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布おむつの洗い方やつけおきの方法

布おむつ育児のメリット

布おむつは洗って繰り返し使えるため、節約やエコの面でも、赤ちゃんの育児におすすめのアイテムです。
さらに布おむつは紙おむつに比べて、濡れた時の不快感が赤ちゃんにも分かりやすく、個人差はありますが成長と共に自分でおむつ交換のタイミングを教えてくれるようになったり、布パンツへの移行がスムーズに行える傾向にあるようです。

 

おむつ交換の回数も増えるので、ママと赤ちゃんとの触れ合いの時間が多くなるということも、布おむつ育児のメリットといえるでしょう。

 

布おむつは排泄物で汚れるものなので、心配なのがお洗濯の方法ではないでしょうか。
少し手間ではありますが、布おむつの洗い方をしっかりマスターして取り入れていけるといいですね。

 

布おむつ育児で必要なもの

まずは、布おむつ育児に必要なもの、お洗濯に必要なもの、あったほうが便利なものなどをおさえておきましょう。

 

・布おむつとカバー…布おむつカバーはテープタイプとパンツタイプがあります。成長に合わせて選ぶといいでしょう。

 

・バケツ…おしっこ用とうんち用に2つ用意します。つけおきと臭い予防のためにも、蓋が付いているタイプがいいでしょう。

・洗剤…重曹、セスキ炭酸ソーダ、クエン酸、赤ちゃん用洗剤、固形石鹸などを使います。

 

・紙おむつ…お出かけ時は布おむつはかさばり、臭いも気になるので、紙おむつも用意しておきましょう。災害時用のためにも、用意しておきたいです。

 

布おむつの洗い方《おしっこの場合》

おしっこで汚れてしまった場合の布おむつの洗い方です。
布おむつは汚れたら都度洗濯機で洗っていては大変ですので、ある程度数が溜まったら洗うようにしましょう。

 

【つけおきする】
つけおき用バケツに、ぬるま湯を入れておきます。
赤ちゃんのおむつ交換が済んだら、バケツに布おむつを入れるだけです。
つけおきをせずそのままバケツに入れておくと、カビの原因となってしまいます。

もしママが大変でなかったら、つけおきする前に水で軽く洗い流すとより衛生的ですね。

 

《つけおきの洗剤》
つけおきの時に洗剤を混ぜて漬けておくことで、汚れの落ちが良くなります。

 

・重曹…水に溶けにくいですが、汚れを浮かせる効果や脱臭効果があります。

・炭酸セスキソーダ…水に溶けやすく、汚れを落としやすくなるのに肌には優しいので、つけおきに最適です。

・クエン酸…おしっこのアンモニア臭を中和してくれるので、おしっこのバケツのにおいが気になる場合におすすめ。

 

水の溶けやすさや汚れの落ちは洗剤によって違いがありますので、ママの使いやすいものやうんち、おしっこ用と使い分けてもいいでしょう。

 

【洗濯機で洗う】
布おむつの数がある程度溜まったら、つけおきしていたものを水洗いしてから洗濯機に入れ、赤ちゃん用の洗剤で洗いましょう。
なお、布おむつはつけおきしたまま放置しないよう、毎日洗う時間を決めて、一日一回は洗濯機を回すようにしてください。

 

【日干しをする】
天気がいい日は日干しをすることをおすすめします。
紫外線の効果で、布おむつが白くなりますし、カビの予防にもなります。

季節や天候の関係で部屋干しする場合は、しっかり乾かせるよう扇風機や除湿器、乾燥器を使うなどの工夫をしてください。

 

布おむつの洗い方《うんちの場合》

うんちの場合、汚れがひどい分少し手間が必要になります。

 

【うんちを洗い流す】
うんちはトイレットペーパーなどでふき取ってトイレへ流し、布おむつに残った分は水洗いしておきましょう。
汚れがひどい場合、石鹸や洗剤を使って軽くもみ洗いをしておきます。

 

【つけおきする】
つけおき用バケツにぬるま湯を入れておきますが、うんち用のバケツには先ほど紹介した洗剤を混ぜておいた方が、臭いを押さえられたり汚れが落ちやすくなります。
気にならないようでしたら、おしっこ用のバケツと一緒でも構いません。

 

【洗濯機で洗う】
水洗いしてから洗濯機に入れ、赤ちゃん用の洗剤で洗います。
この時にはおしっこ用のおむつと分ける必要はありませんので、まとめて一緒に洗ってしまいましょう。

 

この後の工程は、おしっこの布おむつと一緒です。

 

【汚れが落ちない場合】

つけおきや天日干しをすることで、布おむつの汚れはある程度落ちるのですが、染みになった部分が気になる場合、漂白剤を使っても構いません。

多用すると布おむつの繊維が弱りますので、どうしても落ちない場合にのみ使い、すすぎはしっかり行うようにしてください。

 

布おむつカバーの洗い方

布おむつのカバーですが、防水加工がされているので、つけおきはできません。

 

【布おむつカバーを手洗いする】
特に目立った汚れがなければ、布おむつを洗濯機に入れる前に水洗いしますので、それらと一緒に水洗いをしておきましょう。
うんちなどの汚れが付いていたら、洗剤や石鹸を使って洗い流しておきます。

 

【洗濯ネットを使う】
布おむつカバーは丈夫なマジックテープがついており、カバー同士でくっついたり毛玉の原因になることもあります。
洗濯の際はネットに入れて洗うことをおすすめします。

 

【洗濯機で洗う】
布おむつと一緒に洗濯機で洗いましょう。
色落ちが気になるデザインでしたら、下洗いもすることですし、布おむつ以外の他の洗濯物と一緒に洗ってもいいでしょう。

 

【天日干しする】
布おむつと同様、しっかり日干しをします。
防水加工が付いていると乾きにくくカビが生えやすいので、内側部分がしっかり空気に触れるように乾かしてください。

 

まとめ

布おむつの洗い方の工程は、こうして見てみると手間に見えるかもしれませんが、工程を覚えてしまえばそんなに大変でもないですし、洗濯機で洗うこともできるので、ママの負担はそこまで大きなものではないかと思います。

 

紙おむつを使ったケースに比べても、かなりの節約が期待できますし、紙おむつを頻繁に購入するのも意外と大変ですよね。
布おむつ育児、ぜひ取り入れてみてくださいね。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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