遊び方がわからないパパは意外と多い
赤ちゃんが生まれてパパとしての自覚が芽生えたものの、ママと違って「赤ちゃんと過ごす時間が短い」などの理由で、どう接していいかわからないパパは意外と多いもの。
赤ちゃんと遊びたいと思っても、
「まだ小さすぎて遊べないかな?」
「どんな遊びをすればいいかわからない」
…と戸惑うようです。
一方で公園などで赤ちゃんと一緒に、楽しそうに遊んでいるパパもいますよね。
この両者にはどこに違いがあるのでしょうか。
今回は、遊び方が上手なパパになるためのコツや、パパと一緒に楽しめる遊びについてご紹介します。
遊び方がうまいパパになるには?
公園などに行くと、赤ちゃんとの遊び方が上手なパパを見かけることがあります。
赤ちゃんを知り尽くしているかのように楽しませ、気づけば他の子どもも集まってくるというようなパパも。
赤ちゃんとの遊び方が上手いパパになるためには、どのようなポイントに気を付けるとよいのでしょうか。
【赤ちゃんと同じ目線で一緒に遊ぶ】
赤ちゃんは、パパと一緒にいるだけで十分楽しいもの。
何か特別なことをしようとするのではなく、赤ちゃんと同じ目線で遊ぶだけでもとても喜びます。
例えば、赤ちゃんが砂遊びをしている隣で、パパも一緒にしゃがんで砂遊びをしたり、赤ちゃんを膝に乗せ、一緒に滑り台を滑り降りるだけでも、十分遊びになります。
【赤ちゃんの「遊ぼう!」にしっかり応える】
赤ちゃんは遊ぶのが大好き。
「パパ遊ぼう!」と誘ってきたら、できるだけ応えてあげることが大切です。
仕事中などで遊べない場合は別ですが、「面倒だな」と言葉にしたり顔に出したりすると、赤ちゃんは「パパは遊んでくれない」と認識してしまう恐れもあります。
赤ちゃん期はあっという間に終わってしまいます。今この時を大切にし、赤ちゃんとの遊びに付き合ってあげる時間が持てるよう工夫しましょう。
【赤ちゃんが喜びそうなことをたくさんやってみる】
月齢によっては好みの遊びがある場合もありますが、ほとんどが未知の世界なので、パパが率先していろいろな体験をさせてあげましょう。
赤ちゃんのお腹をこちょこちょしてみたり、うちわでパタパタ仰いだり、ボールを転がしたりと、赤ちゃんが楽しいと思う遊びをいろいろやってあげることです。
すると、パパ自身も「赤ちゃんがどんな遊びが好きなのか」を知ることができます。
【いつもニコニコしながら赤ちゃんをしっかり見守る姿勢】
赤ちゃんは好奇心が旺盛なので、危なっかしいこともよくあります。
しかし、「危ない!」「ダメ!」と怒ってばかりでは赤ちゃんも楽しめません。
なるべく危険のないように誘導しながら、赤ちゃん自身の成長を促せるよう、見守ってあげる姿勢が大切です。
パパと赤ちゃんが楽しめる遊び
赤ちゃんとどんな遊びをしようかな?と悩むパパに、おすすめの遊びをご紹介します。
【高い高い】
赤ちゃんにとって背の高いパパがする「高い高い」は一番喜ぶ定番の遊びです。
パパが疲れても「もう一回!もう一回!」とねだってくるくらい、赤ちゃんにとって楽しいようですね。
ただし、まだ首がすわっていない月齢の小さい赤ちゃんの場合は危険ですので、6ヶ月以降で、かつ赤ちゃんの体がしっかりしてからにしましょう。
赤ちゃんにとって、自分の身長より高いだけでも十分楽しめますので、高く上げすぎたり揺さぶり過ぎたりしないよう、十分に気を付けましょう。
もし、怖がってしまう場合は、無理をしないようにしてください。
【いないいないばぁ】
生後5~6ヶ月頃の赤ちゃんから遊べる「いないいないばぁ」。
手でパパの顔を隠すのもよいですが、ハンカチなどを赤ちゃんの顔にふわっとかけて、「いないいないばぁ!」とするのも喜んでくれます。
この頃の赤ちゃんは、「パパの変顔」ではなく「いつも見ているパパ」の顔を見て喜びますので、ニコニコ顔で行うようにしましょう。
【ブロック遊び】
月齢に合わせたサイズのブロックを使って、パパと色々な物を作るのも楽しいです。
ブロック遊びは、ママよりもパパの方が得意!ということも多いので、パパならではの大作を作ってあげると良いでしょう。
ただし、小さいブロックは誤飲事故にも繋がりますので、月齢に合わせた大きいブロックを使って遊ぶようにしましょう。
【ボール遊び】
比較的月齢の低い赤ちゃんでも遊べるのがボール遊びです。
小さくて軽い・つかみやすいボールや、布でできたボールなど、赤ちゃんのお気に入りのものを見つけてみましょう。
ボールを赤ちゃんへコロコロと転がしてあげたりするだけでも、赤ちゃんは楽しんでくれますよ。
まとめ
普段赤ちゃんとあまり遊ぶ機会がないパパも、週末や平日のちょっとした時間を使って赤ちゃんと「遊び」を通したスキンシップをとるようにしましょう。
背が高く力持ちなパパだからこそできる遊びもたくさんあります。
パパが自信をもって赤ちゃんと遊べるよう、家族一緒に過ごす時間を積極的に設けるといいかもしれませんね。