育児日記の書き方は自由
赤ちゃんが生まれたら、その一瞬一瞬を忘れないように思い出を残しておきたい…
そう考え、育児日記をつける方もいます。
けれど、育児日記ってどんなことを書けばいいのだろう…と、書き方は自由であるがゆえに書き方に悩む方もいるようです。
せっかく日記を書くのだから、楽しいものにしたい、メリットの多いものにしたいと思う方のために、今回は育児日記の書き方ポイントを紹介します。
育児日記には何を書く?
一般的にどのようなことを育児日記に書いているのでしょうか。
【生活リズム】
0歳代の赤ちゃんの頃は、なかなか生活リズムが安定しないこと、ありますよね。
・ミルク(母乳)をいつあげたのか、量はどのくらい飲んだか
・排泄の状況
・睡眠時間
など、生活リズムに関して記しておけば、育児においてママがペースを掴みやすくなります。
「昨日はこのリズムだと上手くいったから、今日もこのスケジュールで生活してみよう」など、リズムを整えるのに役立ちますよ。
また、
・離乳食の内容
・おむつ替えのタイミング
なども書いていくと、離乳食の献立を考えるに役立ったり、そろそろおむつ替えかなとスケジュールの見通しが立てやすくなったりします。
このように、育児日記はお世話を少しスムーズにしてくれるというメリットもあります。
【成長記録】
赤ちゃんは大人にはびっくりするほどのスピードで成長していきます。
昨日までできなかったことができるようになり、それに喜んでいたら、また新たなことができるようになったり…
今日はこんなことができるようになった、こんな表情を見せるようになったという、成長を記している人も多いようです。
逆に、体調や発達に関しての心配なことを書いている人もいます。
忙しくてバタバタしていると、つい忘れてしまうこともありますが、病院を受診した際や健診、育児相談の場で育児日記を見ながら相談すればスムーズですね。
もちろん、これらの成長記録は後で見返しても楽しいものです。
赤ちゃんが大きくなった時に、これらの成長をお話ししてあげる時にも役立ちそうですね。
育児日記の書き方のポイント
育児日記を書く時には次のポイントを意識すると、後で見返す時にも楽しく見返せるかもしれません。
【ポイント①その時の気持ちを書く】
育児日記には、その日どんなことをした、こんなことができるようになったという出来事をメインで書く人が多いかと思います。
しかし、その時に感じた気持ちはその時にしか感じられないものです。
その気持ちを率直に育児日記に書いてみましょう。
「初めてにんじんを食べてくれて嬉しかった!」
「今日は1秒何も掴まずに立っていて、びっくりして涙が出た!」
など、嬉しかった気持ち、喜びの気持ちはもちろんですが、
「今日もイタズラばかりで困った…」
「思い通りに行かなくて泣いてしまった…」
など、マイナスな気持ちであっても書いてみましょう。
書くことで気持ちの整理がつくこともありますし、後で見返すと、「この時はこんなことで悩んでいたんだ!でも頑張っていたんだな。」と懐かしく思える日が来るかもしれません。
【ポイント②できるだけ簡単に!毎日でなくてもOK】
育児日記を書いていると、後で見返した時に思い出せるようにと細かく書いたり、毎日書かなきゃという気持ちになったりする方もいるかもしれませんが、簡単に、シンプルに書くのがおすすめです。
もちろん、時間をかけて丁寧に、こだわって書くのも素敵なことですが、育児中は書く時間が取れない、書く余裕がないほど疲れる日もあるでしょう。
真面目に書いていた方ほど、そんな時に「書けなかった…」と落ち込み、そこで育児日記自体をやめてしまう傾向があります。
育児日記は必ずしないといけない、赤ちゃんのお世話ではありません。
書いていたら、メリットがあるというものなので、書ける時にささっと、簡単に書いておくだけでOK。
後で見て分かれば、どんな書き方でも大丈夫なのです。
【ポイント③スマホで簡単に記録をしておくのもあり】
日記帳に育児日記を書く方もいますが、最近はスマホに記録を残す方もいます。
スマホなら後で見返すのも簡単ですし、写真と一緒に残せるので、さらに楽しみやすいかもしれませんね。
日記帳に書いたとしても、それをスマホで写真を撮って、その日の赤ちゃんの写真と一緒に残しておくという方法もあります。
育児日記のアプリもたくさんあるので、自分の気に入ったものを使ってみるといいでしょう。
まとめ
育児日記は育児に必須のものではありません。
しかし、育児日記をつけていると、後に見返した時に「良かった」と感じる場面もたくさんあることでしょう。
何より、赤ちゃんとの大切な一瞬一瞬をいつまでも宝物のようにして残すことができます。
育児期間は長いようで短く、忙しい毎日なだけに、その時の感情はすぐに忘れてしまいやすいです。
赤ちゃんの成長を見た時の喜び、悩みなども意識して書いておきましょう。
見返した時、いつでもその時にちょっぴり戻ったような気持ちになれるかもしれません。