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赤ちゃんとのお散歩の5つのメリット

赤ちゃんとのお散歩の5つのメリット

赤ちゃんとのお散歩のメリットとは

赤ちゃんとおうちの近くをゆっくりお散歩するのを楽しみにしているママやパパも多いのではないでしょうか。
季節や気候にもよりますが、生後1ヶ月くらいから無理のない範囲で少しずつお散歩による外気浴を楽しむことができるようになりますね。

 

歩育(ほいく)」という言葉があるように、歩いて自然や社会に触れることによって得られるメリットはたくさんあります
もちろん、歩けるようになる前、抱っこやベビーカーでのお散歩でもたくさんのメリットがあるんですよ。

 

今回は、月齢が小さな赤ちゃんとのお散歩で得られるメリットを5つご紹介します。

①体が丈夫になる

夏の汗ばむ暑さや湿度、そして冬の冷たく乾燥した空気。
これらの外気に触れることによって、赤ちゃんの皮膚や肺機能は刺激を受け、少しずつ鍛えられていきます

 

また、空気中の細菌やウィルスを少量ずつ吸い込むことによって、免疫機能も高まっていきます
生後6ヶ月くらいになると胎内でママからもらった免疫機能が低下していく時期なので、赤ちゃん自身で免疫機能を高めていく必要がありますね。

 

そして、日光を浴びることによってビタミンDの体内生成を助ける効果も期待できます。
ビタミンDはカルシウムの吸収を高める働きがあるので、骨の成長を助け、ビタミンD欠乏症(くる病)予防にも役立ちます
母乳やミルクからも摂取できますが、日常のお散歩程度の日光浴でも皮膚でビタミンDを生成できるのです。

 

これらのうれしい効果がありますが、あまりに長時間のお散歩は紫外線の影響や脱水などに注意が必要です。季節にもよりますが、30分くらいで切り上げるのが良いでしょう

②好奇心や五感が刺激される

お散歩中は、自然の風や光などを全身で感じることができます。
また、おうちにはない景色が広がり、おうちにはない音や騒音を耳にすることもあります。
絵本でしか見たことがなかった犬も、本物を見ることによってその鳴き声や大きさを認識することができます。

 

このように、赤ちゃんの好奇心や五感を刺激するものと出会えるのもお散歩のメリットでしょう。

 

赤ちゃんは三次元の世界により多く触れることによって、空間認識力を鍛えることができるそうです。
これは、絵本や動画など二次元からの情報だけでは得られないものかもしれませんね。

 

ただし、刺激を与えすぎると、脳が興奮して夜泣きの原因となることもあります
いきなり犬のそばに近づいたり、遊んでいる子どもたちの近くに寄ったりしないように気を付けましょう。

③生活リズムが整う

朝、目が覚めたらカーテンを開けて日の光を浴びることで生活リズムが整うという話を聞いたことがあると思います。
お天気が良くない日でも、外の明るさや外気を取り入れることで体が目覚めることができるそうですよ。

 

新生児のうちは、昼も夜も関係なく寝たり起きたりの生活ですが、生後6ヶ月を過ぎる頃から昼夜の生活リズムが徐々に整ってきます。
そしてその手助けをしてくれるのがお散歩です。

 

お散歩で日の光や外気を浴び、外の世界の刺激を五感に受けることによって、ほどよく疲れた赤ちゃんは寝つきが良くなり、夜にまとまって眠ってくれるようになっていきます。
また、午前中はお散歩、午後はおうちで昼寝と遊び…というように、基本的なスケジュールを立てることによって生活リズムが整えることができます

④コミュニケーションの基礎になる

まだ言葉を理解できない赤ちゃんとのお散歩でぜひ実践してほしいのが「声掛け」です。
赤ちゃんの成長には大人からの声掛けが欠かせません。さまざまな風景を見ながら

 

「ママとお散歩しようね」
「今日は暖かいね」
「きれいなお花だね」

 

と話しかけることで、赤ちゃんとママのコミュニケーションになります。

 

また、お散歩でのワクワクする気持ちとママの声が結び付くことにより、「ママといると楽しいな」と思ってくれるようになるかもしれませんね。

 

せっかくの赤ちゃんと2人だけの時間ですから、スマホの操作は少しお休みして、赤ちゃんの表情をよく見て、また、ママの顔や表情も良く見せてあげましょう。

⑤気分転換やリフレッシュになる

赤ちゃんとの生活は楽しいけれど、忙しさからイライラしたり少し気分が沈む時があるかもしれません。
そんな時にぶらぶらと赤ちゃんとお散歩するだけでもストレス発散や気分転換になることがありますよ。

 

ただし、「お散歩に行く」こと自体がストレスになっては元も子もありません。
メリットの多いお散歩ですが、赤ちゃんの体調や機嫌が悪かったり、ママの気分が乗らない日はパスしても大丈夫です。
気負わず、無理にない範囲で続けていくことが楽しいお散歩のコツかもしれません。

まとめ

メリットがたくさんの赤ちゃんとのお散歩、いかがでしたか?
気分転換の項目でも書きましたが、お散歩に行くこと自体がストレスにならないように工夫しましょう
あまり外に出たくない日は取りやめにしたり、ベランダで日光浴するだけでも良いのです。

 

パパがおうちにいる日は、家族みんなでお散歩するのも良いですね。
そして、パパと赤ちゃん2人でのお散歩にもぜひ挑戦してみてくださいね。

この記事を書いたライター

北村 美涼
北村 美涼

関西在住、1男1女を持つワーキングママです。 産休、育休、フレックス、時短、在宅、テレワーク、といろいろな勤務体系経験済み! ハワイとたこ焼きと太陽の塔が大好き!どれも私のパワーのみなもとです。

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