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神経質すぎる育児が子どもに与える影響は?

はじめての育児でつい神経質になってしまう

わからないことだらけのはじめての育児に、ついつい神経質になってしまうのはよくあることです。

しかし、パパやおばあちゃんなどに指摘されると「自分の子育ては間違っているの?」と不安になってしまいますよね。

「おおらかに、少し適当な位がちょうど良い」と周りから言われ、このままでは子どもに悪影響があるのでは、と悩むママは多いようです。

 

そこで今回は、神経質すぎる育児が子どもに与える影響についてご紹介します。

神経質になりすぎないための対処法も併せてご紹介しますので、是非参考にしてみてください。

 

育児中に神経質になるのは当たり前!

子育て中のママが、神経質になるのは当たり前です。

1人の人間を育てるのに、適当になんてできませんよね。

 

まだなにもできない、話せない赤ちゃんを育てるのに、さまざまなことが気になって心配をするのは当然であり、それが親の愛ともいえます。

ママが神経質になることが子どもを守り、安全や安心に繋がる場合もあるのです。

 

また、子どもは親を見て育ちます。

ママが細やかな気づかいができ、きちんとしていれば、子どもにも良い影響を与えるでしょう。

 

ただ神経質になりすぎて、臨機応変な対応ができなくなると、一気に子育てがしにくくなります。

神経質になるのは悪いことではありませんが、ママがつらくならないように、さじ加減が重要なのではないでしょうか。

 

神経質すぎる育児が子どもに与える影響は?

育児中に神経質になるのはよくあることでも、度が過ぎると考えもの。

「神経質」は良くても「神経質すぎる」と、子どもへも少し心配な影響が出てくることもあるようです。

 

【子どもも神経質になる可能性がある】

子どもにも生まれ持った気質があり、ママが神経質な性格だからといって、必ずしもそれが遺伝するとは限りません。

しかし育った環境は、子どもの性格に大きな影響を与えます。

 

神経質すぎるママの元で育てば、物心つく頃にはそれが当たり前になり、子ども自身も心配性になったり、神経質になったりする可能性があるでしょう。

 

【失敗を経験できない】

神経質すぎるママがやってしまいがちなのが、失敗やちょっとした危険を、先回りして阻止してしまうこと。

失敗は子どもを成長させ、強くします。

 

ママが神経質になりすぎてそういった経験ができないと、失敗から立ち直ったり自分で危険を予測したりする力が育ちません。

 

【ママの顔色をうかがって行動してしまう】

神経質すぎる子育ては、子どもの行動を制限してしまうこともあるでしょう。

ママの「ダメ」が多すぎると、なにかをする前にはママの顔色をうかがい、自分の気持ちを出せなくなってしまう可能性があります。

 

まだ赤ちゃんの頃はなにも思わなくても、だんだんと成長すれば、子どもにとってストレスになりますよね。

 

【免疫力が育たない】

抵抗力が少ない赤ちゃん期なら、さまざまな菌への感染が心配なママは多いでしょう。

しかし神経質になりすぎて、ある程度成長しても必要以上の除菌をしたり、気になって出かける機会が極端に少なかったりすると、免疫力が育たない可能性があるようです。

 

【周りとの関係が悪くなることも】

子どもは成長するにつれ、ママやパパ以外との関わりが増えていきます。

神経質すぎる環境で育つと、食べものや遊びなどさまざまな面で周りの人との違いが生まれ、それがトラブルに繋がる場合があるでしょう。

 

育児中に神経質になりすぎないために

ご紹介した子どもへの影響は、成長して環境が変わり、たくさんの人との関わりを持つ中でもちろん変わっていきます。

ママが育児に関して神経質になりすぎたからと言って、必ず悪影響があり、それが一生続くわけではありません。

 

しかし神経質になりすぎるとママ自身がつらくなり、疲れてしまいますよね。

育児中に神経質になりすぎないようにするには、以下のようなことを心がけてみましょう。

 

【インターネットや育児書を見すぎない】

インターネットや育児書は、誰もに当てはまる内容ばかりではありません。

あまり振り回されず参考程度に考えておくと、気が楽になりますよ。

 

【先輩ママに相談する】

子育ての悩みを相談するのは、少しだけ年上の子どもを持つ先輩ママがおすすめです。

神経質になってしまう気持ちも理解してくれ、それを乗り越えたママのリアルなアドバイスが聞けるかもしれません。

 

【子どもと離れて息抜きをする】

神経質になりすぎてつらい時は、少し子どもと離れて息抜きをしましょう。

我が子といえど、小さな子どもとずっと一緒だと息が詰まり、余計に神経質になってしまいます。

 

【仕方がないと割り切る】

ママのストレスが溜まらない程度であれば、仕方がないと割り切るのもひとつの方法です。

育児にもすっかり慣れ、余裕ができたら変わるかもしれません。

それまでは、神経質とうまく付き合ってみましょう。

 

まとめ

育児中にママが神経質になるのは、子どものことを思うからこそ。

しかし度が過ぎたり、ママのストレスになったりするのは問題です。

 

また神経質は悪いことではなく、良い面もあるため、マイナスではなくプラスに考えましょう。

急には変えられませんが、穏やかに育児をするために、少しのことなら「まぁ、いいか」と思える心の余裕を持てたら良いですよね。

この記事を書いたライター

中岡ゆり
中岡ゆり

5歳と2歳の男の子を育児中のママライター。ワンオペの毎日は大変ですが、バタバタと賑やかに過ごしています。 現在はパートをしながら、在宅ライターとしても活動中。ちょっとしたことで不安になり、心配していた0歳児育児。 同じように悩むママたちが、今しかない赤ちゃんとの貴重な時間を安心して楽しめるきっかけになるような記事をお届けしたいと思います。

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