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赤ちゃんとの新聞紙遊びの注意点

赤ちゃんとの新聞紙遊び

赤ちゃんと毎日遊んでいると、同じことの繰り返しで少しマンネリ化してきてしまいますよね。
しかし、頻繁に新しいおもちゃを買うのもお金がかかるし、収納場所もとってしまいます。
そんな時におすすめしたいのが新聞紙を使った遊びです。

しかし、新聞紙を使った遊びは、市販されている月齢に見合ったおもちゃとは異なり、赤ちゃんがビリビリ破いて口に入れたり、舐めたりしてしまうこともあります。

一緒に新聞紙を使って遊ぶ際はどんな時に気をつけたらいいのでしょうか。
今回は、遊ぶ際の注意点やおすすめの遊び方をご紹介します。

 

新聞紙遊びの注意点①誤飲に注意しよう

赤ちゃんとの新聞紙遊びで最も注意することは誤飲です。
0歳の赤ちゃんは、何でも口に入れてしまうことが多く、新聞紙も例外ではありません。
多少舐めたり、ほんの少し食べてしまう分には大きな問題はありませんが、新聞紙で遊ぶ際は赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。

 

【赤ちゃんが新聞紙を口に入れてしまったら?】
もし赤ちゃんが新聞紙を口に入れてしまったら、急いで取り出すようにしましょう。
新聞紙は薄いため、飲み込んだら赤ちゃんの気管に張り付いてしまう場合もあります。

 

ここで気を付けたいのが、大きな声を出したり注意をしないことです。
ママの大声にびっくりして、新聞紙を詰まらせてしまう可能性があり危険です。
赤ちゃんが新聞紙を口に入れていても、すぐに全てを飲み込むことはありません。
優しく声を掛けながら取り出してあげるようにしましょう。

 

 

【赤ちゃんが新聞紙を食べてしまったら?】
赤ちゃんが新聞紙を食べてしまった場合、少量の場合はうんちと一緒に出てくるので問題はないでしょう。
それでも心配な場合は、かかりつけの小児科や#8000(小児救急電話相談)で相談をしてみてくださいね。適切なアドバイスをくれますよ。

 

また、大量に食べてしまい赤ちゃんが苦しそうな場合は、赤ちゃんをうつぶせにして背中を叩いてみてください。
咳と同時に詰まった新聞紙を吐き出すかもしれません。

 

しかし、

 

・赤ちゃんが苦しそうにしている
・呼吸ができていない
・意識がもうろうとしている
・顔色が悪い
・繰り返し嘔吐する

 

などの場合、食道や気管に詰まってしまっていることがあります。
ママが「いつもと違う」と感じたら、迷わず救急車を呼ぶようにしましょう。

 

新聞紙遊びの注意点②インクが付着したとき

赤ちゃんが新聞紙で遊んでいて、服や絨毯などにインクがうつってしまったらショックですよね。
もしインクがうつってしまったら、

 

①汚れた部分を水でぬらす
②台所用洗剤をつけた歯ブラシでトントンと叩くようにする

 

これでだいたいの汚れは落ちるので試してみてください。
最近の新聞紙は黒くなりにくいためあまり心配はいりませんが、赤ちゃんのよだれなどで濡れたものと長時間触れているとインクうつりの可能性があります。

新聞紙が濡れてしまったら、その部分は早めに取り除くようにしましょう。

 

赤ちゃんと楽しめる新聞紙の遊び方

赤ちゃんと一緒に新聞紙で遊ぶ際は、気をつけなければならないことがありますが、しっかりママが見ていれば大丈夫。おすすめの遊び方を参考に、色々と工夫しながら楽しんでみてください。

 

【いないいないばあ遊び】
新聞紙を広げるとママの姿が隠れるため、「いないいないばあ」の遊びがおすすめです。
新聞紙をゆらゆらと揺らしながら「いないいない~~~ばあっ!」と姿を見せてあげると赤ちゃんは大喜びしますよ。
ママの姿以外にも、新聞紙の陰からぬいぐるみやお気に入りのおもちゃでいないいないばあをするのもおすすめです。

 

 

【ちぎって遊ぶ】
新聞紙は折り紙やチラシに比べてやわらかく、指を切る心配もほとんどないので赤ちゃんがちぎって遊ぶのにぴったりです。
赤ちゃんが上手にちぎれなくても、ママが赤ちゃんの目の前でビリビリとちぎるのを見せるだけでも喜びますよ。
ちぎった新聞紙を紙吹雪のようにして遊んでも楽しいですね。

 

 

【くしゃっと握って遊ぶ】
ちぎって遊ぶことがまだ楽しめない赤ちゃんは、新聞紙をくしゃっと握って楽しめるかもしれません。
新聞紙をくしゃっと握ったときの音や新聞紙独特の感触も赤ちゃんにとっては新鮮なもの。
シワシワになった新聞紙を触って楽しむことができます。

 

 

【ボールを作って遊ぶ】
新聞紙を丸めて、ガムテープやビニールテープで補強すればボールが完成します。
柔らかく軽いので、赤ちゃんでも持ちやすくて安全です。

 

投げたり転がすのはもちろん、赤ちゃんと一緒にカゴへ入れたり出したりする遊びもおすすめです。
大人から見ると、ただの作業のように見えますが、赤ちゃんにとっては繰り返しの単調な作業が楽しく、また集中力の向上にもつながります。
「ちょうだい」「どうぞ」の練習にもぴったりですね。

 

 

【輪っかを作って遊ぶ】
新聞紙をくるくると棒状にして、端同士をテープで止めればドーナッツ状の輪っかが完成します。
赤ちゃんの首にかけてみたり、ママの手や首にかけてもらったりしても楽しいですよ。
赤ちゃんの首にかける際は、特に目を離さないようにしてくださいね。
輪っかの中から赤ちゃんをのぞいたり、自動車のハンドルに見立ててママの膝でドライブごっこをしてみるのもおすすめです。

 

まとめ

大人にとっては何でもないことでも、赤ちゃんの楽しい遊びに変化します。
ただ新聞紙を破るという行為だけでも、赤ちゃんにとっては新鮮なことなんですよ。
新聞紙以外でも、日常生活の中で赤ちゃんと楽しめそうなことはいっぱいありますので、是非、探してみてくださいね。

この記事を書いたライター

小橋 まな
小橋 まな

2歳の娘を育児中のママライター。出産前は子供がとても苦手だったのに、今では娘を溺愛しすぎてたまに我に返ることもあるほどです。育児休暇後職場復帰の予定が、実父の体調不良をきっかけに退職し在宅ライターの道へ。心配性で神経質になってしまった0歳児育児の過去の自分を振り返り、ママたちが安心して育児ができるような記事をお届けしたいと思います。

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