https://www.babys-care.net/life/

赤ちゃんのための秋の乾燥対策

赤ちゃんは秋も乾燥対策をしっかりしよう

夏が終わり、だんだんと過ごしやすくなってくる秋。

紫外線や汗による肌荒れ対策に追われていたママも、少しほっとしているのではないでしょうか。

 

日差しが柔らかく汗をかく機会も減る秋は、赤ちゃんの肌にとって快適な季節のイメージですよね。

寒くなり乾燥が気になる冬までは、保湿もおろそかになりがち。

しかし秋は既に乾燥しやすく、赤ちゃんの乾燥対策が必要な時期なのです。

 

そこで今回は、赤ちゃんの秋の乾燥について調べてみました。

赤ちゃんの乾燥肌は気になりますよね。

早めに対策を始めることで、赤ちゃんの肌の乾燥を予防できるかもしれません。

具体的な乾燥対策についてもご紹介しますので、これからの季節の赤ちゃんのスキンケアに悩むママは、是非参考にしてくださいね。

 

赤ちゃんが秋も乾燥対策が必要な理由

赤ちゃんの乾燥に注意が必要なのは、寒い冬だけではないのでしょうか?

 

秋は気温と共に湿度が下がり、既に冬同様に空気が乾燥しているのです。

住んでいる地域や天気にもよりますが、夏場は70%~80%近くあった湿度が10月には60%台、11月に入ると60%を下回ることもあります。

湿度が60%以下になると、肌は乾燥しやすくなるようです。

寒くなって暖房を使いだしたら、部屋の中はさらに乾燥しますよね。

 

赤ちゃん特有の肌状態も関係しているでしょう。

生まれたばかりの赤ちゃんは皮脂分泌が活発ですが、生後3ヶ月を過ぎると皮脂の分泌も少なくなり水分が蒸発しやすい状態になります。

赤ちゃんの肌は潤っているように見えますが、実は乾燥肌なのです。

また肌の水分保持機能が未熟なのも、乾燥しやすい原因の1つと言えます。

 

そのため空気の乾燥が始まっている秋から、乾燥対策をしてあげることが大切です。

しっかりと対策をして、すべすべの肌を保ってあげたいですよね。

 

赤ちゃんの秋の乾燥はこんな症状に注意!

秋には既に始まっている赤ちゃんの乾燥肌。

皮膚が薄く刺激を受けやすい赤ちゃんの肌は、乾燥によってバリア機能が低下して肌荒れを起こしがち。

対策をしなかったり放っておいたりすると、さまざまな肌トラブルを引き起こします。

 

・赤み

・痒み

・カサカサ、ザラザラ、粉吹き

・湿疹

 

顔に限らず乾燥が進むと、皮膚の表面の角層に微細なひび割れができ、カサカサしたりザラザラしたり、粉が吹いたようになることも。

赤みや痒み、湿疹も乾燥が原因で起こる症状のようです。

 

また潤っている赤ちゃんの健康な肌は、吸いつくようなモチモチの感触。

サラサラしている場合も、乾燥が始まっており注意が必要です。

 

乾燥が気になる季節は赤ちゃんが痒がる様子はないか観察したり、着替えやお風呂の時に肌チェックをしたりすると良いでしょう。

 

赤ちゃんの秋の乾燥対策

赤ちゃんの秋の乾燥対策をご紹介します。

 

【保湿する】

乾燥対策には、とにかく保湿が重要です。

クリームや乳液、ローションなどいろいろなタイプがありますが、赤ちゃんの肌に合うものを選んでくださいね。

乾燥する所を中心に全身にたっぷりと、細かい部分も丁寧に塗りましょう。

しっかり保湿をすると、乾燥を予防したり改善したりするだけでなく、肌のバリア機能が整いさまざまな肌トラブルを防ぎます。

 

入浴後は水分が蒸発しやすいため、できるだけ早く保湿をしてあげましょう。

乾燥が気になる場合は朝のお着換えの時など、1日に何回も保湿すると良いですよ。

 

 

【お風呂はぬるめの温度で】

清潔で健康な肌に欠かせないお風呂。

しかし熱めのお湯は、潤いを守る皮脂まで洗い流してしまい乾燥を招きます。

肌の保湿成分が流れるため、長湯もおすすめできません。

乾燥が気になる時期のお風呂は、39℃~40℃のぬるめのお湯にサッとつかる程度が良いでしょう。

 

 

【優しく洗う】

ゴシゴシと力を入れて洗うと肌が傷ついてしまうため、顔や体の洗い方にも注意が必要です。

肌に負担の少ない石けんやボディソープを選び、良く泡立ててこすらず優しく洗います。

肌のバリア機能を守るためにも「こすって洗う洗いすぎ」や「洗い残し」に気をつけましょう。

 

 

【加湿器を活用する】

乾燥が気になったり暖房を使ったりする時期は、加湿器を活用すると良いですよ。

肌の潤いを保って快適に過ごせる、50%~60%が目安です。

 

湿度が低いと肌が乾燥するだけでなく、ウイルスや細菌が活動しやすくなります。

加湿器を使って部屋の湿度を保つことで風邪予防にもなり、一石二鳥ですよね。

 

まとめ

秋の空気は思った以上に乾燥しており、赤ちゃんの肌は乾燥しがち。

潤いのある肌を保つために日ごろから対策と保湿ケアをしっかりとして、赤ちゃんの肌を乾燥から守ることが大切です。

 

自宅での対策や保湿ケアで乾燥を予防したり、軽度の肌トラブルであればすぐに良くなったりすることもあります。

しかしなかなか改善が見られず悪化する場合は、自己判断せず早めに医師に相談しましょう。

なるべく早く対応すると、その後の治りも違うはずです。

 

毎日の積み重ねとママの小さな努力が、ツルツルで健康な赤ちゃん肌を作ります。

手で優しく保湿ケアをすると、赤ちゃんとのコミュニケーションやリラックスタイムにもなりますよね。

乾燥しがちなこれからの季節、しっかりとケアをしてトラブルのない肌を保ってあげましょう。

この記事を書いたライター

中岡ゆり
中岡ゆり

5歳と2歳の男の子を育児中のママライター。ワンオペの毎日は大変ですが、バタバタと賑やかに過ごしています。 現在はパートをしながら、在宅ライターとしても活動中。ちょっとしたことで不安になり、心配していた0歳児育児。 同じように悩むママたちが、今しかない赤ちゃんとの貴重な時間を安心して楽しめるきっかけになるような記事をお届けしたいと思います。

赤ちゃん成長ナビとは?

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビでは、生後まもなくから1歳になるまでの赤ちゃんの月齢別成長度合いや育児のポイントについて紹介しています。
生まれたばかりの赤ちゃんがいる新米ママはもちろん、もうすぐで赤ちゃんが生まれてくるプレママや将来的に赤ちゃんが欲しいと考えている方に、妊娠・出産・子育てに関する情報をお届けすることで、安心して赤ちゃんと向き合えるお手伝いをしたいと考えています。

[適用テンプレートファイル名]single.php