子育て中のママは運動不足に陥りがち
「最近運動不足だな」と感じているママは多いのではないでしょうか。
子育て中のママは、運動不足になりやすく、多くのママが悩んでいます。
運動不足になると、産後太りをなかなか解消できなかったり、少しの階段や荷物を持つだけで息が上がってしまったりと、生活面で不自由を感じるシーンが増えてきますよね。
そこで今回は、子育て中のママが運動不足になる理由と、運動不足の解消法についてご紹介します。
子育て中のママが運動不足になる理由
【理由①子育てで疲れている】
子育てで疲れていて、運動どころではないというママは多いでしょう。
特に子どもが赤ちゃんの時期は、夜泣きや夜間の授乳などもあり、ママは常に寝不足状態。
「運動をする時間があるなら眠っていたい」というのが正直なママの意見かもしれません。
しかしそんな時期は、永遠には続きません。
無理をせずに、まずは自分の心と体を休めることを第一に過ごしていっても良いでしょう。
【理由②運動するまとまった時間が取れない】
「まとまった時間が取れない」というのも、運動不足のママの多くの意見です。
赤ちゃんの時期は、少し運動しようと思ってもすぐに泣かれてしまうなど、赤ちゃんから目が離せないことありますよね。
また、子どもが保育園や幼稚園に行くようになると仕事が始まるママも多いため、ママは常に時間が足りていないのかもしれません。
運動自体がとても好きで、ママ自身の負担にならないのなら良いですが、無理に運動の時間を捻出する必要はありません。
少しの時間で効率よく適度な運動ができる方法を探してみましょう。
子育て中のママの運動不足の解消法
【家事をしながら運動を取り入れる】
なかなかまとまった時間をとれないママにおすすめなのが、家事をしながら運動を取り入れるという方法です。
・洗濯物を干しながらスクワット
・手足の伸びを意識して拭き掃除
・洗い物をしながらかかと上げ運動
など、特別な時間を確保しなくても運動できる方法はたくさんありますよ。
以下で、ひとつずつ説明していきます。
<洗濯物を干しながらスクワット>
洗濯物をカゴから出す際、かがむ姿勢になるのではなく、腰を落としてカゴから出すようにしましょう。
しっかり腰を落とすことで、その後立ち上がる際に自然とスクワットの効果が得られます。
洗濯物1枚1枚は重さもないため、ひざなどへの負担も少なく、簡単に始められますよ。
<手足の伸びを意識して拭き掃除>
床や棚、窓などの拭き掃除をする際はいつも以上に手足の伸びを意識しながら行ってみましょう。
特に窓拭きなどの高いところを拭く際には、手を大きく動かしてみてください。
二の腕や肩回りなど、普段使わない筋肉が使われてシェイプアップ効果も期待できますよ。
<洗い物をしながらかかと上げ運動>
洗い物をしながらかかとを上げ下げする運動をすると、アキレス腱やふくらはぎの筋肉が鍛えられる効果があります。
高負荷ではないので続けやすく、筋肉がつきすぎてしまったという心配もありませんよ。
洗い物以外にも、歯磨きをしながら行ったり、子どもの公園遊びを見守りながら行ったりと少しの時間でできる運動なのでおすすめです。
【子どもと遊びながら運動を取り入れる】
子どもと遊ぶ時には、意識して運動を取り入れるようにしましょう。
たとえば、
・スクワットをしながら赤ちゃんをあやす
・赤ちゃんと一緒になってはいはいをする
・飛行機ごっこなど体を使った遊びをする
・子どもと一緒におにごっこをする
・子どもと一緒に縄跳びをする
などは、比較的手軽に始められることではないでしょうか。
特に赤ちゃんの時期は、何をして遊べば良いのかわからないママもいるかもしれませんが、赤ちゃんを抱きながらスクワットをするだけでも赤ちゃんはご機嫌になることが多いですよ。
抱きながらのスクワットが不安なら、赤ちゃんを抱っこ紐に入れて行っても良いでしょう。
子どもが大きくなったら、公園や庭先で子どもの遊びを見守るのではなく、一緒になって運動をしても良いですね。
【「ちりつも」運動を意識する】
「運動」というと、長時間ランニングやウォーキングをしたり、ジムへ通ったりといったイメージが強いかもしれません。
しかし、ほんの少しの小さなことでも継続すれば結果が出てきますよ。
たとえば、
・朝起きたらラジオ体操をする
・トイレに行くたびにスクワットをする
・なるべく階段を使う
・寝る前にストレッチをする
など、簡単に続けられそうなことから始めてみましょう。
すぐには結果は出ませんが、日常のふとした時に「ちょっと体力がついてきたかも?」「少し体が締まってきたかも?」と感じられる日が来るはずですよ。
まとめ
適度な運動は、健康を促進するだけでなく、ママのストレス解消効果も期待できます。
時間がなかなかとれないかもしれませんがパパにも協力をしてもらって、ぜひ少しの時間でも運動する習慣を身につけましょう。
スポーツウェアを着てジムへ通うことだけが運動ではありません。
今回ご紹介した運動以外にも、日常の中で自分ができそうなことを探してみてくださいね。