赤ちゃんはいつから電車に乗る?
赤ちゃんとの電車でのお出かけ、いつ頃から考えていますか?
住んでいる地域によっては、比較的低月齢時から電車に乗る機会があるかもしれません。
今回は、そんな赤ちゃんと一緒に電車に乗る時のコツや、準備物についてまとめました。
赤ちゃんの電車デビューはいつから?
赤ちゃんが電車デビューするのは、いつ頃がいいでしょうか。
【電車乗車の年齢制限はない】
どの鉄道会社でも、乗車の年齢制限等は特に設けていません。
そのため、生後0ヶ月の赤ちゃんでも乗車可能です。
しかし、生後0ヶ月の新生児期間は、様々な感染症を防ぐために自宅で過ごすことが勧められている期間。
電車にはたくさんの人が乗りますし、温度変化や騒音など、赤ちゃんが不快に思う刺激も多いです。
できれば1ヶ月健診を終え、医師から「外出してもOK」だとの診断を受けてから乗るようにするといいですね。
赤ちゃんと電車に乗る時のコツ
赤ちゃんと電車デビューすることになったら、以下のようなコツを抑えておくとスムーズに電車利用できますよ。
【時間に余裕を持ち、空いているときに乗る】
まず、赤ちゃんと電車に乗る時には、時間に余裕を持って乗りましょう。
電車に乗っていると、慣れない環境や温度の変化で、急に赤ちゃんがぐずり出すこともあります。
多少のぐずりはおもちゃなどで気をそらせたり、あやしたりすると落ち着くこともありますし、周りも温かい目で見てくれるかもしれません。
しかし、あまりにもぐずるようなら、一度下車することも考えましょう。
赤ちゃんが落ち着いたら再度乗るという選択でも可能なように、時間に余裕を持って出かけるのが一番です。
そして、できるだけ通勤退勤ラッシュの時間は避けましょう。
人混みで赤ちゃんが圧迫されてしまう危険もありますし、そのことで赤ちゃんが不快に感じて酷くぐずってしまうことも考えられます。
時間に余裕を持ちながらも、空いている時を狙って、乗車できるよう計画を立てるのがコツです。
【抱っこ紐とベビーカーを併用する】
電車を利用するときには抱っこ紐、ベビーカーの両方を併用するのがおすすめです。
最近では、混雑時以外はベビーカーを畳まず乗れるスペースが電車内に用意されている場合も増えてきましたが、やはり少し混んでいるとベビーカーは畳んで抱っこする必要があります。
そんな時に便利なのは抱っこ紐。荷物やベビーカーを持ちながら、赤ちゃんを抱っこできます。
エレベーターがない駅での移動、電車の乗り降りの時にも、抱っこ紐があればスムーズです。
【駅のエレベーターの位置を確認】
駅のエレベーターの位置を予め確認しておくのもコツの1つです。
できるだけベビーカーでの移動の時間を少なくするためです。
駅のバリアフリー情報をチェックできるアプリなどもあるので、参考にしてみてください。
【乗車前に授乳・おむつ替えを済ませる】
乗車前には授乳、おむつ替えを済ませておきましょう。
お腹が空いたり、おむつが不快だったりが原因で電車内でぐずるのを避けるためです。
【お昼寝時間に合わせる】
また、乗車時間を赤ちゃんのお昼寝時間に合わせるのもおすすめ。
寝ている間に移動すれば、ぐずる心配も少し減りますね。
赤ちゃんとの電車移動の際の準備物
赤ちゃんとの電車移動の際にはどのような準備が必要でしょうか。
【おもちゃは音の鳴らないものを】
赤ちゃんが途中でぐずってしまった時のために、おもちゃを持っていく人も多いと思いますが、音が大きく鳴るおもちゃは周りの人に迷惑がかかることもあります。
布絵本や布のおもちゃなど、音の鳴らないおもちゃを持っていくといいでしょう。
【おやつ、飲み物は簡単なものを】
電車内の飲食はほとんどの鉄道会社で禁止されてはいませんが、周りの方の迷惑になったり、電車内を汚してしまうようなものは当然NG。
匂いのする食べ物、ボロボロこぼれてしまうおやつなどは避けた方がいいでしょう。
ぐずった時などにさっと食べられる赤ちゃんせんべいや、ストローマグで飲み物を持っていくといいでしょう。
長時間移動の場合は、途中で授乳が必要になるママも。
列車内に多目的室など授乳可能な場所があるのか確認しておき、ないようであれば授乳ケープを用意しましょう。
【脱ぎ着しやすい服を着せる】
電車の中は冷暖房が効きすぎている場合もあります。
そのため、暑い、寒いに対応できるよう、羽織ものを用意するといいでしょう。
気温に合わせて脱ぎ着しやすい服を予め着せておくのもいいですね。
【赤ちゃんの乗車料金を確認】
1歳未満の赤ちゃんはほとんどの鉄道会社で料金は無料。
1歳~6歳の就学前の子どもも、基本無料です。
しかし、以下の場合は料金がかかることもあります。
・指定席など子どもの席が必要な場合、料金が必要
・大人1人に3名以上の1~6歳までの幼児が乗る場合、3人目から料金が必要
他にも鉄道会社によってルールが異なる場合があるので、乗車前に確認し、必要なら用意しましょう。
まとめ
赤ちゃんとの電車デビューは赤ちゃんが電車の中でぐずらないか、スムーズに乗車できるかなど、心配することもありますよね。
そんな時は今回ご紹介したコツをぜひ参考にしてみてください。