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赤ちゃんが自分の名前がわかるのはいつ?

赤ちゃんはいつから自分の名前がわかる?

赤ちゃんへの生まれてはじめてのプレゼントである名前

悩みに悩んでつけた名前には、特別な思い入れがありますよね。

つけたい名前が生まれる前から決まっており、ママのお腹の中にいる時から、名前で呼びかけていたパパとママもいるでしょう。

 

名前を呼んで赤ちゃんが反応したり振り向いたりしたら、とても幸せな気持ちになります。

思いを込めてつけた大切な名前を、赤ちゃんが自分の名前だと認識するのはいつなのでしょうか?

実は赤ちゃんは言葉を話せない時期でも、自分の名前を理解できるのです。

 

そこで今回は、赤ちゃんが自分の名前がわかる時期について、調べてみました。

名前を呼んだら、赤ちゃんが反応してくれるのを楽しみにしているママは、是非チェックしてみてください。

 

赤ちゃんが自分の名前がわかる時期

赤ちゃんが自分の名前がわかるようになる時期は幅広く、個人差が大きいようです。

一般的には早い子で生後6ヶ月頃からわかりはじめ、完全に自分の名前だと認識できるのは、1歳~1歳半頃といわれています。

 

生まれたばかりの赤ちゃんでも、パパやママの話す言葉は聞こえていますが、その言葉の意味はまだ理解していません。

しかしよく耳にする言葉から徐々に覚え、認識できるようになります。

何度も呼びかけられている自分の名前は、言葉のなかでも早く認識できるようになることも。

 

毎日の生活の中で、赤ちゃんの名前を呼ぶ機会は多いでしょう。

赤ちゃんは呼びかけられた時、反応したり笑ったりしたらママが喜んでくれることを、経験で学びます。

そのため生後6ヶ月頃では、自分の名前を認識しているというより、特定の音に反応しているのかもしれません。

 

1歳前後になると、その特定の音が自分を呼ぶ際に使われている、つまり名前だというのを理解できるようになります。

名前を呼んだら振り向くようになり、そのうちに自分の名前に「はーい」と手を挙げる、可愛らしい姿が見られるようになりますよ。

この頃には誰の名前でも反応を示していた赤ちゃんも、自分の名前にだけ振り向いたり、返事をしたりできるようになることが多いようです。

 

赤ちゃんが自分の名前がわからない時

「赤ちゃんが名前を呼んでも反応しない」「違う名前でも返事をする」など、自分の名前がわからない様子に不安になるママもいるでしょう。

前述のように、赤ちゃんが自分の名前を認識できるようになる時期は、個人差が大きいものです。

 

生後6ヶ月で自分の名前を理解しはじめる赤ちゃんもいるようですが、この頃にまだ反応がなくても心配はありません。

また、違う名前にも反応するのは呼ばれたら返事をしたり、手をあげたりするのを期待されている、とわかっているからです。

 

しっかりと自分の名前だと理解したうえで反応ができるのは、1歳~1歳半頃から。

もちろん発達がゆっくりで、1歳になっても名前がわからない子もいます。

その場合、焦らずコミュニケーションを取りながら成長を見守ってあげましょう。

 

住んでいる地域によって違いがあるかもしれませんが、多くの場合1歳半検診での発達状態の確認に「うしろから名前を呼んだ時、振り向く」というチェック項目が含まれています。

心配な場合は、このタイミングで医師や保健師に相談してみると良いでしょう。

 

赤ちゃんに早く名前をわかってもらうには?

赤ちゃんに早く自分の名前をわかってもらうには、毎日の呼びかけが重要です。

名前の認識が早くなるポイントを、2つご紹介します。

 

【赤ちゃんの名前を入れて呼びかける】

赤ちゃんはよく耳にする言葉から認識するため、早く自分の名前をわかってもらうには、日頃から名前をつけて呼びかけるのが大切です。

 

「〇〇ちゃん、おはよう」

「〇〇ちゃん、おむつを替えようね」

「〇〇ちゃん、お腹すいたね」

 

など、話しかける時は赤ちゃんの名前をたくさん入れてあげましょう。

また赤ちゃんの名前を入れた替え歌を歌うと、喜ぶ赤ちゃんもいるようです。

絵本に出てくる登場人物を、赤ちゃんの名前にして読むのも楽しいですよね。

毎日何度も呼ぶことで覚え、自分の名前だと認識しやすくなりますよ。

 

 

【写真や鏡を見せながら名前を教えてあげる】

特定の発音が自分の名前だと認識させるには、赤ちゃんの写真や鏡を見せながら「〇〇ちゃんだよ」と教えてあげるのも効果的です。

赤ちゃんのなかで「名前」と「写真(鏡)にうつる自分」が一致すれば、いつも聞いている名前が自分のものだと理解します。

 

どちらにしても、毎日の積み重ねが大切。

日常のなかで繰り返し名前を呼べば、認識が早くなるだけでなく、名前への愛着も湧きますよね。

 

まとめ

一生懸命に考えた名前を、赤ちゃんが自分の名前として認識してくれるのは、とても嬉しいもの。

赤ちゃんがいつも呼ばれている名前を、自分の名前だと理解できる時期は、1歳~1歳半頃が目安です。

 

言葉に関する発達は個人差が大きいとはいえ、周りの赤ちゃんと比べて少しでも遅いと、ママは気になりますよね。

しかしあまり心配しすぎても、良いことはありません。

ママは気楽に構え、たくさん名前を呼んで話しかけてあげましょう。

そのうちに、名前を呼ぶたびに可愛らしい笑顔で振り向いたり、お返事をしたりしてくれるようになりますよ。

この記事を書いたライター

中岡ゆり
中岡ゆり

5歳と2歳の男の子を育児中のママライター。ワンオペの毎日は大変ですが、バタバタと賑やかに過ごしています。 現在はパートをしながら、在宅ライターとしても活動中。ちょっとしたことで不安になり、心配していた0歳児育児。 同じように悩むママたちが、今しかない赤ちゃんとの貴重な時間を安心して楽しめるきっかけになるような記事をお届けしたいと思います。

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