夫の育児への口出しが多い!
育児に無関心な夫というのも困りますが、過干渉な夫というのもママが困ってしまう原因となることがあります。
口出ししつつも、積極的に育児に関わってくれる場合はまだしも、特につらいのが、自分は何もしないけれど口出しだけ多い夫。
一生懸命やっている育児に、夫からは指摘ばかり…そんな状況では、夫へイライラやストレスが溜まってしまいますよね。
そんな夫の口出しがつらく、育児自体がつらいと感じてしまうママに、少しでも気持ちが楽になる対処法や、夫の口出しへの上手な対応の仕方などをまとめました。
夫の育児への口出しへの対処法
夫の育児への口出しが、なんだか自分の育児へのダメ出しのように聞こえてしまってつらい…毎日頑張ってることを伝えても分かってもらえなくて悲しい…
そんな時には次のような対処法や夫への伝え方を試してみてください。
【対処法①真に受けない】
まずは夫の口出しの全てを真に受けすぎないようにしましょう。
真剣に育児に取り組んでいるママこそ、夫の口出し(アドバイス)を真に受けてしまい、出来ない自分に苛立ってしまうことがあります。
「こうした方がいい」「ああしないとだめだ」などの夫の口出しが的を得ていたとしても、ママ1人でやる育児には限界があるもの。
「〇〇さんはできているのに、なぜできないんだ」という口出しに対しても、1人1人のキャパシティーは違います。
こうした方がいいのは分かっているけど、今はいっぱいいっぱいでできない…
こう思うことは、育児をしていく中でこれからもたくさんあるでしょう。
人とは比べず、「気持ちの余裕がある時にやってみよう」という程度に夫の意見も一意見としてだけ受け止めてみてください。
【対処法②攻撃的にならない】
夫に口出しされるとイライラし、ムキになって攻撃的に言い返してしまうこともあるでしょう。
しかし、そうすれば夫婦喧嘩に発展するだけで、何も解決しないことが多いです。
強く言われても重く受け止めすぎず受け流すか、一旦は受け入れて落ち着いた時に自分の意見を伝えるなど、感情的にならないようにしましょう。
【対処法③口出しに対して協力を求める】
口出されたことに対し、明るく協力を求めるのもいいでしょう。
「私もそうしようと思っているけど、なかなか実践できなくて。どうすればいいか分からないから、一緒にやってくれないかな?」
など、一緒にその育児をやってみようと提案してみてください。
中には、「仕事だから無理だ」、「育児は母親の仕事だ」などと言い返してくるパパもいるかもしれません。
そう言われても攻撃的にはなりすぎず、自分のできることは母親として全てやっていると自信を持って、あくまで明るく、「私としては頑張っているつもりなんだけれど、そうしたいなら手伝って欲しいな」などと伝え、口出しを真に受けすぎないようにしましょう。
【対処法④専門家の意見を伝える】
育児に対し、口出しされたことがどうしても受け入れられないものであれば、自分の価値観を伝えることも重要です。
しかし、お互いがただ自分の意見をぶつけ合っても、平行線で話がまとまらず、解決しないこともあります。
そんな時は医師や保育士、育児カウンセラーなどの専門家に聞いたこと、相談し、その意見を元に話をしてみましょう。
「アドバイスを実践しようとしてみたけれど、専門家の先生にはこう言われたのよ。」
と、より専門的で、客観的な目線を加えてから伝えると効果的かもしれません。
実際に専門家に相談することで、ママ自身も夫の口出しについて、正しいのかどうか確認もできますし、自分の意見が正しいと思っていたパパも専門家の意見ならすんなりと受け入れてくれるかもしれません。
【対処法⑤夫に育児を任せる機会を作る】
口だけ出して、実際は何もしてくれないという時には、夫に育児を任せる機会を作ってみるのはどうでしょうか。
育児をしている1日がどれだけ大変で、予想ができないことが起こりやすいかは、実際に経験してみないと分からないこと。
育児を完全にお任せした中で、口出ししたことが実践できるかどうか、育児でバタバタしている中、口出しだけされるとイライラしてしまうことを実際に体験してもらうのです。
1日だけでは、たまたまスムーズに1日のスケジュールが行えた場合、分かってもらえないこともあるので、定期的に任せるといいかもしれせん。
仕事や疲れていることを理由に任せる機会がなかなか作れない場合は、他の家族や友人に協力してもらい、やむを得ない事情を作って任せる機会を少しずつ増やしてみるのも1つの方法です。
まとめ
夫の育児への口出しがつらいと思う場合の対処法についてご紹介しました。
口出しがつらいこともあると思いますが、口出しをするということは、少なからず育児に無関心ではないということ。
そこに夫婦の価値観の違いがあり、つらく感じてしまうことはありますが、夫婦の価値観の違いは多少であればどの家庭にもあること。
相手の考えも尊重しつつ、自分の考えも伝えながら、自分たちに合った育児に対する考え方、関わり方を模索していけるといいですね。