乗り物絵本は赤ちゃんにもおすすめ
乗り物は、どの時代も子どもたちを魅了するアイコンです。おもちゃやグッズなどの、見て触って遊べるものから読んで学べる絵本や図鑑も人気が高いですよね。
乗り物愛に目覚めるのは幼児や小学生からだけではありません。絵本なら小さな赤ちゃんからでも楽しめます。子どもの知識欲を刺激する、乗り物絵本のおすすめをご紹介します!
赤ちゃんに乗り物絵本がおすすめな理由
乗り物絵本は、赤ちゃんが好きな「ブーブー」「ビュンビュン」などの繰り返し言葉が多く出てくるので、赤ちゃんの興味をそそります。
絵本を落ち着いて聞いていられない子も、もしかしたら乗り物の絵本なら、興味を持ってくれるかもしれませんね。
繰り返し読み聞かせてあげることで、言葉の発達にもつながるでしょう。
吸収の早い赤ちゃんなら言葉を覚えてくれて、発語ができるようなったら絵本の音を真似して「ブーブー」と言ってくれることも。
好きだからこそ覚えも良く、何度も「読んで」とママのもとへ絵本を持って来てくれることでしょう。
このように乗り物の絵本は、まだ低月齢の赤ちゃんにも読み聞かせしやすく、赤ちゃんにも興味を持ってもらいやすいのでおすすめなんですよ。
乗り物絵本おすすめ7選
では早速、赤ちゃんの時代から読んで楽しめる乗り物絵本をご紹介します。赤ちゃんの目を引くカラフルで素敵なイラストの絵本から、見て触って楽しめる可愛い乗り物絵本があるので、ママの好みに合わせて選んでくださいね。
【①ぶーぶーじどうしゃ/山本 忠敬】
対象年齢0才から
目を引くカラーリングと、精密なイラストが美しいフォルムを描く乗り物絵本です。大人もついため息が出るほどの精密さ。見開きいっぱいにいろんな自動車が登場します。厚めのページが捲りやすく、赤ちゃんの指でも好きなページを開けます。
【②貨物線のはなし/柳原 良平】
対象年齢0才から
ワンカラーの背景に、細かく精密な線画イラストで船が描かれている絵本です。乗り物といえばタイヤがあるものを想像しますが、船だって私たちの生活を支える働く乗り物です。絵を見るならいくつからでも夢中になれる、置いておくだけでも絵になる絵本です。
【③もりたろうさんのじどうしゃ/おおいしまこと】
対象年齢幼児から
可愛らしいおじいさんと車の、レトロで温かなタッチのイラストの絵本です。おじいさんとオンボロ車が過ごす毎日はトラブルばかり。本を読める年頃になったら、ワクワクしながら物語の中に入り込めます。絵だけ見ても可愛いので、年齢問わず楽しめます。
【④るるるるる/五味太郎】
対象年齢0歳から
ほんわかした水彩の絵の飛行機が、なんとも言えないゆるさを醸し出していて可愛い絵本です。飛行機なのでほとんどのページが青。空に浮かぶ飛行機の音が「ルルルル…」と聞こえる発想力が豊かになりそうな絵本です。
【⑤はたらくくるま/バイロンバートン/あかぎかずまさ】
対象年齢0歳から
真っ赤なカラーが目を引く表紙の大型本です。サイズが大きいので捲るのが大変ですが、迫力があるので赤ちゃんにはたらく車のかっこよさや力強さが伝わります。見開きいっぱいにかっこいい車が並んで壮観です。
【⑥のりものクッキー/彦坂有紀/もりといずみ】
対象年齢0歳から
木版画の可愛い乗り物が次々にやってくる絵本です。美味しいものと大好きな車が一度に楽しめるので、赤ちゃんもきっと楽しいはず!シンプルなレイアウトの絵本でインテリアとしてもおすすめです。赤ちゃんと一緒に美味しい音を出しながらクッキーを食べたり、乗り物の音にしたり、一つの絵で2回楽しむことができますよ。
【⑦でんしゃガタゴト/ひらぎみつえ】
対象年齢0歳
ひっぱると電車が動いて出発します!車両をしまって「お片付け、おしまい!」まで完了できて知育にぴったりの絵本です。他にもいろんな仕掛けがあって、赤ちゃんが夢中になること間違いなし。お出かけ先でぐずってもこれさえあれば!の頼りになる絵本です。
乗り物絵本の良いところって?
乗り物絵本のいいところは、絵本から得た知識がリアルな経験にもつながるところです。
小さなころから乗り物の絵本を読み親しんだ後、徐々に車や電車に興味を示したら、直接見て、触ることができますよね。
乗り物の音やスピード感、サイズ感や匂いを肌で感じられるでしょう。
これも五感を刺激する良いキッカケになります。
絵本を読んで乗り物に興味を示し始めたら、一緒に見に行ってみてください。乗り物の絵本から得た知識を二次元から三次元にアップデートしてあげれば、子どもたちの成長もジャンプアップしますよ。
まとめ
たった一つの乗り物の絵本でも、家の中で楽しむだけでなく外に出て実際の車や電車に会いに行けるという良さがありますよね。
赤ちゃんと絵本を読む楽しみもグンと広がると思います。
ママも一緒に楽しむことで、同志として子どもたちとの距離も縮まりより絆が深まることでしょう。
そんなことを考えながら、ぜひ親子で乗り物がテーマの絵本を楽しんでみてください。