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【赤ちゃん言葉】育児中の話しかけ方

育児中の話しかけ方~赤ちゃんとどう接する?

赤ちゃんを育児していると、「かわいい!」という気持ちが込み上げてきますよね。

つい、赤ちゃん言葉を使って話しかけていることってあるかと思います。

ですが、赤ちゃん言葉については「正しい言葉遣いではない」とか、「正しい使い方を覚え直さなければいけないから無駄」「発達がこくれるのではないか?」といった批判的な意見を聞いたことがあるかもしれません。

 

しかし、赤ちゃんの絵本などを読んでいると、赤ちゃん言葉を使ったものもたくさんありますし、赤ちゃん言葉で話しかけた方が発達に良い面がたくさんあるという話もあります。

どちらの意見が本当なのでしょうか?

 

赤ちゃんへの話しかけ方について悩んでいる育児中のママのために、赤ちゃん言葉のメリット・デメリットや、取り入れ方のポイントなどについてお伝えしていきたいと思います。

 

育児中に赤ちゃん言葉で話しかけるメリット

赤ちゃん言葉とは「わんわん」「ブーブー」「あんよ」「ないない」「~でちゅね」など、赤ちゃんが親しみを持てるよう話す言葉のことを指します。

 

育児中に赤ちゃん言葉で話しかけることで、どんなメリットがあるのでしょうか。

 

【赤ちゃんに伝わりやすい】

赤ちゃん言葉の中には、動作や感覚を直接指す言葉があります。

例えば、「口から出して」と言っても赤ちゃんは理解が難しいですが、「ぺってして」と赤ちゃん言葉を使ってあげるだけで、どんな動作をすればいいか伝わりやすいですよね。

 

【赤ちゃんが聞き取りやすい】

赤ちゃん言葉には、繰り返し言葉をつかったものが多くあります。

赤ちゃんの耳に心地よい響きで聞き取りやすく、興味も持ちやすい言葉です。

そして、赤ちゃんでも覚えやすい言葉でもあります。

 

【赤ちゃんが発声しやすい】

個人差はありますが、一般的に赤ちゃんが意味のある言葉を話し始める時期は1歳前後ですが、口の働きはまだ未発達です。

赤ちゃん言葉は赤ちゃんでも発声しやすい言葉が多くあります。

まだ機能が未発達でも、赤ちゃん言葉を使うことで自分の気持ちをママに伝えることができます。

 

【コミュニケーションが取れる】

このように赤ちゃん言葉を使うことで、親子のコミュニケーションが充実します。

赤ちゃんが言葉を言うことができると、ママも嬉しくなって褒めますよね。

自分の伝えたいことを受け入れてもらえた赤ちゃんは、話すことの喜びを味わえるので、語彙力が向上していきます。

 

育児中に赤ちゃん言葉で話しかけるデメリットはある?

冒頭でお話した、赤ちゃん言葉を使うことに関するデメリットは本当にあるのでしょうか。

 

赤ちゃん言葉は、たしかに正しい日本語としての言葉遣いではありません。

そのため、実際は後から正しい言葉を覚え直さなければならないのですが、デメリットと言えるかといえばそうでもありません。

赤ちゃんが成長し、様々な人と出会って経験を積んでいくことで、自然と赤ちゃん言葉と正しい日本語の言葉遣いとの違いを学んでいくことができるためです。

 

あえて正しい言い方に覚え直す必要はありませんから、気にしすぎる必要もないでしょう。

また、赤ちゃん言葉を使って発達が遅れるということもありませんので、安心してくださいね。

 

育児中に赤ちゃん言葉で話しかける際のポイント

赤ちゃん言葉にはメリットがたくさんあるので、どんどん使ってみて欲しいと思います。

取り入れるためのポイントがいくつかあるので、押さえておきましょう。

 

【赤ちゃん言葉を無理に訂正しない】

赤ちゃん言葉を使ってお話しようとしている場合、無理に正しい言葉に訂正はしないでください。

例えば赤ちゃんが「わんわん」と言っているのに、「違うよ、これは犬だよ」と訂正されると、否定されている気持ちになってしまいますよね。

そんな時は、ママも一緒に「わんわんだね」と赤ちゃん言葉を使ってあげましょう。

 

【赤ちゃん言葉を使う期間を考えよう】

メリットが多い赤ちゃん言葉ですが、やはり成長と共に正しい言葉も取り入れていきたいところ。

正しい言葉も取り入れ始める時期ですが、赤ちゃんに二語文が増えてきたころが目安と言えるでしょう。

 

この時期は、ママ以外の大人やテレビなどからも、色んな言葉遣いに触れている頃です。

保育園に通っている子は、そちらでも多くの大人やお友達との関りを持つことでしょう。

言葉の使い方について、周りの環境から吸収していることも多い時期ですから、赤ちゃん言葉から次のステップアップをしていけるといいですね。

 

無理に訂正していく必要はありません。

これまで、「ブーブーが来たよ」と声をかけていたのでしたら、「車が来たね」と声をかけてあげてください。

赤ちゃんの方から「わんわんだね」と言われたら、「そうだね、わんわんは犬さんだね」と、自然な形で伝えてみるといいでしょう。

 

まとめ

赤ちゃん言葉にはデメリットが囁かれることがありますが、心配しすぎる必要はありません。

むしろ、赤ちゃんの語彙力の発達のために、赤ちゃん言葉は多くのメリットがあると言われているのです。

赤ちゃん用の絵本の中でもたくさん使われているくらいですから、赤ちゃん言葉は大いに取り入れてあげて欲しいと思います。

親子のコミュニケーションを大切にしながら、赤ちゃんの語彙力を育てていきたいですね。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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