赤ちゃんとの旅行!お風呂はどうする?
赤ちゃんとの旅行の計画を立てる際、悩ましいのがお風呂のことです。
お家の湯船に浸かれるようになった赤ちゃんも、旅行先での慣れないお風呂や温泉に入れるかどうか、不安を抱えているママもいることでしょう。
部屋に備え付けのシャワールームで済ませるべきか、せっかくなら大浴場の温泉の雰囲気を味合わせてみるべきか、どちらがいいのでしょうか。
赤ちゃんとの旅行では、お風呂はどのように入らせるのがいいのか見ていきましょう。
赤ちゃんとの旅行で温泉に入れるのはいつから?
まず赤ちゃんのお風呂ですが、湯船に浸かれるようになるのが一ヶ月健診が過ぎた頃からです。
温泉も同様で、赤ちゃんの成長が順調で、湯船に浸かれると医師が判断したのであれば、もう入ることは可能です。
ただし、月齢が低いうちは、お家の湯船に浸かることもまだ慣れていないという赤ちゃんも多いことでしょう。
温泉のお湯の温度は熱く、お湯には天然の成分が多く含まれているため、小さな体の赤ちゃんには多少なりの負担がかかることもあります。
あっという間にのぼせてしまうことでしょう。
また、大浴場の暗い雰囲気や人の多さは、赤ちゃんが怖がってしまうことがあります。
もちろん平気な子もいますが、赤ちゃんにとっては温泉は楽しい所ではなく、初めて来る怖い所と感じてしまうこともあるのです。
さらに床が滑ることも多く、赤ちゃんを抱っこしたままママが滑って転んでしまって大惨事となっては大変。
せっかくの温泉ですから、ママも赤ちゃんも、ゆっくり気持ちよく利用できる方が良いかと思います。
月齢が低いうちは大浴場の温泉は無理に体験させなくてもいいかもしれませんね。
赤ちゃんの旅行でお風呂に入れるにはどうすればいい?
温泉が苦手な赤ちゃんも、旅行先でお風呂に入って汗を流してあげたいですよね。
お風呂はどのような方法で入らせたらいいのでしょうか。
【家族風呂がある宿や露天風呂付客室を予約する】
赤ちゃんと一緒に気兼ねなくお風呂を楽しむ方法としては、家族風呂のある宿や風呂付の客室を予約するのがおすすめです。
赤ちゃんの機嫌に合わせてのんびり温泉を楽しむことができ、ママとパパも一緒に入れるので、家族みんなで楽しく入浴できますよ。
それに、他のお客さんとは一緒になることがないので、赤ちゃんも大浴場よりは落ち着いた気持ちで入浴ができますよね。
赤ちゃんのためとはいえ、ちょっと奮発をして贅沢な気分も味わうことができ、大人にとっても気持ちの良い旅行となるかと思います。
子連れ旅行に人気の選択肢です。
【部屋にあるシャワー室を利用する】
赤ちゃんとの旅行では家族風呂や露天風呂付客室ではないにしても、シャワー室が付いている宿屋やお部屋を選んだ方がいいでしょう。
お家のお風呂との環境は違いますが、温泉の大浴場よりはシャワー室の方が落ち着いて入浴することができます。
万が一赤ちゃんが泣いてしまっても宿泊するお部屋の中でしたらママも心の余裕が持てますし、慌てずに対応できます。
パパの手を借りてお風呂に入れることもでき、性別を気にすることなく2人で協力してお風呂を済ませられるという点でもいいですね。
赤ちゃんの入浴を済ませてから、パパとママが交代でゆっくりと温泉を楽しみましょう。
【温泉の大浴場を利用する】
赤ちゃんが温泉の大浴場を利用するのは、必ずしも無理ということはありません。
オムツを付けている子も、入浴ができる温泉もあります。
(ただし、まれにオムツをしている子の入浴をお断りしている温泉もあるため、事前の確認が必要です。)
赤ちゃんは温泉を楽しむというよりは、旅行の一環で温泉の雰囲気を少しだけ体験してみるという程度の入浴に留めましょう。
さっと体を洗い、早めに切り上げるようにしましょう。
ただ先ほどもお伝えしたように床が滑るので、抱っこしてあるくときは、くれぐれも気をつける必要があります。
赤ちゃんとの旅行でお風呂に入れる際のポイント
お家の環境とは違う、旅行先での赤ちゃんのお風呂。
赤ちゃんにはどのような配慮をして入れてあげるのが良いのでしょうか。
【ベビーバスをレンタルする】
赤ちゃん歓迎のプランを提供している宿では、ベビーバスのレンタルを行っていることがあります。
ベビーバスを使えば熱めのお湯の温泉も、適温にしてから入浴させることができ安心です。
【普段使っている入浴セットを持っていく】
ボディソープやシャンプーは宿に備え付けの物を使うと、赤ちゃんの肌には強い刺激を与えてしまうことも。
普段使い慣れているものを、トラベルポーチに詰め替えて持っていきましょう。
スキンケアアイテムも忘れずに持っていきたいですね。
【大人が協力してお風呂に入れる】
特に、どうしても大浴場の温泉に入らないといけない場合は、大人が1人で赤ちゃんを入浴させるのは大変です。
赤ちゃんが泣いてしまった時や、大人が体を洗う時に交代できるよう、できれば2人が協力して入浴させられるといいですね。
例えば、おばあちゃんやママの姉妹が一緒の旅行であれば、手伝ってもらいたいですね。
難しいようでしたら、やはり大人が交代でお部屋で赤ちゃんを見つつ、大人は一人ずつ温泉に入るのが無難かもしれません。
【赤ちゃんが泣いた時の対応を考えておく】
温泉は、赤ちゃんの体や心に負担がかかる可能性があり、泣いてしまうことはめずらしくありません。
赤ちゃんを優先することを考え、万が一泣いてしまった時は温泉も早めに切り上げるようにしましょう。
できれば、食事の時間帯に入浴時間を被せるなど、人が少ない時間帯に入るのが良いかと思います。
まとめ
温泉は、旅行の楽しみの1つです。
赤ちゃんにも体験させてあげたいところではありますが、赤ちゃんの負担になってしまう可能性もあります。
どういう対応をすれば赤ちゃんのお風呂が負担にならずに済むか、安全に過ごせるのか、検討しながら旅行のプランを練っていきたいですね。