よく泣く赤ちゃんの育児方法が知りたい
赤ちゃんは泣くのが仕事とよく聞きますが、あまりによく泣く赤ちゃんだと育児にも手を焼いてしまいますよね。
泣き止ませるために抱っこをしたりあやしてあげたり…試行錯誤を繰り返しているかと思いますが、それでもなかなか泣き止んでくれず、ママも途方に暮れてしまうこともあるでしょう。
よく泣く赤ちゃんとは、どのように向き合っていけばいいのでしょうか。
今回は、よく泣く赤ちゃんの育児のポイントを押さえていきましょう。
ポイント①よく泣く理由を探る
まずは、どうして赤ちゃんが泣いているのか、理由を探りましょう。
それによってママのあやし方も異なってきます。
【赤ちゃんの欲求が満たされてない】
言葉を話すことができない赤ちゃんは、何か欲求がある時や不快な症状があるときには、泣くことでママに伝えようとしています。
・お腹が空いていないか
・おむつが濡れていないか
・眠くなる時間ではないか
・体調は良好か
など、1つ1つ確認してみましょう。
【赤ちゃんが甘えたい気持ちになっている】
赤ちゃんが泣くのは、不快なことがある時ばかりではありません。
・抱っこをして欲しい
・遊んで欲しい
・なんとなく寂しい
など、赤ちゃんが甘えたい時にもよく泣いて意思表示をします。
赤ちゃんの欲求が満たされていてもグズグズ泣くようなら、スキンシップをとって様子を見てみましょう。
ポイント②赤ちゃんを安心させる方法を知る
よく泣く赤ちゃんというのは、それだけ感受性が豊かということ。
ちょっとしたことでびっくりしたり不安になったりして泣いてしまうこともあるでしょう。
赤ちゃんが不安でよく泣いてしまうようであれば、安心させるように接し方を工夫してみましょう。
【ママの声かけ】
赤ちゃんにとって、ママの優しい声はとても安心するものです。
赤ちゃんの不安を取り除くために、
「大丈夫だよ」
「怖くないよ」
と、安心できるような声かけをしてみてください。
赤ちゃんが泣くことで、ママが焦ったり不安になったりすると、赤ちゃんによっては敏感に感じ取り、余計に泣いてしまうこともあるそうです。
初めての育児で、よく泣く赤ちゃんの対応に困ってしまうことは多いと思いますが、ママ自身が落ち着いて対処することを心がけてみてください。
【スキンシップを取ろう】
スキンシップには、赤ちゃんの情緒が安定する効果やストレスを減らす効果があると言われています。
よく泣くという赤ちゃんには、スキンシップを積極的に取るように心がけてみましょう。
例えば…
・抱っこをしてママの心臓の音を聞かせてあげる
・歌を歌ってママの声をたくさんきかせてあげる
・喃語に返事をしてあげる
・おもちゃで一緒に遊んだり、ふれあい遊びを楽しむ
・目を見てお話してあげる
(「かわいいね」「眠いね」「お腹いっぱいだね」など、何でも思ったことを話してあげましょう。)
など。
このような赤ちゃんとのスキンシップには、赤ちゃんの気持ちを満たす効果だけでなく、ママのストレス軽減効果も期待できます。
ポイント③気持ちを切り替える方法を知る
よく泣く赤ちゃんは、感情を上手くコントロールできないことで、一度泣き始めると止められなくなってしまうことがあります。
また、黄昏泣き(コリック)など、原因が分からないのに泣き続けるということもあります。
そんな時は、泣いている赤ちゃんの気持ちを切り替えてあげることを意識してみましょう。
【外気に触れさせる】
赤ちゃんが泣き止まない時は、環境を変えてみましょう。
お家と外では、景色が全く異なります。
風が肌に当たる感触や、草木などの自然に触れることで、赤ちゃんの気持ちが落ち着きます。
道路を行きかう車などを見せてあげると、そちらにも興味が沸きますよね。
車でドライブに出かけると、泣き止むという赤ちゃんもいます。
泣いている気持ちを、外の別の対象へと逸らしてあげましょう。
【泣き止ませの音楽を流す】
泣きやまない赤ちゃんは、自分の感情を止めることができません。
そんな時、耳から大好きな音楽が流れてくると、そちらに興味を持って興奮していた気持ちも和らぐことがあります。
・赤ちゃんのお気に入りの音楽
・テレビのCM
など、赤ちゃんが興味を持って聞く音楽があれば、泣いた時のために用意しておけるといいですね。
まとめ
赤ちゃんによって性格は千差万別です。
よく泣く赤ちゃんもいれば、あまり泣かないという赤ちゃんもいます。
よく泣くからと言って、ママの育児方法が間違っていたり、赤ちゃんが過度にストレスを感じていたりするわけではありません。
よく泣く赤ちゃんの育児に、ママが自信を失くしてしまうこともあると思いますが、焦ったり不安にったりせず、赤ちゃんの個性と受け止めながら接するようにしましょう。
赤ちゃんにとっては、ママが幸せに過ごしてくれていることが、何よりの安心材料ですよ。
そのためにもママが手を休め、短時間でも預ける、ベビーシッターさんをお願いする、他の家族に見てもらう、などして、ママ自身の時間を作ることも考えてみましょう。