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幼稚園と保育園、どっちに入園させる?

幼稚園と保育園どちらに入園させる?

赤ちゃんが成長すると、幼稚園や保育園へ入園させることになります。
わが子を幼稚園と保育園、どちらへ入園させるべきか悩んでしまうママは多いのではないでしょうか。

 

幼稚園と保育園には、それぞれメリットとデメリットがあります。
今回は、以下で幼稚園と保育園の特徴を詳しくご紹介します。
それぞれのポイントを知り、どのような選択をするかの手掛かりにしてみてくださいね。

 

幼稚園のメリット・デメリット

【メリット①教育的要素が大きい】
幼稚園は、教育的要素が大きく、学校の準備段階のようなイメージ。
「よみかき」はもちろん、英語教育や課外学習に力を入れている園もあります。
幼稚園にプラスして習い事を考える必要がないほど、教育面で力を入れていることも。

 

また、いわゆる「お勉強」以外にも、社会のルールやマナーなどもしっかりと教えてくれます。

 

 

【メリット②幼稚園ごとに特徴が異なる】
幼稚園は、園それぞれで特徴が大きく異なります。

 

・外遊びや、泥んこ遊びなどを思いっきりさせてくれる、のびのび方針の幼稚園
・英語教育やモンテッソーリ教育などを取り入れている、お勉強系の幼稚園

 

など、子どもの性格などに応じてそれぞれの園を選ぶことができます。

 

 

【メリット③制服・バス通園】
幼稚園は、制服やバス通園を取り入れている園が多いのもメリットのひとつです。

 

朝、幼稚園へ着ていく服を選んだり、幼稚園用に汚れても良い服を買いそろえたりするのはなかなか手間がかかりますよね。
しかし、制服が決まっていれば、それらの手間はなくなります。

 

また、バス通園は、ママが園へ送迎する手間が省けて便利です。
特に、ママが下の子を妊娠した場合、バス通園は非常に助かることが多いようです。

 

 

【デメリット①保育時間の短さ】
幼稚園の保育時間は、園にもよりますが基本的には15時前後であることが多いようです。
それに加えて、午前保育の日や、春休みや夏休みなど、長期休暇もあります。
ママが働きたくても、その保育時間の短さや休みの多さから、働き方を工夫しなければならないでしょう。

 

 

【デメリット②費用面での負担】
幼稚園は、保育園と比べて保育料が高いので、費用面での負担が大きいです。
2019年より幼児保育の無償化がスタートしたため、少し前の幼稚園の保育料よりかは幾分かは安くなっていますが、入園時に制服や教材を買いそろえる必要があることから、まとまったお金が必要でしょう。

 

幼児教育・保育料無償化について

 

保育園のメリット・デメリット

【メリット①働いているママに優しい】
保育園は、基本的には働くママが子ども預けているため、働くママに優しい環境であることがほとんどです。
ママの就業時間によっては、19時頃まで保育してくれる園もあります。

また、先生たちも働くママを応援し、理解してくることが多いようです。

 

 

【メリット②基本的な子育てを一緒に行ってくれる】
保育園は、その名の通り「保育」を行う施設です。
そのため、離乳食やトイレトレーニングなど、基本的な子育ても行ってくれます。

 

もちろん子育ては、ママ主体となって行うものですが、先生も一緒にわが子を育ててくれるので、ママとしては保育園が非常に心強い存在となることでしょう。
また、家ではできなかったことも、保育園ではできるようになった!という子も多くいますよ。

 

 

【メリット③親の負担が少ない】
幼稚園では、PTAや父母会など、親が参加する機会が比較的多いものですが、保育園ではそういったことはあまりありません。
基本的に働くママが多いので、親の負担になるような行事は設けられていないことがほとんどです。

 

そのため、同じクラスのママ同士でも交流が少なく、親同士の人間関係に悩まされることも少ないというのも保育園の利点でもあります。

 

 

【デメリット①働いていないと預けられない】
保育園は、基本的にはママが働いていないと子どもを預けることができません。
事情があって仕事を辞めることになった場合、一定期間を過ぎても次の仕事が決まらなければ子どもは退園をしなければなりません。

 

子どもにとって、慣れ親しんだ環境を変えることは大きな負担になります。
長期的に仕事をする予定がない場合は、保育園へ預けることはあまりおすすめできません。

 

 

【デメリット②教育的要素が少ない】
園にもよりますが、保育園はあくまでも子どもを保育する施設です。
そのため、幼稚園のようにお勉強の時間を多くとっていない園もあります。

 

園によってその方針は様々ですから、必ずしも保育園だからといって教育的要素がないわけではありません。

しかし、保育園はあくまで「保育の場」。

幼稚園は、文科省管轄というだけあって「教育」の一環という意味合いが強いです。

その点は理解して選ぶようにしましょう。

 

ただし、幼稚園卒と、保育園卒で学力に差が出るわけではありませんから心配しなくても大丈夫ですよ。

 

子どもの預け先「幼稚園」「保育園」の違い

 

まとめ

先述したように、幼稚園と保育園、それぞれにメリット・デメリットがあります。

それらを理解したうえで悩んでしまう場合は、ママやパパのライフスタイルを中心に考えてみましょう。

 

一般的には、今回ご紹介したような特徴が、幼稚園・保育園双方にありますが、必ずしもすべての園がそうではありません。
保育園だから「学びの場が少ない」というわけではなく、園によっては英語やリトミックを取り入れた保育園もあるようです。

どちらも説明会などを実施しているので、迷ってしまうママは早めに情報をキャッチし、検討してみましょう。

地域の口コミや先輩ママのアドバイスなども参考にしながら、じっくりと考えてみてくださいね。

この記事を書いたライター

小橋 まな
小橋 まな

2歳の娘を育児中のママライター。出産前は子供がとても苦手だったのに、今では娘を溺愛しすぎてたまに我に返ることもあるほどです。育児休暇後職場復帰の予定が、実父の体調不良をきっかけに退職し在宅ライターの道へ。心配性で神経質になってしまった0歳児育児の過去の自分を振り返り、ママたちが安心して育児ができるような記事をお届けしたいと思います。

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