子育て家庭のソファ選び
リビングにあるとリラックスができ、快適に過ごせるソファ。
赤ちゃんがいるママにとっても、授乳中はソファがあると楽な姿勢で過ごせるので、購入を考えている方もいるかもしれませんね。
しかし、赤ちゃんが成長して寝返りが始まったり、よじ登りができるようになったりすると、リビングにソファがあると危険なのでは?と心配にもなると思います。
実際、ソファからの転落事故は、赤ちゃんがいる家庭でも度々報告されている事故です。
これまで座面が高いソファを愛用していたご家庭では、赤ちゃんが生まれたことをきっかけに、子育て世代に合ったソファの買い替えを検討してみてもいいかもしれません。
どのようなソファを選べばいいのか、一緒にポイントを押さえていきましょう。
子育て中のソファ選び①:安全性を重視
子育て家庭で、特にお子さんが赤ちゃんのうちは、万が一の事故を考慮し、安全性を最も重視してソファを選ぶのがいいでしょう。
赤ちゃんにとって安全性が高くなるソファとは、以下のものになります。
【床との段差が少ないものを選ぶ】
ソファからの転落は、どんなにママが気を付けていても少しでも高さがある限りは、完全に防ぎきれるとは言い切れません。
万が一転落事故が起きてしまっても大ケガに繋がらないよう、ソファはなるべく床との段差が少なく低いものを選ぶのがいいでしょう。
【ひじ掛けは固くないものを選ぶ】
ひじ掛けが固い木のタイプだと、隙間があるため赤ちゃんが転落したりぶつかったりする危険性があります。
ひじ掛け部分もふわふわしていて張地でくるまれているタイプは、赤ちゃんの転落防止にもなり、ぶつかっても痛みがないので安心です。
【ロータイプのソファを選ぶ】
ソファに脚が付いていると、赤ちゃんがはいはいした時に下に潜ってしまう恐れがあります。
なるべく脚の低いロータイプのソファか、脚がないフロアソファを選びましょう。
子育て中のソファ選び②:衛生面を重視
赤ちゃんの肌に直接触れるソファですから、衛生的に使えるものを選んであげたいですね。
それに、子育て中はソファを頻繁に汚します。
食べこぼしや吐き戻しの他にも、トイレトレーニングがはじまるとおしっこを漏らしたり、時にはペンで落書きしてしまったりする子もいます。
衛生的に使えるソファを選ぶようにしましょう。
お手入れのしやすさで選ぶと、赤ちゃんがたとえ汚したとしても、ママのストレスも軽減されますよ。
【カバーを装着する】
子育て中にソファを使う時には、カバーは不可欠とも言えるかもしれません。
汚れてしまっても頻繁にお洗濯ができるよう、専用のカバーがあるもの、もしくは、別売りでもカバーが装着できるタイプのソファを選ぶのがおすすめです。
【拭き取れる素材を選ぶ】
皮や合皮素材でしたら、食べこぼしなどはある程度拭き取ることが可能です。
ダニも繁殖しませんし、埃も取り除きやすいので、赤ちゃんのトレイトレーニング中やいたずらに気を付ければ、衛生的に使いやすいソファと言えるでしょう。
インテリアとしてこだわりたい方にもおすすめです。
子育て中のソファ選び③:ゆとりがあるか
ソファは家族がくつろぐために使うものです。
理想としてはゆったり座れるものや、赤ちゃんが成長した時にのびのび過ごせるサイズを選びたいですね。
ソファのサイズは、奥行き、幅、高さ…この3つのポイントを見ながら、くつろぎやすさや座り心地の良さも考えながら選んでいくと失敗が少ないです。
《奥行き》
約80cmくらいあるとママが座ってもゆったりとくつろげます。赤ちゃんも奥行きがあった方が座りやすいと思いますよ!
《高さ》
一般的に座面の高さが、20cm以下のものをローソファと言いますので、そのくらいの低めのものの方が、赤ちゃんがソファ下に潜る危険がありません。
また、万が一、座面から落下してしまっても、大きな事故にならずに済むこともあるでしょう。
《幅》
ソファの横幅は、お部屋の広さによっても変わってきます。
大人がゆったり座れるのは180~200cmくらいですが、逆にソファを置くことでお部屋が狭く感じてしまうのであれば、もう少し小さめのタイプを選ぶと良いでしょう。
子どもが小さいうちは、お家のなかで元気に遊びまわることも考えられますから、ソファを置いてもお部屋にゆとりができるものを選ぶといいですよ。
子育て中のソファ選び➃:買い替えも視野に入れて
子どもがいる家庭では、ソファを汚したりジャンプをしたりすることもあるため、子どもがいない家庭に比べるとソファもへたりやすくなってしまいます。
長く使うよりも、子どもが安全に快適に過ごせることを優先して、成長と共に買い替えることも視野に入れてソファを選んでもいいでしょう。
赤ちゃんのうちは高額なソファではなく、ある程度値段を抑えて購入するのも方法です。
まとめ
安全や過ごしやすさを考慮しながら、子育て家庭におすすめのソファ選びのポイントを押さえてきました。
ソファを使用する際には下に絨毯やマットなどを敷き、赤ちゃんのケガの予防にも、十分に努めていきたいですね。
選び方を参考にしながら、ご家庭に合ったソファを探してみてくださいね。