育児ストレスで甘いものばかリ…
育児をしていく中で、ストレスはつきもの。
上手くストレスを発散させたり、上手に付き合いながら、日々育児をしている人が多いと思います。
そんなストレス発散方法の1つとして、「甘いものを食べる」という発散方法があります。
もちろん、甘いものを食べて発散できるのであれば、ストレスを溜めないよう食べるのもあり。
しかし、何事でもそうですが、過度に食べたり、それを続けると、知らぬ間に甘いもの依存症になってしまうかもしれません。
また、甘いものを食べ過ぎて太ってしまった、体調を崩した、肌荒れが酷くなったなど、食べたことによる不利益が更にストレスを溜めてしまう原因にもなることもあります。
そもそも、なぜ、ストレスが溜まると、甘いものが食べたくなるのでしょうか。
今回は、その理由を紐解きながら、育児ストレスで甘いものをついつい食べたくなる方へ、食べ過ぎてしまわないようにする対処法や、甘いものだけに依存せずストレスと上手く付き合っていく方法について紹介します。
ストレスで甘いものが食べたくなる理由
人は甘いものを食べると、脳の中の快感中枢が刺激され、エンドルフィンという物質を発生させます。
このエンドルフィンは気持ちを落ち着けたり、リラックスさせたりする効果があるため、甘いものを食べるとストレスがあってもすっきり、解消した!という気持ちになるのです。
また、ストレスが溜まっているときには血糖値が下がっている状態です。
そのため、脳に糖分が不足し、イライラしてしまったり、落ち着かず不安定な精神状態になったりすることがあります。
この血糖値を手っ取り早く回復させるのが甘いものです。
脳が甘いものを欲している…ということですね。
しかし、甘いものの中でも砂糖が多く含まれるものは、血糖値をすぐに回復させますが、その後すぐに血糖値を下げてしまうという特徴があります。
そのため、また食べて、ストレスを感じたら、またまた食べて…という悪循環に繋がることがあります。
育児ストレスで甘いものを食べ過ぎてしまうとき
甘いものを食べ過ぎてしまうのを止めたいとき、どのような対処の仕方、食べ過ぎの避け方があるでしょうか。
【ゆっくり味わって食べる】
まず大切にしたいのが、ゆっくりと味わって食べることです。
甘いものでも、それ以外の食事やおやつでも、パクパク速く食べていると、ついつい食べ過ぎてしまうことがあります。
それをゆっくり食べることを意識してみましょう。
少しの量でも満足でき、ストレスもすっきりするかもしれません。
【カロリーの低いものに替えてみる】
ゆっくり食べると少しの量でも満腹感が…とはいえ、なかなか育児中はゆっくり食べられないというママもいますよね。
そんな時は食べるものを替えてみましょう。
同じ甘いものでも、できるだけカロリーの低いものを選んでみましょう。
最近は低カロリーのチョコレートやクッキーなども市販されています。
お菓子作りが得意な方は、自分で砂糖の量を調節してみるのもいいですね。
また、自然な甘みの食べ物を食べるというのもおすすめ。
例えば、果物の中でも柑橘類。
柑橘類は糖分が少なく、さっぱり食べやすいです。
その他、蒸かしたさつまいもや干し芋は自然な甘みで食物繊維も多く、甘いながらも血糖値を緩やかに上昇させてくれるのでおすすめですよ。
【甘いも飲み物に替える】
同じ甘いものでも、温かいココアなど、飲み物を飲むようにするといいかもしれません。
温かい飲み物だと食べ物や清涼飲料水などと違って、ガブガブ一気に飲むことは少ないですよね。
フーフーと冷ましながら、ちょこちょこと飲む人が多いので、ゆっくり味わって飲めるでしょう。
【食べたくなったら外出する】
甘いものが食べたい!と思ったら、食べたくても食べられない状況に身を置くため、赤ちゃんとお散歩に出かけるのもいいですね。
ゆっくりとお散歩しているうちに、イライラした気持ちやモヤモヤもすっきりするかもしれません。
軽い運動にもなるので、普段食べ過ぎでの体重増加が気になる方もおすすめです。
【食べる以外のストレス発散方法を増やす】
甘いものを食べること、お散歩に出かける以外にも、ストレス発散方法を見つけることも大切です。
育児ストレスだけでなく、どんなストレスでも、発散方法はいくつあっても困りません。
例えば、
・ストレッチやヨガをする
・好きな歌を歌う
・赤ちゃんをパパに任せて、たっぷりと寝る
・泣ける動画や映画、本で泣く(涙活)
・反対に思いきり笑えるものを見る(笑活)
・推しを見つける(推し活)
など。
何でもいいので、とにかく色んなことを試してみて、育児ストレスが溜まったとしても、上手く発散させる方法を見つけていきましょう。
まとめ
育児ストレス発散のために、甘いものを食べ過ぎてしまう…甘いものを止めたくても止められない…
そんな方は、甘いものと上手く付き合って量をコントロールしたり、甘いものに依存しないストレス発散方法を見つけたりするのがおすすめです。
育児ストレスをゼロにすることは難しいです。
そのため、自分の気持ちがすっきりする方法をたくさん見つけ、上手くストレスとも付き合ってきましょう。