
腕の力は抜いて、手首のスナップだけを使う感覚でちょうどよいようです。力の強いパパの場合、指先だけでポンポンするのも良いでしょう。
ポンポンの目安としては、5秒間に2回くらいのリズムが良いでしょう。
リラックスした赤ちゃんが「うー」「あー」とか喃語を発することがあります。
パパもそれに応えて「あー」とか、「うんうん」など、静かな声で会話してもらいましょう。
【コツ③いっぱい遊ばせる】
大人でもそうですが、疲れた日は早く寝たいと思いますし、寝つきも良くなりますよね。赤ちゃんも同じです。
赤ちゃんは身体を動かすことが大好き。
パパと一緒に遊ぶことで、いっそうパパに慣れてくれたり安心感を持ってくれるというメリットもありますよ。
はいはいやあんよができるようになったら、はいはいで追いかけごっこをしたり、手を引いてあんよの練習をしたり、意識して赤ちゃんと一緒に遊ぶ時間を取ってもらいましょう。
寝かせてお腹をコチョコチョくすぐるのも良いですね。
一緒に遊んでいっぱい笑わせることで、夜になったら疲れて自然に寝てくれることも多いようです。
ただ、あまり長時間遊びすぎると興奮させてしまうことも。
特に寝る時間近くなっての遊びは興奮しすぎて寝付けなくなることがあります。また、刺激が強すぎて夜泣きをすることもありますので注意しましょう。
気を付けたい!寝かしつけ対策NG編
なかなか寝ない赤ちゃんにつきあうのはしんどいと感じるパパもいるかもしれません。また、長時間つきあううちに飽きてきてしまうこともあるでしょう。
でも、以下のようなことはしないように注意してもらいましょう。
【NG①スマホを操作する】
スマホの明かりは赤ちゃんの目には刺激的。
また、まどろんで気持ちよくなってきたころに突然着信音が鳴ると、赤ちゃんは身体をびくつかせて全身でびっくりしてしまいます。
赤ちゃんと添い寝するときは、スマホの電源はオフにしてもらいましょう。
【NG②大声で話す】
男の人の声に緊張する赤ちゃんは多いようです。男の人の低い声よりも女の人の高く柔らかい声にリラックスするのです。
普段、ママや保育士さんなどの女の人の声を聞く機会が多いからかもしれません。
パパが寝かせつけをするときは、裏声を使う必要はありませんが、赤ちゃんがよりリラックスできるようにゆっくり静かに話すことを心掛けてもらいましょう。
【NG③余分な習慣を与える】
泣き止まないからと言って簡単に新しい習慣を与えないようお願いしておきましょう。
たとえば、おしゃぶりをくわえさせることにしてしまうと、後でおしゃぶりを卒業する大変さも出てきます。
確かに泣き止んでくれるかもしれませんが、今までママがおしゃぶりなしで寝かしつけてきたのならば、本当に使っても良いのか、夫婦で相談してから使うようにしましょう。
まとめ
難しく考えすぎず、赤ちゃんと楽しみながらできるコツを取り入れていきましょう。
普段から赤ちゃんとスキンシップを取ることで、案外寝かしつけのハードルは低くなるかもしれません。ぜひチャレンジしてもらいましょう。